お元気ですか、MrBachLoverです。リーマンピアノ弾きの皆様、ピアノレッスンに頑張って通っていますか。わたくしは本日ピアノレッスンでした。今日のレッスンはバッハのシンフォニア14番一色。という訳で習ったことをメモに記します
30分ずーっとバッハの1曲だけだったんだね。チョッピリもったいないんじゃないの?
そんなことはないよ。バッハのシンフォニアはとっても難しいから沢山教えてもらう事があるよ。
本日の自宅練習
今日は午前1時間、午後1時間ほどグランドピアノで練習しました。
ひたすらバッハ シンフォニア14番だけ練習しました。
この曲は、本当に難しいです
- テーマを探すアナリーゼも大変だし、
- 調性の特定も難しいし、
- 運指も大変だし、
- 音の読み間違いがあり、訂正したりして、
あっという間に時間が経っていきます
ノンペダルでの練習と電子ピアノのチャーチオルガン音
ペダルを使って演奏する前に、指で丁寧に繋げなくてはいけませんから、ノンペダルで練習しました
バッハを練習するときにとっても役に立つのが電子ピアノちゃん。
チャーチオルガンの音に切り替えて、ノンペダルでバッハ シンフォニア第14番を練習すると、
おやおや、ここは礼拝堂???
と錯覚してしまうほど、神聖な雰囲気が漂います
調整の話:B-dur(変ロ長調)
バッハ シンフォニア第14番の調整は変ロ長調です。この調の特徴を一言でいうと、豊かな幸福感。
でも、ただ幸福なだけでは無く、時に大きな犠牲を伴うこともあり、その犠牲は曲の中に出てくる短調の場面で表現されています
幸福になるためには犠牲を伴うのかも知れません
この曲のわたくしの解釈
わたくしのバッハ シンフォニア第14番の解釈は、
- バッハには、かわいい娘がいた
- 娘の幼少期を思い出しているところから曲が始まる
- 娘は成長し、思春期を迎える
- 白馬の王子様が現れて、恋に落ちる
- 揺れ動く乙女心
- 王子様の告白、そして、幸せが訪れる
- 結婚式場を出て皆の祝福を受けるライスシャワーで曲のエンディングを迎える
というストーリです
アナリーゼのやりすぎにご注意
アナリーゼは必要です。だけど、やりすぎにご注意。
上記の曲のイメージは、アナリーゼからは絶対に生まれません
断言できます
曲のイメージは心で感じるもの。アナリーゼで考えて導くものでは決してありません
果たして、この曲のアナリーゼをすることにどれほどの価値があるのでしょうか…
テーマの歌い方の一貫性、ストレッタやセグエンツなど、どのようなテクニックを使っているのかを意識するのは演奏する上でとても大事です
でもね、
それはそれ。
結局、ピアノはハート♥で弾くんじゃないかなって、チョッピリ思います
本日のレッスンメモ
本日のレッスンでは、先生に次のアドバイスを頂きました
- テーマの中の2連8分音符はレガートでは無くマルカートで。
- この2連8分音符の強弱を検討しましょう
- 休符に続く4分音符はどのように扱うのかを検討しましょう
- 曲の終盤の盛り上がる箇所はテーマが次々と出てくるストレッタ。見せ場ですね〜
- 実に若さを感じる曲です
- 暖かくて、多幸感に包まれている
先生に、わたくしのこの曲の解釈(前述のストーリー)をお伝えしたところ、全くその通りだと思う、と同意を頂きました
そして、ボソッと、
小学生や中学生の子供では、そのような解釈を引き出すのは無理ですね。大人になってから弾くべき曲かも知れない、とも仰っていました
レッスンから帰宅後の練習
やばい。また今日はバッハしか弾いていない
しかも、シンフォニア14番だけ。
という訳でレッスンから帰って夕飯を食べた後、
- ツェルニー30番 練習曲25
- ツェルニー30番 練習曲24
- ブルグミュラー18の練習曲 第6番「陽気な少女」
- ブルグミュラー18の練習曲 第5番「泉」
- スクリャービン練習曲op.8-12「悲愴」
を練習しました。練習時間は2時間ほどでしょうか。
どの曲も2,3日弾いてなかったのですが、結構思い出せました
結び
いやー、今日はピアノを5時間近く弾いちゃいました
でも、全然飽きないですね〜
飽きるどころか、ますますピアノ好きになってしまいました
皆様、コチラの話をご存知でしょうか。
結構有名な話のようですが、一応、あらすじは、
- メキシコ漁師は不自由なく食べられて家族との時間も大切にできる豊かな生活をしている
- MBAを持っているコンサルタントが、ああすれば稼げる、こうすれば事業展開できる、と説く
- メキシコ漁師は、「それで、何がえられるのだ?」と質問する
- コンサルタントは、「不自由なく食べられて家族との時間も大切にできる豊かな生活」が出来るようになる、と答える
- ふーん、そんなもの、もう実現できているヨ、と漁師が言った
無理してFIREとか、目指さなくても良いのだと思います
グランドピアノがお家にあって、ピアノを楽しむ時間が少しあるだけで、もう、会社でわたくしをとっちめる上司とか、わたくしと同期ですごく出世しちゃった人とかと張り合う気が失せていきま(笑)
わたくし的には今の生活に何の不満もないですし、リタイアした後もどうやらピアノが習えて心が豊かな生活ができそうな感じなので、
もう既に、人生勝ち組なのだと思っています
人生で本当に大切なことは、健康なカラダと、豊かな時間と、心を豊かに出来る嗜み(たしなみ)だと思います。そして、わたくしの嗜みは、ピアノ。
(おまけ)今日の題名のない音楽会をみて
今日の題名のない音楽会は、「ショパンコンクールのコンテスタントによるショパンの音楽会」でした。小林愛実さん、角野隼斗さんが登場。素晴らしいピアノを披露してもらえました♥
おふたりとも、超上手ですね。このような素晴らしいコンテスタントに順位をつける意味って、あるのかしら???
何でも競争、競争。1等賞は色々とチヤホヤされる。
はい。分かります。でも、ちやほやする人は、自分で価値を判断できない人かも知れません
ていうか、芸術的な価値が分からない人のためにコンクールがあるのかも知れない。
そして、裏ではアニメ「ピアノの森」で見たような、いろんな取引だってあるかも知れませんね。
ショパンコンクールのコンテスタントのYouTue動画、わたくしも見ていますし、パフォーマンスに感動していますが、
結果は、マジでどうでもいいと思っています
ではでは~
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