親指の角度は斜めが正解。水平は駄目だよ!

ピアノ

お元気ですか、MrBachLoverです。リーマンピアニストの皆様、指の形って意識していますか。大人になってからピアノを始めた私の友人は、1年ほど前でしょうか、腱鞘炎になっちゃったんです。いやー、とても悲しかった。だって、腱鞘炎になったらしばらくピアノ弾けないんですよ

その友人、本当にピアノが好きで、毎日一生懸命練習してましたから、さぞかし辛かったことでしょう

指の形の良し悪しと腱鞘炎って少し関係するような気がします。今日は、ピアノの指の形について、少し書いてみようと思います

レモンちゃん
レモンちゃん

どうして腱鞘炎になるの???

わたくし
わたくし

原因は指の使いすぎらしいんだけど、毎日2時間以上弾いている人でも腱鞘炎になる人とならない人がいるみたい。だから、単純に指の使いすぎということでもなさそうだね。

腱鞘炎について

まず、腱鞘とはどういう組織家というと、骨と筋肉とを繋ぐ腱が滑らかに動けるように滑車のような役割を果たすのが腱鞘という組織だそうです

で、腱鞘と腱がこすれ合って炎症を起こすと腱鞘炎になるようです

腱鞘炎を起こす原因は、手首かも…

腱鞘炎になっちゃった私の友人、指くぐりの度に手首がガッコン、ガッコン下がってました

そして、その友人を指導している某東京の音大の大学院生の先生に、そのことを伝えて何とか直してあげて欲しい、とお願いしたのは、もう5年ほど前のこと。

先生は、

「本人が楽しくピアノを演奏できているのだから。」

とか何とか仰って何もしてくれませんでした

私から見ると放置プレーとしか思えない指導をされており…

これって、どうなんだろう、と本当に驚いてしまいした。その挙げ句の腱鞘炎。実に悲しい出来事だったのです

原因を探るヒントを発見

今日、ピアニスト森本麻衣さんの動画を見てたら、手首ガッコン、ガッコンの根本原因と思われる事象を発見。その森本麻衣さんの動画がコチラ。

この動画を見て分かったのですが、親指の角度が水平だと、指くぐりのタイミングで手首が下がるのだそうです

フム〜

ロシア・ピアニズムで教わる親指の形は、かなり角度が付いています。

60度ぐらい???

そして、親指が鍵盤にタッチする箇所は、親指の先端にやや近い箇所なのです。決して親指の側面ではない。

親指を水平にしてラフマニノフやプロコフィエフを弾くと…

わたくし、まだ指の形がちゃんと出来てなかった頃にプロコフィエフとかラフマニノフとかの激しい曲弾いてた頃、親指の付け根がとっても痛くなっちゃいまして、結構困りました

で、あるとき、ロシア・ピアニズムのピアノ指導者の方のブログを拝見していると、

「親指はテントの柱だ」

って仰っておりまして、

フム〜

親指をキュッと立てて弾くと、あーら不思議。親指が痛くならない。

なぜ、ロシア・ピアニズムでは親指をテントの柱のように立てるのか、その理由が分かりました。

理由は、怪我をしないため、なのです

こちらは、スタニスラフ・ネイガウス先生を紹介したドキュメンタリー。

オールド・ロシア・ピアニズムのとても美しい手の動きを見ることが出来ます。

なお、スタニスラフ・ネイガウス先生はスタニスラフ・ブーニンさんのお父さん。そして、スタニスラフ・ネイガウス先生のお父さんはゲンリッヒ・ネイガウス教授で、ゲンリッヒ・ネイガウス教授はピアニストのギレリスさんやリヒテルさんの先生です

結び:親指はテントの柱のように立てて弾こう

という訳で、親指はテントの柱のように立てて弾いて、指くぐりの時に決して手首がガッコン、ガッコン下がっちゃわないようにしてピアノを演奏しましょう

コレであなたも怪我知らずかも???

っていうお話でした〜

ではでは~

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