ども。MrBachLoverです。読者さんは最近どんな本を読みましたか。わたくしは、この冬休みに反田恭平さんの著した『終止符hのない人生』を読んだので、ちょっと読書感想文など書いてみようかと思います。
へー。楽器屋さんに並んでたから気になってたんだよねー。で、面白かった?
うーん・・・。反田さん出演のラジオとか、podcastとか聴きまくってたから新鮮味は少なかったかな。でも、これまでの反田さんの歩みはとても良く理解できたよ。
『終止符のない人生』反田恭平(著)の概略
反田さんがどのようにして世界に羽ばたいていったのかがとても良くわかる1冊。
- 幼少期はピアニストとか目指してなかったけど、ピアノの先生に才能を見いだされて、その後、桐朋学女子高等学校(男女共学)受験したけど、前代未聞の『保留』。その訳は・・・
- えー、日本音楽コンクールのファイナルの協奏曲、実は○✕□△☆を弾くって、先生に嘘ついてたの???
- 飛行機の中でラフマニノフ2番暗譜してレッスン受けたって、マジっすか。。。
- そんなにトントン拍子でロシア留学が決定するんだねー
もう、いろんな『ビックリ』の連続でした
『終止符のない人生』反田恭平(著)の感想
学生時代、電子ピアノでガチで練習して上手くなったというのはホントの話でした。電子ピアノでも上手になれるのですねー。もちろんアップライトピアノもお家にあったみたいですけど、わたくしと同じく夜8時以降は弾けなかったようです。電子ピアノはヘッドフォン使えるから何時まででも弾けるのです WWWww-
反田さんの性格って、なんだか野武士みたい。
とにかく、まっすぐ。そして、全てが真剣勝負。
誰にも雇われず、まっすぐ自分の道を、自分を信じて進む。
わたくしは反田さんがショパンコンクールの実質的な一位だと思っています。なぜなら、協奏曲をあれほどまでに完璧に弾いたのだから。でも指揮者を目指してるヤツになんぞ、一位は意地でもやらん、という採点者がいても不思議ではないですから、まあ、2位を獲れただけでもホントに素晴らしいと思います。所詮はコンクール。神様ではなく人の子が採点するのです。
最後の辺りでチエホフの言葉を引用しているのが、なぜかすごく説得感があり、その一文が随分たくさんのことを語っているように思いました。どんな言葉かは、読んでのお楽しみですヨ。
ピアニストはピアノばかり練習していても引き出しが増えない。映画とか、絵画とか、文学とか、いろいろなものに触れないといい演奏はどできる訳がない。そう思いまhした。
反田恭平さんのCDもオススメ
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番 反田恭平&アンドレア・バッティストーニ (アーティスト) 形式: CD がオススメですねー。ライブです!
そのほか、ホロヴィッツのピアノで弾いたデビューアルバム『リスト』とかも。
もちろん、『終止符のない人生』を読んでから聴くと聞こえ方が違ってきますヨ。
ではでは〜
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