お元気ですか、MrBachLoverです。ピアノ弾きの皆様、模範演奏はどんな風にしてお探しでしょうか。わたくしはYouTubeで結構沢山、プロ・アマチュア問わずいろんな方の演奏を聴いて参考にしています。今日は、現在練習中のスクリャービンop.8-12の模範演奏あれこれをご紹介します
YouTubeだと指の動きとか、いろいろ参考になるんじゃない?
そうなんだよ。オクターブ跳躍で下る箇所を魔法のような楽ちんな弾き方してる人見つけちゃったり、すごくカッコいいアーティキュレーションで弾いてる人がいたり、沢山の発見があるよ。
Scriabin plays Scriabin Etude op.8-12
まずは、スクリャービンご本人の演奏から。
これ、メッチャテンポ速いです!
わたくし的には、ちょっとこのテンポで弾くの無理があるよー
でも、カッコいい。そして、性格が凄く出てる感じです。スクリャービンは感情の起伏が激しい人だった、って聞いたことがあります。そのまんま演奏に出てますよねー
ただ、作曲者の演奏が唯一の模範演奏では無いし、作曲者自身も色々表現を変えて演奏したりしますから、コレまた、1つの表現の仕方という捉え方も出来ます
また、作曲者自身の演奏より曲の持ち味を引き出すピアニストだっているわけで、わたくしは作曲者の演奏が神、みたいな捉え方はしていません
とってもお気に入りの演奏動画
こちらの動画はわたくしのとってもお気に入りの動画です。ピアニストはディノラ・ヴァルシさん。気になったので略歴をしらべてみました。(略歴:http://shosuzki.blog.jp/archives/7806673.html)
テンポはゆったり目。
とても豊かに歌い上げています
そして、デクレシェンドする箇所なのに、逆にためてクレシェンドも付けて盛り上げてたりも。
右手メロティーのオクターブ下降型の跳躍は何回観てもハテナ?です。これ跳躍してないよねー。単に音抜いてるのか、左手で補助してるのか???
サンドロ・ルッソさんがホロヴィッツピアノで弾いた演奏
こちらはピアニスト サンドロ・」ルッソさんがホロビッツ・ピアノ(スタインウェイCD-75)で弾いたスクリャービン練習曲op.8-12。
中間部のアーティキュレーションが説妙です。そういう解釈アリなのね。
そして、CD-75のサウンドがホロビッツを彷彿とさせてくれます
黒岩航紀さんの演奏
こちらはピアニスト 黒岩航紀さんの演奏。
インスピレーションに溢れていて、とても素敵な演奏です。
静かに終わるバージョンもいいですねー♥
ホロヴィッツのスクリャービン練習曲op.8-12「悲愴」の演奏
こちらは、ピアニスト ホロビッツさんの弾くスクリャービン「悲愴」です。
おー、なんとカッコいいことか
わたくしがこれを完コピしてコンクールで弾いたら、きっと一杯ダメ出し喰らうんだろうなー。でも、聴衆賞取れたりして。(笑)
いやいや、そもそも完コピのハードルが高すぎか。
結び:YouTube いろんな発見があります
この記事を書いていて、改めてそれぞれの演奏者の方の経歴を観てみたのですが、皆さん、個性的ですねー。面白そうなブログとかも見つかりました。YouTubeはホント、いろいろな発見があって観るのが楽しいです
おっと、そろそろ朝練しなくちゃ。
ではでは~
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