グレン・グールドのピアノ演奏はどうしてあれほどまでに魅力的なのか。

ピアノ

ども、MrBachLover(バッハ ラバー)です。ピアノ弾きの皆様、今日もピアノ弾いてますか。わたくし、今日はピアノまだ弾いてないんですが、多分これから4〜5時間は弾くと思います。さて、今回はグールドのピアノ演奏の魅力について探ってみようと思います。

レモンちゃん
レモンちゃん

魅力的な演奏と上手な演奏は
別物って聴いたことがあるよ。

わたくし
わたくし

うーん。指が回るとか、粒が揃ってるとか、リズムが一定で正確とか、そういう演奏が上手と言えると思うけど、グールドって全部超越してる気がする。

グレン・グールドの弾くバッハ

以前からとってもお気に入りのグレン・グールド。

最近、「J.S.バッハ:ゴールドベルク変奏曲(1959年ライヴ)&3声のシンフォニア(1957年ライヴ」のCDを買っちゃった

とっても魅力的な演奏で一気に聴いてしましました

あー、その音がそう繋がるのね、とか、
へー、そこはそんな風に歌うんだー、とか。

もう、発見ありまくりでしたねー

グールドの弾くバッハ/ゴールドベルクは、
デビュー盤と最晩年に録音された盤が有名だけど、
そのどちらとも全然違う、まるべ別の演奏家が弾いたのでは、
と思わされる演奏でした

もー、とにかく、ライブ感がすごい。

グレン・グールドの演奏が個性的な理由

グレン・グールドの演奏が魅力的なのは、
一重に個性的だからだと思うのです

という訳でグールドの演奏が個性的な理由を
少し探ってみたいと思います

グールドの幼少期

グールドは3歳で絶対音感があり、音符が読めたらしいですねー
ご両親はグールドをコンクールに出すことを極端に嫌って、
でたコンクールが3つほどで、どれも出たら
賞をいくつももらってきたのだとか。

まあ、要するに天才。

ピアニストの母親にピアノを教わったそうですが、
その時、グールドは歌いながら弾くことをを教わり、
結果、あのCDにピアノと共に聞こえる謎のうめき声が。。。

学校から帰宅途中、オーケストラを指揮するように
腕を動かしながら帰っていたとか・・・

グールドは他の人の演奏を聞かなかった

グールドの大ファンの日本人の方が、
あるとき、カナダに旅行してグールドに
お会いになられたそうで、

その時、ご指導をお願いしたところ
丁重にお断りされて、グールド曰く、

僕は誰にも教えないし、
僕は誰の演奏も聴かない

といったそうです

なるほどー。これならあの独特な演奏も
納得がいきます

楽譜から何を読み取るのかが大事と思う

結局、楽譜からどの音をどう扱うのか、
その横つながりをどう扱って、
縦はとう捉えるか。

そして、アゴーギクとデュナミーク、
アーティキュレーションをどう扱うのか
(特にバッハなど指定がほとんどない場合)

これを楽譜からどう読み解くのかが
とっても大事なんだと思います

そして、その基礎をグールドは母親と
後の先生のゲレーロから教わったのだと思います

グールドの演奏は本当に考え抜かれていて、
聞く度、はっとします

ただ・・・

言うは易く行うは難し。

名ピアニストの演奏にも答えが示されている

グールドの演奏はとっても好きです ♥

ただ、今の時代、シフの演奏だってあるし、
リヒテルの演奏もあります

最近は、新進気鋭のピアニストだって出てきてますよねー

その演奏にはある意味、いろんな答えが示されている訳で、
MrBachLover的には、いろいろな演奏を聴いて
センスを磨くのがとっても大事と思っています

ではでは〜

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