ども、MrBachLover(バッハ ラバー)です。みなさまピアノ弾いてますか。わたくしは昨日ピティナステップ(グランミューズ フリー15分)に参加してきました。本番まで1週間ほど追い込み練習したのですが、これがとっても色んな発見があって良かったです。

本番お疲れ様ー!

今回の本番と直前の準備はいつになく勉強になった気がするよ。
選曲理由
今回弾いた ベートーヴェン ハンマークラヴィーア 1番の
選曲理由はいくつかあります
- ツェルニー30番を2年掛けて弾いたので、ベートーヴェンピアノ・ソナタ弾きたい
- もう年齢がアラ還ということもあり、たくさんの曲を弾けないので、大曲選ぶ
- ピアニスト 反田さんがロシア留学のとき古典を集中的に学んだ際、締めくくりにハンマークラヴィーアを弾いていたので、僕も僕もー、ってことで選んだ
- 生涯弾き続けても良いなーって思える曲を選んだ
- バックハウスが72歳のときにカーネギーホールで弾いた曲なので、自分も弾いてみたくなった
- グールドのハンマークラヴィーア1楽章の演奏がたまらなく素敵たった
って、理由ありすぎでしょ(笑)
練習期間と途中経過
譜読みし始めたのが、2023年7月末ですから、
他の曲と並行とはいえ、かれこれ1年と10ヵ月弾いてます
練習し始めて7ヵ月目あたりで、ようやく
1時間で通せるようになったっぽい
練習を通した学びと気付き
学びと気付きはいくつもありました
- とにかく長い
- 運指凝った
- だんだん弾けるようになる自分に感動
- 直前の怒涛の練習でプロの世界を体感
- 耳が育った
- 音楽が流れるようになった瞬間
- 成長期を経験
とにかく長い
この曲、1楽章だけで13ページもあり、
とっても長いんです
で、とにかく全部通して弾くのが大変でした
運指練った
次に運指ですが、提示部と再現部の運指なるべく
合わせようと試みたり、左右の指の使い方トータルで考えたり、
本当にたくさん工夫を凝らしました
だんだん弾けるようになる自分に感動
当然っちゃ当然ですが、練習し始めのころは、
もう、とにかく、ボッロボロ。こんな下手でどうする???
という訳で、必死で練習することになります
でも、超スローで、パート練習すると、
なんとか両手で通せたりして、これがとれも嬉しい
さっぱり弾けないところ、ゆっくり練習して
徐々にミスが減ってきて、また感動
今度は、テンポアップ図るも弾けない箇所続出で、
ひたすら、部分練習してると、少し弾けそうな兆しが見えます
そうです。筋トレとピアノ練習は裏切らない!!!(笑)
直前の怒涛の練習でプロの練習を体感
1週間前にタイム図ったところ、な~んと、16分半掛かり、
ミスも多発。こりゃ15分でチーンと鳴らされて途中終了だな
という訳でテンポアップを敢行
先週日曜に、2弾程度のまとまりのある単位で区切って
録音して、ミスの箇所確認して、練習して、ノーミスになるまで
次に進まない、っていうのを繰り返して最後まで練習しました
ふむー、これ、相当効果高い
けど、相当疲れる・・・
プロって、毎日これやってるんだろうなー
そりゃー、うまくなるよねー。。。
真剣さが違うもんねー。。。
耳が育った
バックハウス、グールド、ケンプの演奏では
はっきり聞こえてくるフレーズが、
わたくしの演奏ではきこえてこないんですよねー。。。
で、よーくみみを済ませて、聞きなが弾くとですねー。。。
ふむー、ここか!!!
っていう箇所がありまして、
超感動しました!!!
音楽が流れるようになった瞬間
ミスが減ってきて、
音楽が流れ出して、
グランドの大屋根全開で弾いた時、
お、自分が演奏しているけど自分じゃなくて、
オケが音楽を奏でている!!!
って思える瞬間があったんです
とても不思議な世界でした
成長期を経験
ある時から、一向に上手くならないなー、
っていう時期に突入していたんですが、
また、ある時から、毎日上達する!!!
っていう手応えを感じつ時がやってきました
成長期の到来です
結び)曲仕上げは螺旋階段
1時間で通せるようになったとき、
螺旋階段で1階から2階に上がった気がしました
20分で弾けるようになったとき、
また、螺旋階段で1つ上の階に来たきがしました
16分半で弾けるようになったときも、
また螺旋階段登った気がしました
14分50秒(お辞儀込み)で弾けた時も、
やはり、螺旋階段で上の階にきたな、って思いました
でも、まだ、酒がある。。。
一応、12分切るのが1つの目標地点です
そこまで頑張ろうと思います
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