お元気ですか、MrBachLoverです。みなさんのなかには電子ピアノでかなりの時間練習されている方もいると思います。わたくしもその一人です。そんなわたくしが最近電子ピアノに買い替えました。この電子ピアノ、在宅勤務する方にもおすすめです。今回は電子ピアノ買い替えの動機から購入決断までをレポートします
あれれー、すごーく良い電子ピアノもってたと思うけど、買い替えちゃうの???
確かに良い電子ピアノではあるのだけれど、テクノロジーは進化するんだよね〜。そして、在宅勤務も多くなりお部屋のスペース有効活用も兼ねて、思い切って買い替えを決意したよ
3年前のヘッドフォン購入時の出来事
あれは3年前(…で始まるうたではないですけど)、ピアノサロンに通っている楽器店でヘッドフォンの販売促進を兼ねた「サロンの講師演奏をヘッドフォンで聞く」というイベントがあり、SHURE製のヘッドフォンの聴き比べをしました
SHURE のヘッドフォンは音響特性がフラットなのが特徴です
わたくしは当時、2千円程のヘッドフォンを使っていたので、SUREの1万円程のヘッドフォンを真剣に検討し始めまして、
ローランド LX-17 で当時練習していたラフマニノフOp.3-2 「鐘」を弾いてみたところ、
む・ちゃ・く・ちゃ・音・が・良・い
です〜
気に入って購入して、おうちのローランド電子ピアノHP508で訊いてみたところ、
ん???
それほどでもない…
当時使っていた2千円ほどのヘッドフォンと比べると格段に音はいいのですが、
お店でヘッドフォンを試用してLX-17を弾いたとき程の感動する音ではありませんでした
要するに音が良いのは LX-17が採用している「スーパーナチュラル・ピアノ・モデリング音源」だったと気が付きました
そして今回DP603に採用されている音源も同じ「スーパーナチュラル・ピアノ・モデリング音源」です
電子ピアノの音源の違い
今使っているHP508と新規購入のDP603の具体的な音の違い(わたくしの主観)は次の通りです
倍音の違い
DP603の音源の方がたくさん倍音が聞こえてきます
グランドピアノを弾いたときに感じる倍音にかなり近いと感じました
倍音がたくさん聞こえてくると耳が育つのではないかと思いますので、この点は大きな魅力の1つです
同時発音数
ラフマニノフといえば音数が多く楽譜が黒いというイメージがあると思います。とくにOp.32-10 の2ページ目は両手が和音で楽譜がかなり「黒い」です
そして、この2ページ目を今使っているHP508で弾くと低音をソステヌートで延ばしているにも係わらず途中で音が消えてしまいます
要するに、電子ピアノの発音数が足りないということです
でも新規購入のDP603は音が抜けません
これで安心してラフマニノフの様々な楽曲を電子ピアノで練習できます
音色の違い
今使っているHP508より新規購入のDP603のほうが音が良いと感じました
一言でいうと、より生グランドピアノに近い感じです
さらにヒスノイズ(無音状態のときに微かに聞こえるノイズ)も低く押さえられているようです
電子ピアノのサイズの違い
サイズがコンパクトなのも大きな決め手です。とにかくDP603はコンパクトです
専有面積が狭いだけでなく、蓋を閉じるとちょっとしたテーブルになりますから在宅勤務に最適です。朝練を電子ピアノで行って、朝練を終わったら即、蓋を閉じで会社のパソコンを上に載せて業務スタート出来ます
わたくしは机に収納している本などを棚に片付けて机を撤去する予定ですので部屋の空間を広くすることがです
DP603の欠点
DP603の欠点はスピーカーシステムにあります
スピーカーが2個(左右1個ずつ)です
でも、店頭で音出ししてみましたけど最低音までガッツリ鳴ってくれますし、最高音までキラキラ鳴ってくれます
実はスピーカーは多ければ良いというものでもないのです
複数のスピーカーを設置すると、それぞれのスピーカーが受け持つ周波数帯域のレンジがクロスするので、どうしても不自然な凸凹ができるのです
また、音の定位生も悪くなるのでフルレンジスピーカーのほうが良い音がするのです
ある意味ではスピーカーが2個(左右1個ずつ)というのは長所とも言えます
DP603、なんと納品2ヵ月待ち!
昨日購入の手続きをしましたけど、在庫がなくて2ヵ月待ちだそうです
DP603は600番台ですから1世代前のローランドのモデルなのです
それなのにトータルの製品優位性が今も高く保たれており大人気のようですね
色は、白、黒ツヤあり、黒ツヤなし、ナチュラルピーチ(ライトブラウン)があります
ナチュラルピーチが一番売れているようです
今日紹介したSHUREの1万円前後の価格帯のヘッドフォン
ではでは~
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