お元気ですか、MrBachLoverです。ピアノ弾きのみなさま、ショパンコンクールの予選の様子をご覧になられましたでしょうか。私はYouTubeで日本人の演奏を幾つか見ました。そして、ショパンコンクールの予選結果が発表され、少し驚きました。え、あの人が残ってないの〜???、マジか。
今回はショパンコンクールについて少し書いてみようと思います
ショパンコンクールといえばピアノの森だよね〜
そうそう。その点も少し触れようと思ってるよ
黒木 雪音さんと山縣美季さんがいない(!?)
ショパンコンクールの結果をみて、一瞬、信じられませんでした
わたくしがとても高く評価していた山縣美季さんと、わたくしの友人K氏がたかく評価していた黒木雪音さんが残っていないのです
コンクールの審査基準って、…
色々な演奏があるかと思います
- 心揺さぶられる、インスピレーションに溢れた演奏
- 正統派の解釈だが、今ひとつピンとこない演奏
- インスピレーションにあふれる、かつ、正統派の解釈の演奏
黒木様も、山縣様も、
- 聴く人の心を揺さぶる、
- インスピレーションに溢れる、
- アーティスティックな
そんな演奏をされたのではないでしょうか。なのに、予選落ち。これって、どういうことなのか???
謎の究明を試みる
いやー、本当に心揺さぶられる素晴らしい演奏だったのに、落選するって、謎過ぎます。なので、ちょっとネットで調べてみましたところ、こんな記事が。
ヤブウォンスキが審査員としての胸中を語る
URL:https://ontomo-mag.com/article/interview/chopin-piano-competition07/
この記事を読んでみましたところ、審査基準がかなんとなく分かりました
要するに、聴衆の心をどれだけ動かすアーティスティックな演奏か、ピアニストとしての力量がどれほどあるのか、そういうことを審査しているのではなさそうです
ピアノの森のショパコンの審査基準とは違っているようですね…
如何にショパンらしく表現しているか、ってことなんだな〜って思いました。ショパンコンクールですから、ショパンに最大限にリスペクトするというのも分からなくはないです
前回第1位のチョ・ソンジンの生演奏を聴いて
ショパンコンクール第1位のチョ・ソンジンの生演奏が聞きたくて、数年前に東京オペラシティに聴きに行きました。なるほど、ショパンは素晴らしかったです。でも他の作曲家に関しては、どうなんですようね〜。正直、いまひとつピンとこなかったのです
ラフマニノフの演奏するラフマニノフ ピアノ協奏曲
ラフマニノフ自身が演奏しているラフマニノフ ピアノ協奏曲、2番も3番も聞きました。とてもノーブルな、抑え気味な演奏でした
現在のピアニストの演奏するラフマニノフ ピアノ協奏曲は2番にせよ3番にせよ、とても劇的でロマンティックです。でも、ラフマニノフはそんなにロマンティックにも、劇的にも弾いていない。
次のピアニストのラフマニノフ前奏曲op.23-5 の音源を持っています
リヒテル
アシュケナージ
ルガンスキー
ユジャ・ウォン
ボリス・キルトブルグ
世代が若くなるに連れて、表現がエスカレートして、劇的になっていきます。これは、ある意味では必然なのかも知れません
でも、ショパンコンクールでは表現をロマンチックに、劇的にしてしまうのはよろしくないのかも知れませんね
結び:ショパンコンクールの結果が全てではない
わたくしは、反田恭平さんの大ファンです。そして、今回のショパンコンクール予選の演奏もとても好きです。そして、反田恭平さんは今回のショパンコンクールに万全を期して望んでいると思います
心から応援しています。第1位に輝いて欲しい♥
けれど、反面、ショパンコンクールの結果が全てではないな。と今は思っています
ポゴレリッチがショパンコンクールで予選落ちして、「彼は天才よ!」と途中帰国したアルゲリッチのエピソードを思い出してしまいます
黒木雪音さんは天才だと思いますし、山縣美季さんも天才だと思います
反田さん、沢田さん、牛田さんの演奏の感想(ピアノメーカーの違い)
スタインウェイ、カワイ、ヤマハのピアノの印象を記しています。宜しければコチラの記事もご覧ください
(もう1つの)ショパンコンクールの結果発表
ピアノの違いについての記事をも1つ書きましたので、宜しければ。
牛田智大さんのショパコン落選のコメントを読んで思うこと
牛田智大さんのショパコン落選後のツイッタのコメントを読んで思ったことを次の記事に記しました。宜しければ。
ではでは〜
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