3の指が演奏の鍵になる気がする。特にラフマニノフの曲。

ピアノ

ども、MrBachLover(バッハ ラバー)です。最近ラフマニノフ2台ピアノop.17 第一ピアノ(PIANO I)を練習しているのですが、和音がめっちゃいっぱい出てくるんですよー。特に左1と5の指で10度弾く和音があり、色々工夫して練習してるんですけど、以前にサロンの先生に教えてもらったことを少し思い出したので、今日はその話です。

レモンちゃん
レモンちゃん

君は指まーまー大きいからいろんな運指が選択できて良いよねー

わたくし
わたくし

高校生時代はオクターブギリギリって感じだったんだけど、ロシア物を弾くとどんどん指が広がってきたよ。鍛えると10度も実用的になってくるものだね。

昨年10月に退職されたサロンの先生に教えてもらった話

わたくし:木枯らしのバス、3の指が指定されてるんです。
 5の指のほうが届きやすいと思うんですけど指定どおり弾いてます
先生:ロシアでは導入期に3の指の使い方を最初に教わるらしいです。
 腕の延長が3の指なんだとか。だから3の指とっても大事なんですよ。
わたくし:なるほどー。

ラフマニノフの運指における3の指の役割

左手パートの指をだんだん開いて最終的に
10度まで広げる箇所があるんですけど、
最初に3をFの音に持っていって、そこを中心に左右に開くと
まーまー弾きやすいんですよねー。

他にも、3をCに置いて和音弾くと和音を弾きやすいところとか
ありますねー

ラフマニノフの曲は運指を教えてくれる

ラフマニノフの曲を弾いていると、
明らかにこういう風に指使いなさいねー、みたいに
語りかけてくるところがたくさんあるんです

ラフマニノフの曲は本当に勉強になります

ラフマニノフ音の絵op.39-2とかも、
音の並びが運指を決めてくれたような記憶があります

同様のことがショパンエチュードでも何度もありました

トロイメライの最後から3小節目の和音

10度が届くと、トロイメライの最後から3小節目の
左右ともに10度広げる和音をパツンと弾けるんですよね〜

これはこれで、スキッとしていい感じ。

最初は10度使い物にならなかった

もともと高校生の頃は10度なんて夢のまた夢で、
オクターブギリギリって感じだったんです

でも5の指ばかり使うと当然ですが5の指が酷使されて、
痛めたりするんですよ

で、4と5を使うようにしてみたんです
3もオクターブ届くので、3と4と5を効果的に
活用する運指を自分で工夫して使い始めたんです

そして、ラフマニノフ 前奏曲op.32-10 で
静かなところで10度弾くところが出てきて、
最初はピクピクしながら開いてた記憶があります

この頃から10度積極的に使うようになりました

最近では、ラフマニノフop.32-10 の最終ベージ後半も
指めっちゃ開いて黒鍵から白鍵までの11度とか弾けるように
なりましたー

10度を使うときのコツ

結局、第一関節(一番指先に近い関節)が鍵ですねー
それと、ぐぐっと手首で指を鍵盤の端っこに押し当てて、
広げると、これまた弾きやすくなるんです

痛くなったら弾かない

指ピンと伸ばして開いて弾いていると、
昔は結構痛くなることがあって、
そういうときは、パタっと弾くのやめてました

でも最近は痛くなることがなくなったので、
まーまー長時間弾いてる気がします

といっても、せいぜい2時間程度が限度ですが。

結び)指は人それぞれ

今まで習ったサロンの先生はほぼ全員、
オクターブを1−5固定でとってて、
これはこれで分かりやすい気がします

結局、指は人それぞれ違った特性があります

なので、自分が一番しっくり来る運指を
自分で考えるのが一番大事だと思います

ベートーヴェン ピアノソナタ29番ハンマークラビーア1楽章を
ピアノ友達が譜読みしてたのですが、すごく器用な運指使ってました

結局、ペダルがあるので全部一度に押える必要はないんですよね〜

とくに、ベートーヴェン後期ソナタ以降に作曲されたピアノ曲は
ペダル前提で作られてますから、手の大きさとか関係なく
演奏は可能なんだと思います

大事なことは、あなたがあなた自身に最適な
ピアニズムを確立しているかどうかだと思います

ではでは〜

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