ニューヨーク スタインウェイと ハンブルク スタインウェイ

生ピアノ

ども。MrBachLoverです。今回は、ニューヨーク スタインウェイと ハンブルク スタインウェイの違いについてちょっと書いてみようと思います。

レモンちゃん
レモンちゃん

ニューヨークで作ってるかハンブルクで作ってるかのちがいでしょ???

わたくし
わたくし

それはそうなんだけど、どうも設計自体が違ってるっぽいヨ

ニューヨーク スタインウェイ

スタインウェイはニューヨーク製のものと
ハンブルク製のものがあります

わたくしが弾いたことのあるスタインウェイは
ほとんどがハンブルク製。

ニューヨークスタインウェイは
弦の張力が高く、
音がキラキラした感じ
です

ジャジャ馬的な音、とも言えるかも。

反田さんが弾く(ホロヴィッツが使っていた)
ニューヨーク スタインウェイの音はこんあ感じ。

わたくし的には、この音は、
戦前に作られていたBECHSTEINの音に
金属フレームの響きで倍音を補強したような
印象を受けます

ハンブルク スタインウェイ

一方で、ハンブルク製のスタインウェイは
弦の張力が低く設定されており、
暖かく包んでくれる感じの音。

箱鳴りが感じられるのも特徴の1つだと思います

なぜ、ニューヨーク スタインウェイは普及していないのか。

ニューヨーク スタインウェイも、
ハンブルク スタインウェイも、
どちらも大変美しい音です

が、ピアニストを選ぶのは明らかに
ニューヨーク スタインウェイでしょう。

なぜなら、ほぼピアニストがすっぴんで
弾くことになるから。

タッチがペチンペチンの人が弾くと、
ニューヨーク スタインウェイはペチンペチンの音に、
ハンブルク スタインウェイは…、普通の音になるのです

これは、弦のテンションが低めだから
音が潰れないのが理由だと思います

本当にタッチを磨きたいなら、圧倒的に…

あなたが本当に美しいタッチを手に入れたいなら、
圧倒的にニューヨークスタインウェイだと思います

でも、あなたが気持ち良い音、
心地よいサウンドを求めるなら、

それはハンブルクスタインウェイがお薦めかも知れません

達ちゃんねる 先生のピアノは???

達ちゃんねる を運営されているピアニスト長嶋達也さんの
ピアノはニューヨークスタインウェイなのです

わたくしが思うに、タッチの訓練に最適な楽器だから
ナノではないかと。あ、もちろん、コレわたくしの想像ですヨ(笑)

なぜハンブルク スタインウェイばかり普及しているのか

スタインウェイがハンブルク製のものを沢山作れるからかも知れません
あるいは、スタインウェイがハンブルク製のものを普及冴えたいからかも知れません

ただ、わたくしの推定する理由は、
『誰が弾いても汚い音が出にくいから。』
です。(検証のできないタイプの仮設です)

電子ピアノでも同じ現象が起きていると思います

ローランドの電子ピアノは
自分の『すっぴん』の音が出て
タッチを磨く練習になる。

けれども、

サンプリング音(響きだけモデリングしてるタイプも含む)は、
誰が弾いても同じ。どう弾いても、ほぼ汚い音にはならない。

もし、お金に糸目を付けないでピアノを選ぶなら…

わたくしはグランドピアノに1千6百万円とか出せないので
問題外ではありますが、一応、お金に糸目を付けずに
買える状況が訪れた場合を想像してみますと、

(試弾した上で)FAZIOLI にするかな。。。

あるいは、今のピアノでも何の問題もないですねー

お金じゃ無いのよピアノは、ハッハー♪
カワイで良いのよ、ホッホー♪
(by 中森明菜)

我が家のカワイグランドピアノKG-2Cを紹介しています
よろしければ、コチラの記事もどうぞ。

ではでは〜

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