お元気ですか、MrBachLoverです。リーマンピアニストの皆様、レッスン活用してますか。私はほぼ毎週土曜日にレッスンに通っています。今回はマイ・グランドピアノを調律した都合で練習不足でした〜。でも、一応レッスンしてもらったのでレッスン内容をメモに記します。それと、調律後のピアノについても気付いたことがあるのでメモに記します
調律の時間の都合でピアノの練習時間が十分取れなかったようだけど、その分、キミのグランドピアノの音はとても良くなったんじゃないの???
ピアノレッスンに向けた練習時間はちょっと不足しちゃったけど、調律後のピアノの音には大満足だよ。
レッスン当日の自宅練習
レッスン日の午前9時半から5時間掛けて調律してもらったので、調律が仕上がったのがレッスンに出かける30分前。ということで、今回の自宅練習は調律後の試し弾きとフォーレ連弾組曲ドリーより、スペインを一回弾いただけなのです
まあ、こういうこともあるよねー
レッスンスタート!
程なくお教室に到着。一応、今週はずーっとスクリャービン「悲愴」練習してましたのでスクリャービン「悲愴」を見ていただくことにしました
また、フォーレ連弾スペインも少し見てもらいました
1曲目:スクリャービン『悲愴』
一回通して弾きました。まずまずの出来です。先生に、もうほとんど仕上がってます、のコメントを頂きました。
4ページ目の後半、一箇所アルペジオに変えようとしてる箇所の相談をしたところ、ロシア人はアルペジオ嫌うんです、とのこと
なので、今まで通りアルペジオにせずにサラッと弾くことにしました
この他に、運指を4箇所ぐらい見直したところがあるので先生に色々運指の相談に乗って頂きました
とくに、オクターブ奏法の運指についてですが今まで、
Fis → E
を弾くときは、
1 + 4 ⇒ 1 + 5
で弾いてたのですが、同じ音形は同じ運指となるように工夫したところ、
1 + 5 ⇒ 1 + 4
のパターンが出てきました。この機会に苦手な運指も使えるようにしちゃおうということで、思い切ってこの運指をマスターしちゃいました
へへへ。
こうして1つ1つSchoolの先生の使ってる運指をマスターするのはとても達成感があります
フォーレ スペイン(連弾)
少し時間があるのでフォーレ連弾組曲ドリーより、スペインを先生と合わせました。かなり久々だったので、ゆっくり音を確認しながら合わせていただきました
はい、お時間が来ました〜
チーン
調律完了後のピアノの音
調律完了後のピアノの音を改めて確認してみたのですが、やはりいい音していますね〜
似たピアノの音が聞こえてくる動画についてYouTubeのわたくしの動画のコメント欄に書き込んでいらっしゃる方がいました。気になる動画は「Stanislav Bunin: Debussy – Arabesque No. 1 in E major」です
確かに、
- 高音の透明感
- シフトペダルを踏んだときの虚ろな色合い
- 甘いつぶやきのようなピアニッシモ
- しっかりと芯があり説得力のある低音
と、我が家の調律後のKG-2Cと似た印象を受ける音がYouTubeから流れてきます♥
調律完了後のピアノのタッチ
今まで、かなり雑な動きをしていたアクションだったのですが、それが調律・調整後はまるで別物。
あたかも大ホールに置いてあるフルコンのような、非常にデリケートで反応のよい、素晴らしいタッチに生まれ変わっています
確かな技術を持った調律師さんにアクションを調整してもらうと、こんなにも弾き易くなるのか、と今更ながら驚いています
そして、その違いが分かる自分にも、成長を感じちゃったりしますね〜
耳が良いって、大事かも。
ピアノの音域毎の音色
我が家のグランドピアノKG-2Cちゃんの低音域から順にピアノの音色が変わるポイントを見ていくと、
- 巻線1本から巻線2本に変わるところで、音色が変わります
- 巻線2本から、巻線なしの3本弦に変わるところで、また音色が変わります
- アルト音域からソプラノ音域に移るところで、また音色が変わります
- ソプラノ音域から高音装飾音域(最高音まで)の間でも、3回ほど音色が変わります
このように、カワイのピアノは音域毎に微妙に音色が変わるのです。そして、これがピアノのカラーとして現れます。ヤマハのピアノは音域毎の音色の変化が最小限に抑えられているのに対して、カワイよりももっとカラーが濃いのがスタインウェイやベヒシュタインなどのピアノになります
どれが良いかは好みの問題です。ヤマハの全域に渡ってフラットな感じを好むピアニストもいるでしょうし、ベヒシュタインのような音域毎の主張がハッキリしているピアノを好むピアニストもいます
わたくしは、カワイの味付けがとてもお気に入りです♥
ではでは~
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