なぜ、Sony α6400 はエントリー名機なのか―― Konicaの思想を受け継ぐAPS-C機

ミラーレス一眼
SONY α6400 ダブルレンズキット 本体とレンズ2本

ども、MrBachLover(バッハラバー)です。
最近はフィルムカメラにどっぷり浸かっていますが、実はブログを書き始めた頃から、
ずっと手元に置いているデジタルカメラがあります。

それが Sony α6400 です。

最新機でも、ハイエンドでもありません。
それでも私は、α6400を「完成したエントリー名機」だと思っています。

レモンちゃん
レモンちゃん

ミラーレス一眼の中でもα6400は発売時期がかなり昔だったんじゃない?
お手頃価格だけど、機能はもう時代遅れでしょ?

わたくし
わたくし

レモンちゃん、本当にそう思うの? ファインダーとかフラッシュとか、時代遅れでもなんでもないし、オートフォーカスの性能は今でも十分戦えてるんだよ。

α6400が“エントリー名機”である理由

α6400の特徴を並べると、実に堅実です

  • ファインダーをきちんと持っている
  • フラッシュを内蔵している
  • ミラーレス入門機の中でも価格は最安レベル
  • APS-Cセンサーの特性がとてもフラット
  • AIオートフォーカスを搭載
  • ファームウェア更新が継続的に行われ、実質「現役モデル」
  • セット販売されるキットレンズは

奇抜さはありません
でも「ないと困るもの」は、すべて入っている

ここが重要です。

α6400は、スペックで誇るカメラではなく、使われるためのカメラなのです

Konicaという思想 ―― 小西六から続く系譜

ここで、話は一気に時代を遡ります

1950年発売のカメラ Konica I(小西六) の思想は、
とても一貫していました

  • 大衆にもカメラ文化を届ける
  • 大衆が「ギリギリ買える」価格帯で出す
  • 性能は世界最高水準(ライカ)に迫る
  • レンズ一体設計で、トータルバランスが優れる
  • 写りを盛らない
  • 劇的ではないが、記憶に残る色を出す

コニカはカメラだけでなくフィルム、プリントなど、
写真に関わるもの全般を扱うメーカーで、
特に さくらカラー が秀逸でした
(1970年まで国内シェアトップ)

広告宣伝フレーズは、

「空は青く、木々は緑に、顔はバラ色に」

です

これは誇張ではなく、
記憶に残っている色を、正直に写す
という思想そのものだったと思います

盛らない色、フラットな写り

今使っているフィルムカメラ Konaica IIB の写りは、
第一印象で「おおっ」とは言わせません

でも、後で見返したときに、
「あ、この感じ、覚えてる」
となる

神社の酒樽

派手ではない
だけど嘘がない

Konicaの思想は、HEXAR RF や Konica IIIA にも色濃く表れています

この「フラットさ」は、α6400のAPS-Cセンサーにも、
はっきりと受け継がれています。

JPEGでもRAWでも、

  • 色を盛らない
  • コントラストを作りすぎない
  • 編集耐性が高い

だからこそ、撮る人の意図が前に出る

Konica → Minolta α → sony α という血統

Konicaはのちに Minolta と合併し、
その血統は α(アルファ) システムへと受け継がれたと思います

Minolta 時代の α が大切にしてきたのは、

  • 誰でも使える
  • でも、プロの思想で作る
  • 技術は先端、思想は大衆向け

という姿勢でした

α6400はMinolta 時代の α の哲学を、最も色濃く残したモデル
ではないかと思っています。特に、ファインダーとフラッシュを
搭載している点は、強調しておきたいです

足しても、引いても、完成度が後退する

α6400は、不思議なカメラです

  • 手ブレ補正を足せば、価格と思想がズレる
  • フルサイズにすれば、対象ユーザーが変わる
  • 機能を削れば、入口として成立しない

つまり――
これ以上、足しても引いても、哲学から外れる

だからこそ、ミラーレス一眼の
エントリー機として完成している

なぜ、今もエントリー名機なのか

α6400は、
・初心者にも受け入れられ
・中級者にも不足がなく
・ベテランにも「道具」として信頼される

そんな稀有な立ち位置にいます

流行らせるためのカメラではない
買い替え需要を促進するためのカメラでもない

文化として、長く使われるためのカメラ

それは、かつてのKonicaが
目指した姿そのものではないでしょうか

まとめ

Sony α6400 は、
スペックではなく、思想で完成したカメラです

konika I(コニカが戦略的に投入したレンジファインダーカメラ)が
やろうとしていたことは、会社は違えど、事業として
今も、脈々と受け継がれていると思います

だから今日も、
エントリーモデルとして広く受け入れられ、
そして、今も静かに、エントリー名機であり続けている

私は、そう思っています

I love konika ♡

そして、
I love α6400 ♡

ではでは〜

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