PENTAX SP / SP II / SPF ―― SP II が使っていて気持ちいい

フィルムカメラ

ども、MrBachLover(バッハラバー)です。最近、フィルムカメラにどハマり中です。フィルムカメラを触っていると、「性能が高い」よりも、「使っていて心地よい」かどうかの方が、ずっと大事だと気づく瞬間があります。PENTAX SP, SP II, SPF の3つの中ではSP II をおすすめする理由など、綴ってみようと思います。

レモンちゃん
レモンちゃん

使って心地よいのも大事だけど、写りなんじゃないのー?

わたくし
わたくし

フィルムカメラの写りは、結局レンズとフィルムで決まるから、ボディは使い心地が優先するんだよねー。(レンズ絞り開放を使う場合はシャッタースピードの最高速度も影響します)

PENTAX SP シリーズは、
まさに「使って心地よい」の代表例です。

SP を購入した理由とボタンの掛け違い

最初に手に入れたのは PENTAX SP
1/1000 秒まで切れるシャッター、
豊富なレンズ群を擁するM42 マウントです

さすが単独機で初めて100万台を突破した名機だけあって、
見た目、操作感、いずれも“正統派一眼レフ”という佇まいです

ただ、ひとつだけ気になる点がありました

露出計の反応がどうもおかしい

シャッタースピードおそくして、絞りを開放にして、
明るいところで測光したんですが、反応しないのです

「うーん、これは露出計がダメのハズレ個体なのか……?」

勘違いから SP II を購入

そこで購入しtのが SP II

せっかく買うなら進化形がいいよねー

SP II の主な改善点は次の通り

  • ファインダーが、より明るく見やすくなった
  • 内部のメカの精度が向上(シャッター音の音程が一段高くなった)
  • 露出計の回路安定性能向上

特にファインダーは中心部の
二重像(一眼レフにも二重象部分がある)のキレ、
二重像周りのマッド領域は、
とってもレベル上がってる気がしました

フォーカスが合った瞬間の、
「ゾワッ」の感じがSPと比べて一段上って感じです

天然発動:電池の向き間違えてたことが判明

ところが、あとから冷静にネットで調べて
SP 露出計の反応がないことの理由を発見!

原因は、電池の向きを上下逆に入れていたこと
でした(汗たら〜)

うーん、SP II もう届いてるし。。。

まあ、2台持ちも良いかなー

SPF の存在を知る

さらに調べていくと、
SPF というモデルがあることを知りました

開放測光――つまり、絞りを開けたまま測光できる仕様

確かに便利そう
合理的だし、速い

でも同時に、こうも思いました

それって、便利だけど、面白くなさそう

SPF が悪いわけではありません
価値をどこに置くか、ただそれだけのことです

絞り込み測光の「使ってる感」

SP / SP II の絞り込み測光は、
シャッターを切る前に、
レバーを操作して、
レンズが「キュッ」と絞られ、
ファインダーが一瞬暗くなる

絞り込んだ時の反応こそが、
フィルムカメラ体験であり、
写真を撮っている、という実感が湧く源でもある

とくに SP II は、

  • シャッター音が明らかにキビキビしている
  • メカ精度が一段上がった印象
  • 露出計の測光範囲が広く、暗部・明部ともに安定している

同じ Super Takumar を付けていても、
SPとのカメラ側の完成度の差が、確かに伝わってきます

作例:Super Takumar 35mm f3.5 × SP

※写りは SP II と本質的に同じです
 レンズとフィルムが作る世界観を感じてください
 (フィルム:Kodak UltraMax 400)

江ノ島公園の噴水

江ノ島公園の噴水

トーンが、とにかく昭和。

少し緑がかり、
コントラストも控えめ
まるで、おじいちゃんのアルバムに挟まっていそうな一枚です

派手さはない
でも、時間がにじんでいる

手水舎

江ノ島神社の手水舎

暗部が、しっかり暗い

潰れないのに、
無理に持ち上げない
フィルムが「影を影のまま」残してくれる感じがたまりません

デジタルでは、つい救いたくなる部分を、
Super Takumar は淡々とそのまま写します

神社

江ノ島神社散策

江戸時代――とまでは言わないまでも、
現代のノイズが消えた世界観があります

解像で語らない。
色も盛らない。
「そこにあった空気」を、静かに置いていく

Super Takumar の美点は、まさにここでしょう

まとめ:エラーが進化を招く話

SPを購入するも、電池向き間違い(=エラー)が発生し、
SP II を購入(=進化)しちゃて、
更に、SPFとの違いを知った上で、
ユーザ体験(UX)はどっちが良いかを検討した結果、
SP II を選んだのです

これは、進化論!?
かもしれない(笑)

使っていて一番気持ちいいのは SP II だなー
って思っています

  • 絞り込み測光という“ひと手間”が楽しい
  • メカの完成度が高く、操作が軽快
  • SPの露出計より信頼性が高い

利便性ではなく
写真を撮る行為そのものを体験として味わいたい人には、
SP II はちょうどいい相棒だと思います

ではでは〜

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