お元気ですか、MrBachLoverです。ピアノ弾きの皆さんの中には本番はいつもあがっちゃって苦手なんだよね〜、という方も多いのでは、と思います。今回は本番が苦手な方全ての方に自身を持ってオススメする本のご紹介です
ピアノ演奏の本番のステージは何歳のときに経験したの???
50歳だよ。ずーと独学だったから、本番というものが無くてさー。そのとき、一人でたくさんの人の前で演奏するというのはどれほど大変なことかを思い知らされたよ
でも、本書を読んでみると見え方がガラリを変わってくるよ
本番に強くなる!~演奏者の必勝メンタルトレーニング~
ドン・グリーン (著), 辻 秀一 (監修), 岩木 貴子 (翻訳)
著者のドン・グリーンさんはオーディションのための米国有数のコーチです。また、ジュリアード音楽院でも指導を行っているという、すご~い人です
監修の辻秀一さんは、応用スポーツ理論などをもとに独自のメソッドを確立。アスリートやスポーツチーム、一流企業や音楽家をサポートされている方です
わたくしは、本書で書かれていることを読んで実践したら本番のパフォーマンスが結構良くなりました〜
ピアニストもアスリートも本番への取り組み方は共通
著者さんも監修の方もピアニストではなく凄い音楽家でも無いわけですけど、本番へのアプローチという点ではプロ中のプロです
読んでみて分かったのは、オリンピックのフィギュアスケートなどの色々な種目でメダルを獲得する選手が取り組むのと同じアプローチをとれば本番で良い成績を出せるということです
読み始めた時点では、ちょっと意外な感じもしましたが、
確かに、本番という点では同じですね〜
どういう人が本番に強いの?
本書ではオプティマルパフォーマンスというものが定義されています
本番でうまく行くときと行かない時がありますよね、
おー、今回はめっちゃ会心の出来だよー、いつもの演奏寄り120%うまく出来た〜
なんていう時と、
今回はダメダメだった〜、40点だな〜、
なんていう時があると思います
本番に強い方は本番で常に80%ぐらいの演奏ができる人のようです
ムラがあると…
そりゃ、ムラがあるとだめですよね〜。
プロのピアニストがムラだらけのパフォーマンスだと、ダメダメな演奏された日には全然楽しめませんからね
本書では、本番でめっちゃ良い演奏ができるときもあればダメダメのときもある、なんていうムラのある演奏ではなく、常に80パーセントの演奏パフォーマンスが出せるようにいろんなアドバイスやアプローチが書かれています
本番で120%のパフォーマンスを出せているときの状態をゾーンと呼びます
そして、常にゾーンというのは訪れない、ということです
だから、ゾーンは訪れなくても、
80%以下にならないようにしましょうね、ってことみたいです
どういうことが書かれているの???
最初にアンケートがあり、それに回答していきます
すると、あなたはどんなタイプかが判りますので、
それに応じて具体的な対処方法を読んで理解して、
本番のパフォーマンス改善に役立てることができます
本書では本番へのアプローチに関して次の7つの基本スキルが説明されています
- 意欲
- 平常心
- 思考習慣
- 感情マネージメント
- 注意力
- 精神統一
- 回復力
詳しくは、本書をぜひ手にとって読んでみてください
結び
この本を久々にちょっと読み返してみて、
いろいろと忘れていることに気が付きました!
人間は忘れるどうぶつであーる
習慣は残っているけれども、
本質的な考え方とか、
もうすっかりわせ売れていましたので、
ちょっと週末に読み直してみよっかな〜
そして、次回のパフォーマンスに向けて準備してみようと思います!
ココまでお読み頂いたピアノ弾きの皆様の
次回の高パフォーマンスをお祈りしています
ではでは~
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