音大オケ演奏会レポ:ブラームス交響曲2番と1番

コンサートレポート

ども。MrBachLoverです。リーマンピアノ弾きの皆様はオーケストラとか聞きに行ったりしますか。わたくしは学生の頃しょっちゅう聞きに行ってたのですが、最近ご無沙汰してました。久しぶりにオケ聞きたいな〜、と思いまして今週の水曜祝日に音大のオーケストラの演奏会に行ってきました。今回はこの演奏会のレポートとなります。

レモンちゃん
レモンちゃん

ピアノ弾きはピアノ・リサイタルに聞きに行ったほうがいいんじゃないの???

わたくし
わたくし

僕はオケもピアノもどっちも聞きに行ったほうが良いと思うよ。オケはいろんな楽器の音色が楽しめるので、フルカラーの世界が広がっているんだ。

オーケストラと演目

オーケストラは、わたくしの先生の出身校の音大と、もう1つはわたくしの友人がピアノ科に通っている音大のオケです。指揮者は、プロの指揮者です

演目は、

  1. ブラームス交響曲第2番
  2. ブラームス交響曲第1番(← ピアノ(salon)の先生の出身校+秋山先生)

です

オケの前評判をピアノ(salon) の先生に聞いてみた

その日はピアノ(salon)レッスンだったので
先生にオケの評判を教えてもらいました

わたくし:今日(=レッスン当日)先生の出身校のオケ聞きに行くんです。
  ブラームスの交響曲2番と1番です。
  ブラームス2番は学生オケ時代に弾いた曲なので、
  とっても楽しみです。
  交響曲1番は先生の出身校のオケで指揮は秋山先生です。
先生:わ〜、良いですね〜。
  秋山先生の振るオケはSオケと呼ばれてて、
  上手くないと入れてもらえないんですよー。
わたくし:Sオケって、のだめカンタービレちっく〜(笑)

どうやらSオケは上手い人が揃ってるっぽい。

先生の出身校のオケは秋山先生の指揮でブラ1。
しかも、後半の部の演奏です。
後半の部ということは上手いってことです。

おー、とっても楽しみ ♥

コンサート会場に到着

コンサート会場に到着したのは良いのですが、
14:30開演と勘違いして14:10分に到着。
開演は15:00 なので、50分ほど待ちました WWWwwwー

コンサートチケットは、コンサート開催日の数日前に
購入したのもあり、4階席。

おー、ステージ遠い!
けど、音が抜群に良かったです!

学生オケということもあり、
チケット代は1,000円。
コンビニチケット発行の手数料、システム利用料とか諸々で
500円程追加でかかったけど、それでも安い!

1曲目:ブラームス交響曲2番

第1楽章はゆっくりの出だし。
コントラバスから始まりまして、
牧歌的。川を流れてる水のイメージかなー

2楽章は、学生オケ時代、ちょっとだけ
佐渡先生に見てもらったことがあります。
先生曰く、「人生の苦悩を表現している」のだそうです
確かに暗い。

3楽章はオーボエのソロ、ウキウキした曲 ♥

4楽章は、コントラバスゲキムズの箇所がいくつかあるんですよー
でも、その甲斐あって、とっともかっこいいんです
いやー、特に最後の盛り上がりが凄かった。
プロ指揮ならではの圧巻のフィナーレでした !

2曲目:Sオケ/秋山先生の ブラームス1番

まず感じたのはオケの品質の高さ。
弦楽器にまとまりがあり美しく響く。
金管アンサンブル、木管アンサンブルが美しい。
ティンパニ奏者のリズム感が実に良い。

1楽章

オケはティンパニ奏者の腕前でかなり変わってくるのです。

1楽章のティンパニ、すごく良かったです !
何かと決別して全塗している感じ。
運命の扉を叩いているようにも聞こえる。

2楽章

2楽章のコンマスのバイオリン ソロがコレまた、
え、これアマチュアオケっすか???
プロでしょ? って感じ。
甘く、とても澄み渡っただ音色。

3楽章

3楽章を聞いていると、
まるで化学の実験室。
なにかが実験で生まれている !

4楽章

4楽章は雄大そのもの。
大きな大きな帆船が、ドックから海に入ります。
かもめが飛んでいます。

荒波を超え、晴れ渡る大海原を渡り、
沢山の困難、悲劇を乗り越えて、
最後には人生に勝利する。

秋山先生とSオケ、しぶすぎる。

いやー、最高でしたー ♥

久しぶりにオケを聞いた感想

今回、久しぶりにオケを聴いて、
いくつかも発見がありました

音楽だけに集中できる

まず、音楽だけに集中できるということ。
お家で忙しない生活をしながら、
ヘッドフォンで音楽だけ聴くとか、かなり難しい。

でも演奏会なら1から4楽章まで、
通してじっくり音楽を味わえます

音大のオケ、最高です

同じ1,000円のチケットでも、
アマチュア市民オケでは、
このクオリティは出ない。
音程のズレとか、微塵も感じなかったですし、
どこを聴いても生き生きとしてる演奏でした

そして、みんな学生なのです
若いと集中力あるのです
音がとてもフレッシュで、
元気がいっぱい貰えました

そして、演奏の中に希望の光が見えました

オケのフルカラーのサウンドが地良い

ピアノはどう頑張ってもピアノの音。
色んな音色出せるとか言いますけど、

オーボエの音とか、フルートの音とか、
逆立ちしてもピアノでは出ません(汗)

オケは本当に色んな音が楽しめて、心地よいのです

ピアノでフルートの音とか想像しながら弾く場合、
フルートの音や歌い方など、色々と
イメージできないと駄目なのです

ヘッドフォンとかオーディオ用スピーカーで
聞けばいいじゃん、と思うかも知れませんが

生音でなければ感じられないものがあるのです
ライブならではの緊張感もあるのです

なので、ピアノ弾きの皆様も生のオーケストラを
ぜひ、聞きに行きましょう!

ではでは〜

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