お元気ですか、MrBachLoverです。リーマンピアニストの皆様、レッスンの曲って、どうやって上がりにしていますか。わたくし、結構つまみ食いが多くって、それと、曲も先生にもらうのではなく自分であれこれ譜読みして持っていく感じなので先生にマルもらって上がり、ってことにはならなかったりします
えー、そうなの??? ピアノ習ってる人は先生にマルもらわないとダメだと思ってた〜
まあ、そういう場合もあるよ。ツェルニー30番とか、ピアノサロンで毎週見てもらってた頃はマルもらって上がり、て感じだったな〜
レッスン前の駆け込み需要、ならぬ駆け込み練習
いやー、レッスン前の練習ってホント大事ですよね〜
今週はお仕事格好あったしショパンop10-4譜読みもやったし、ツェルニー30番 練習曲27とブルグミュラー18の練習曲 第7番「子守歌」も弾いてたので、ちょっとレッスン曲のラフマニノフop.38-3「雛菊」の練習が不足してました
なので、レッスン当日に1時間ほど練習しまして、かなり取り戻した感じです。特に、レッスン直前の30分が、
超効果アリデス!
自分でできるところまで一旦仕上げた感じ〜
レッスン当日の練習時間はコチラの記事に記していますので、よろしければ。
しまった。ジョギングシューズ履いてた…
という訳で、レッスンへGOー
と、急いで支度してお家出たのは良いのですが、途中、
あれれ、ジョギングシューズ履いてた〜
そして、今は電車の中。
えーい、この際、靴のことは綺麗サッパリ忘れよう。(笑)
レッスンメモ:靴って大事ですね〜
暗譜が終了した感じなので、今日は譜面台倒して弾きまーす、と先生に楽譜をお渡しして、
演奏スタート。
…
先生:もう一回、弾いてましょうか。
わたくし:はい。
先生:今度は上手く流れましたね〜
ジョギングシューズで上手く弾くのに1、2回掛かるということをすっかり見抜かれてた???(笑)。
毎日ジョギングシューズ履いて3キロ程ジョギングしてる訳で、この靴でも慣れればそこそこ問題無く弾けるということが分かりました。ただ、靴底のクッションは演奏には邪魔ではアリマス…
やはり、靴って大事ですね〜
レッスン内容
今回のレッスンで先生にご指導いただいた内容は、
1ページ目の3段目から4段目に渡る内声、右手から左手に繋がる箇所
2ページ目の2段目から3段目に渡る内声、右手と左手で繋げて弾く箇所
2ページ目2段目から4段目まで続く内声(2パートある)の歌い方
です。ここが上手く弾けると、曲の表現としては一旦完成って感じ。
暗譜して、先生に楽譜見てもらいながら弾くと、なんだかとっても先生も指導しやすそうでした
ラフマニノフ雛菊は一旦、今回で終わりにして、次回から、フォーレ連弾組曲「ドリー」よりケティー・ワルツ、スペインの踊り、の2曲のレッスンに戻る予定です
歌詞と音楽表現の結びつき
ラフマニノフop.38-3 「雛菊」は、最初、歌曲として書かれ、その後、ラフマニノフが最晩年の67歳のときにピアノ曲に編曲したのだとか。
和声の巧みさ、内声の表現力の豊かさ、そして、何より、歌詞にマッチした音楽表現。
ベースラインは、夏のあたたかい風に揺られる花の茎。
2ページ目から3ページ目に掛けての細かなメロティーラインは、花びら。
2ページ目1段目後半から2ページ目は、元気よく咲く雛菊の連隊。
2ページ目2段目後半から4段目前半は、大地から露を飲んで茎を潤す雛菊。
2ページ目3ページ目前半は、雛菊の周りでたまくれる少女たちが好きだという感情の表現。
3ページ目1段目の dolcissimo の辺りとか、本当に美しい…
3ページ目の後半、特に歌詞は無いのですが、幼少時にロシアで暮らしていた幸せな家庭、暖かい家庭を思い出しているかのようです
歌曲の伴奏から、その作曲家の音楽表現とイメージのマッチングが可能なのです
大地から露を飲んで茎を潤す辺りの音楽は、全知全能の存在、ゼウスすら感じてしまう。
結び
今回のレッスンでは、内声の動きに関するご指導でした
楽譜に書かれた1本の棒。4連16分音符と同じ構成音から、すーっと、伸びてるんですが、
この棒、メッチャ大事。
改めて、YouTubeに上がってるギレリス様の演奏を聞くと、すごく内声が浮き立って聞こえてきます
まるで、ブラームスのシンフォニーの様。
改めて、楽譜を見直して練習中・練習中・練習中…
ではでは~
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