お元気ですか、MrBachLoverです。みなさん、レッスン活用していますでしょうか。せっかくお月謝をお支払いしてレッスンを受けるのですから、しっかり活用したいですね。昨日ピアノのレッスンに行ってきたので内容を忘れないようメモに記します
昨日のレッスンの収穫はあった?
うん、ありありだね〜。何かを掴めた気がしたよ。スケールもアルペジオもメロディーも、狙うポイントがあるね
レッスン1曲目:ツェルニー30番 練習曲15
ザッと一通り弾いたあと、先生に次の点についてご指導を頂きました
- 3→1、4→1の移動のポイント(ラフマやショパンでも使うテクニンクです)
- 1→3、1→4も同様
- 左手の分散和音の1→3、1→4の移動のときの1の音の扱い
- 左手和音の音のバランス
- 左手和音のカンタービレな奏法
このあと、テンポアップしましょうということになり、一段テンポを上げて練習しました。そして次の点についてご指導を頂きました
- 右手の休符のニュアンスの出し方、とくにペダリングについて
- 左手の休符の表現の仕方、こちらもペダリングについて
ツェルニーってペダル使わないんじゃないの???
おやおや、ツェルニーってノンペダルで練習するんじゃないの〜???
て思っている読者さんがいるかも知れませんけど、わたくしの場合、ツェルニーでも薄くペダルを入れて演奏します。
それはなぜか???
オールドベヒシュタインを弾けば理解できると思います
まあ、簡単な話、ツェルニーの時代のフォルテピアノや、フォルテピアノの色が濃く残っているオールドベヒシュタインのような100年ほど前に作られたグランドピアノは、音がピタっと止まらないのですよ
止まらない、と云うべきなのか、敢えて止めない設計にしている、というべきなのか、
微妙ですけどー
以前に千葉県にある大手楽器店のお店のサロンルームで開催されたコンサートに聴きに行ったときのこと、そこに置いてあったスタインウェイのB211 の音がめちゃくちゃ響くんですよ
ノンペダルなのに、驚くほど広がる音なのです
その楽器店の社長さんが講話されたくらい、力(リキ)の入ったコンサートでした
ピアニストも超一流で、福原彰美さんでしたー
響きの豊かなピアノではない現代ピアノで惹く場合
誰に教わったわけでもないのですが、ツェルニーを現代ピアノで惹く場合、わたくしは敢えて薄くハーフ、(あるいはクウォーター???)ペダルを使って演奏します
この利点は、明らかに、3→1、4→1、1→3、1→4の切れ目がボカせる
という、ほら、30代、40代の女優がドラマに登場するときに微妙にカメラのピントが合ってない状態で撮影されている感じですよ、
アレで小じわとか肌の粗さとか綺麗に隠れちゃう!
これと同じことです
人はこれを
テ・ク・ニッ・ク
と呼びます
レッスン2曲目:ツェルニー30番 練習曲16
一通り弾いたあと、次のご指摘を頂きました
- スタッカート付きの和音の弾き方(たとえ話で猫が道場しました!)
- 下降する長いスケールの出始めの右手5から始まる箇所の最初の指の形
- どこを狙ってこの下降スケールを惹くのか(深さ)
- 時間軸でどう意識して惹くのか
下降スケールにおける腕の使い方
どれも企業秘密で詳しく書けないのですが指導を受けて
音がとても良くなりました!!!
そして、何か演奏のコツのようなものが掴めました
レッスン3曲目:ブルグミュラー18の練習曲 羊飼いの家路
もうすぐレッスン時間終了ということもあり、1ページ目だけ弾き、すこしご指導を頂きました
前回よりだいぶ良くなったとコメントを頂きました
そして、結局、鍵盤のどこを狙って惹くのかについて、ツェルニー30番 練習曲16と同じですねー、って気がついたことをお伝えしたところ、
そうなんですよね〜
という先生の回答を頂きました
(おまけ)ロシア・ピアニズムの贈り物/原田英代(著)
Amazonで注文していた本が昨日届きました
こちらの本の著者の原田英代さんはモスクワ音楽院でメルジャーノフ教授にロシアピアニズムを教えてもらった方です
著者さんいわく、手が小さくてもラフマニノフは弾けるのだそうです
昨日から読み始めたので、そのうち読み終わったら感想をアップしたいと思います
サロンの先生は手が比較的小さくてラフマニノフを弾きこなすのにご苦労されているのではと察しましたが、レッスンの時にピアニストの名前が出てこなかったんですけど、コチラの本著者さんです
ではでは~
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