お元気ですか、MrBachLoverです。ピアノ弾きのみなさまは初見得意ですか。わたくしは初見が大の苦手。でも曲をマスターするには楽譜をしっかり読まないと始まらないんですよね〜。という訳で最近は初見に少しだけ重点を置いて練習しています
初見ができるとどんな良いことがあるの?
楽譜を読むのが速くなるから、曲をマスターする時間を短縮できて練習効率が上がるんだヨ
ピアノ初見トレーニングの本
まずは、ピアノ初見トレーニングの本のご紹介から。
この本は、初見のやり方が丁寧に書かれています。目次の前のページに副属7の和音、準固有和音、増3和音、減7の和音、ナポリのII度の構成音がしっかり書かれています
本書は解説付き練習課題と(解説なし)練習課題の2部に分かれていて、解説付き練習課題をみて学習して、マスターしたら解説のない練習課題を初見で弾いていく形式となっています
解説は読めばなんとか理解できます
どうしても理解できないところは、ピアノの先生に質問して確認しちゃいましょう
最近、毎朝10分ぐらい掛けて、この本の解説付き課題を1日1個読んで理解して初見を行っています
効果は?
今までよくわかっていなかった準属7の和音やナポリのII度などをしっかり勉強できるので今後の楽曲分析が捗るようになりそうな気がます
数日前からツェルニー30番の練習曲19 の譜読みをスタートしたのですが、初見をやってから譜読みに入るためか、和声進行ががスルスルっと頭に入ってくるような気がしています
結局、初見は慣れ???
毎日少しずつでも初見をやっていけば、少しずつ初見のスピードが上がるようです
なので、結局のところ初見は慣れなんだよな〜、って実感しています
ツェルニー30番→40番→50番 と進めていくときっと初見力も上がるのだろうな〜、って思います
40歳のころ、1年間レッスンでツェルニー40番の最初の10曲ぐらい練習しまして、丁度1年経ったころ、楽譜と鍵盤がつながってきたことがあったんですよ!
バッハ インヴェンションではそうは行かなくって、ツェルニー限定だったんですけど。
でも、あー、こういう風にしてピアノ学習者は譜読みが達者になるんだな〜って思いました
その後、ツェルニー40番は面白くないのでやらなくなって、すっかり譜読み力が落ちてしまったのですが、ツェルニー30番やってるのでまた最近少しずつ譜読み力が上がってきたような気がします
結局、ツェルニーを練習することの意味って???
最近ずーとツェルニーを練習することの意味って何かな〜、って考えてたんですけど、この「楽譜と指と鍵盤を繋ぐ回路を作る」っていうのがものすご〜く大きい気がします
わたくしのように幼少期にツェルニー30番、40番のようなベーシックな曲をしっかりやってこなかった人は、いまからやってもすごく意味があるんだろうと思います
量をこなすのはとっても大事なことだと思っています
なので、ツェルニーはなるべく1曲にこだわるのではなく、そこそこ弾けるようになったらどんどん次の曲に進むのが良いと思います
ポリフォニーの初見について
冒頭で紹介した「よくわかる ピアノ 初見トレーニング」の本に結構たくさんポリフォニーの曲が出てきます。バッハのインヴェンションとシンフォニアでポリフォニーをしっかり練習したのでポリフォニーはかなり違和感無く初見できています。
もちろん、幼少期からピアノを習っていた人と比べると初見力は全然劣っているだろうとは思いますけど。
ブルグミュラー18の練習曲を最後まで仕上げたら、バッハ シンフォニアの残り2曲を消化して、バッハ平均律に入りたいです
ではでは〜