お元気ですか、MrBachLoverです。ピアノ弾きの皆様、レッスンの進捗は如何ですか。わたくしは昨日ピアノのレッスンに行ってきました。いよいよバッハコンクール地方大会まであと2週間と2日となりましたので、コンクールで弾く曲に一点集中(!?)でレッスンしてもらいました。
そう言えばコンクール出るって言ってたね〜。準備はできた???
そだねー、まーまー準備できてるよ。今回のレッスンでは先生にとっても褒められちゃったよ。ヤッホーだね。
レッスン当日の自宅練習
レッスン前にお家で、
- バッハ シンフォニア9番 20分
- バッハシンフォニア14番 30分
- バッハ パルティータ 2番 シンフォニア 40分
練習しました。シンフォニア9番は安定して上手に弾けるようになったのですが、惰性で練習しないように片手練習や部分練習を中心にして練習しました。シンフォニア14番は、今ひとつ安定しない箇所が5箇所ほどありますので、こちらも片手練習と部分練習を中心にして練習しましたところ、結構安定してきましたー
バッハ パルティータ2番 シンフォニア(6曲中の1曲目)は、まだまだ片手練習中心です。とても動きが複雑な箇所があり、今は音形を指になじませている段階です
レッスンへGOー
練習に集中してたら、またまた今週もお家出発するのが遅くなっちゃいまして、いつもより1本遅い(レッスン時間ギリギリにお教室に着く)電車に乗ることに。
あらー、人間なのに学習してませんね(汗)
今回の敗因は、お家を出る直前に爪を切り始めちゃったこと。爪はちゃんと朝イチでCUTしないと駄目ですね〜
電車の時間も有効活用ということで電車の中で軽く楽譜に目を通しました
レッスンスタート
今回のレッスンではバッハ シンフォニア9番、14番、時間があればパルティータもお願いしたいという話をした後、早速レッスンしてもらいました(結局パルティータは今回時間切れでレッスン見送りでした。)
まず、バッハ シンフォニア9番、14番を続けて弾きました
9番はバッチリ弾けました。14番も殆どベストな演奏ができました
先生、わたくしの演奏のレベルがあまりに上がっていてとっても驚いたって仰ってましたー。引き続いて、それぞれの曲のご指導を頂きました
シンフォニア9番
先生に頂いたコメントは、次の通り。
- F As G の音形(および、これと同じ音形)の3つ目の音が少し目立つところがある、とのことで具体的な箇所を教えていただき部分練習しました
- 1ページ目の最後の段の長調に変わるところはもっと温かみを出して弾いて良い
- 2ページ目2段目の厳しい雰囲気の箇所に移る手前のCの音(左手)、フレーズの最後の音なのでもっと弱くして、次の音とのコントラストをつけましょう
- 曲の最後のピカデリー終止に入る手前の右手のFの音、もっと引っ張りましょう
クライマックスに入る手前で焦(じ)らすのは、とても効果があります。また、この曲では特にアーティキュレーションを重視しているのですが今回はアーティキュレーションの表現を徹底する上でとても重要なアドバイスをいただけました。先生に感謝です!
シンフォニア14番
こちらにつきましては、タッチの奥義(だと思う)を実演を通して教えていただきました〜
詳しく書けませんけど簡単に言うと、
- 鍵盤を指で強く押しつけない
- 左右のバランス、音の粒の大きさに気をつける
- 浮遊感
ですねー
また、右手の1+3 ⇒ 1+4 ⇒ 1+5 で弾く箇所(1が連続3回移動する箇所)についても少しコツを教えてもらいました
アーティキュレーションについても、
- ストレッタに入る手前で一度落ち着きましょう
- ストレッタに入っていく最初の1音は、しっかり弾いてOK
- ストレッタの部分はソプラノを聞きましょう
などのアドバイスを貰いました
その他に、
- P-1 3段めの左手(B・Es・B C D、G・C・G As B)の弾き方
- P-2 真ん中辺りの段、ペダルつけすぎない
- 曲の最後の3小節ぐらい手前のソプラノのB(伸ばす音)の音と左手の音のバランス、タッチ
など、細かくご指導いただきました
今回のレッスンの最後に、本当に演奏の質が上がっておりコンクール本番(12/28)がとても楽しみだ、というお言葉を先生に頂いてレッスン終了ですー
結び:耳、みみ、ミミ
結局のところ、上達する鍵は、耳なのだと思います
そして、耳は、楽器に育てられるのかも知れません
先日、すごく腕のよい調律師さんにマイ・グランドピアノ KG-2Cを調律・調整してもらって依頼、なんだか演奏が冴えまくっていまして、実にいい感じです。特に、バッハ。
演奏の上達の鍵は耳だと思うのですが、その耳を良くする鍵は、演奏している楽器にあるのだと思います。お家で生楽器を使っている方の中で、3年ほど調律(音合わせ)しかしていない方がいましたら次の調律のタイミングでピアノの調整も調律師さんにお願いしてピアノのコンディションをベストな状態にしてみましょう。きっと、ご自宅のピアノに惚れ直すんじゃないかなー♥
ではでは~
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