レッスンメモ : 11月3日(Salon)

ピアノ

お元気ですか、MrBachLoverです。今日はサロンのレッスンの最終日でした。レッスンの内容をメモとして記します。

レモンちゃん
レモンちゃん

今日で最後だったんだね〜。レッスンはどうだった?

わたくし
わたくし

毎回のことだけれども先生の指導はとても的確で有意義な時間が過ごせたよ。でもね、ピアノがイケてないんだよね〜。ソフトペダル以外にもう1つ問題を発見してしまったよ

レッスン曲とご指導頂いた内容のメモ

今回はブルグミュラー2曲、ツェルニー1曲をみていただき、途中、ラフマニノフOp.23-5 を聞いていただきました。レッスンでの指摘内容は次の通りです

ブルグミュラー18の練習曲よりジプシー

  • 右手 G – As G F – の恩恵の真ん中のG音をはっきりと弾きましょう
  • 右手のC ー CCCー のCCはつまりすぎているので正確に刻みましょう
  • DG CisG CG HG の両手の指を少し変更して、2の指で黒鍵を取れるようにした
  • 左手 CーB As・⇑AsーAsG のフレーズ感を出すこと
  • DC・As・F・D・C・As・F・D … の最小の2拍のスタッカートは1音ずつしっかり弾く
  • 全体にもう少しテンポアップ

ブルグミュラー18の練習曲より羊飼いの家路

  • 3拍子なのでラン(1拍目しっかり)タッタッ という3拍子の感覚を持って弾くこと
  • 右手和音の形のまんま同じ音形で1音ずつ下がってくるところは楽譜通りの指使いが望ましい
  • 最後の段の右手、音読み間違いあり

ツェルニー30番 練習曲15

  • 1ページめ真ん中より下の左手の属7の和音は音を間違って覚えているので直すこと
  • 左手2と3が重なってしまうことがあるので十分注意して弾くこと
  • 右手は問題無い
  • この調子でテンポアップを図ること

ラフマニノフ前奏曲Op.23-5

アップライトピアノですから、まあ普通にソステヌートなんてペダルはなく、ダンパー・ペダルだけで演奏しました。グランドで弾くような爽快感が出なくて残念でしたが、それでも先生は、

大きな音が鳴っていてグー!
よく弾けている、凄いです

というコメントを頂きました

前のサロンの先生に3年前に習ったときの楽譜を出してきて、

  • 1回のレッスンで進むのが半ページほどである
  • 低音部のメロディーと、合いの手の和音を分けて電子ピアノで録音して練習した
  • 右手と左手別々に電子ピアノに録音して練習することも平行で行った

という話をしたところ、

まー、そんな状態から頑張ってここまで仕上げたのですね、凄い努力です

と、またまたお褒めのお言葉を頂きました

先生も最近ラフマニノフを弾いているそうです。以前から習っている先生に、ずーっとラフマニノフを弾きたい、弾きたいと言っていたのに弾かせてもらえなかったのだそうです。それが、やっと最近になって先生から「もうそろそろラフマニノフ弾いていいよ」とお許しがでたのだとか…

そろそろ、ってどういう基準なんでしょうね???

わたくしは弾きたいからラフマニノフを弾く、それだけでいいんじゃね〜

って思っちゃいますけど、駄目かな〜???

で、ラフマニノフの話で盛り上がっちゃいました

ラフマニノフにはバッハもベートーヴェンもモーツァルトも、バロック、古典のすべての音楽が含まれている、という話をしたところ、先生もそう思っているとのことでした

で、先生はラフマニノフOp.32-12に只今取り組んでいるのだとか

私も弾いたことのある曲ですので、バッハ的なところがあるとか、いろんな話ができました

わたくしは「ラフマニノフを弾け」という本を読んでラフマニノフについて結構勉強しました〜

この本には、

ラフマニノフの前奏曲はOp.3-2鐘の冒頭のAーGisーCisーーの音形の変奏曲であること
Op.32-12 はピアノの音が減衰することを最大限に生かした楽曲であること
ラフマニノフが作曲を通してやりたかったことは、全てのクラシック音楽の総まとめと推測できること

など、色々なことが書かれていますので、ラフマニノフを弾きたい方には必読の書です

著者の土田さんはモスクワ音楽院で勉強されてラフマニノフコンクールで1等賞をとって帰国された方です

ていうか、ラフマニノフ以外のことについてもピアノのテクニックとかいろいろ書かれていますし、モスクワ音楽院の寮生活の笑える話とか、読み物としてもとてもおもしろいですから、

全てのピアノ弾きの方におすすめの本です〜

アップライトピアノの調整がよろしくないところをもう1つ発見!

アップライトでもハーフペダルを使おうと思えば使えるんですよね

で、使おうとしたところ、ダンパーの上がり方が実にバラバラでして、

ハーフペダルが、

使・え・ま・せ・ん!!!

ピアノが導入されて間もない頃はハーフペダルがうまく掛けられていたのですが、これも時間経過による変化と思われます

低音部は凸凹が沢山あり、ハーフペダルかけても音が伸びっぱなしだったり、すぐ止まっちゃったりする音があります。また、高音部は、ハーフペダルを掛けると真ん中より少し下のHの音が異常伸びちゃいます

これは、楽器自体の問題ではなく、明らかに調整の問題です

わたくしのおうちのグランドピアノはつい先日、調律師さんに費用をお支払いしてしっかりダンパーの掛かりのばらつきを直してもらいましたから、

ちゃんとした調律師さんならバッチリ直せるはずです

生ピアノは本当にデリケートなのです

これも直してもらいたいものです

またまた、お店の責任者の方にメールしようと思います

ではでは~

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