お元気ですか、MrBachLoverです。ピアノ弾きの皆様、憧れの曲にチャレンジしていますか。私は弾いてみたい曲、カッコいいな〜って思う曲に50%の練習時間を、残りの50%は基礎を固めるためのエチュードに時間を使って居ます
憧れの曲、カッコいいな〜って思う曲を弾くと、凄く成長が早くなるような気がしています。今日は、そのあたりのことを記してみようと思います
憧れの曲とか、カッコいいな〜って思う曲は難易度が高くて弾きこなせずに不完全燃焼しちゃうんじゃないの???
それはあるあるだよね〜。そういう人も見たことあるけど、逆にガチンコで取り組んでものにした人だって何人も見たよ
ショパン・バラ1に取り組んでものにした人
某楽器店のピアノサロン会員さんだった其の人は、ピアノの魅力に取り憑かれてショパンのエチュードを発表会で弾いて、あまり満足のいくできではなかった模様。その後、ショパン・バラ1にハマってましたね〜
聴くところによると、其の人はしばらくしてピアノサロンを退会してグランドピアノで教えてもらえるお教室に移って音大受験の準備をして短期音大を受験、見事合格したのでした!
あっぱれです
シューマン飛翔に取り組んでものにした人
お次の人の話。
ピアノサロンの発表会で、ブラームスop.118-2に取り組んで、あまり満足のいくできではなかった模様。その後、ピアノの基礎からみっちり鍛えてもらい、音楽理論も習って、リスト 愛の夢を形になるまで仕上げて、
更に研鑽を積んでシューマンの飛翔にチャレンジ。
見事に演奏できるようになってました
これまた、あっぱれです
大人は内に秘めた音楽性のレベルが高い
小学生が飛翔とかバラ1とか弾くと、まだ内面が成長してない訳で、感情表現するのにムリがあるように思う訳です
でも大人になると人生いろいろ経験している訳で、当然いろんなことを音楽を通して表現したくなるんですよ
で、沢山表現したいことがあるから、時の経つのも忘れて練習に没頭しちゃう。
練習に没頭すると、当然のことながらいっぱい練習することになります
すると、メキメキ上達するって訳ですね
私の場合:スクリャービンop.8-12「悲愴」
最近、スクリャービンop.8-12「悲愴」を弾いています。数日前から結構テンポアップできるように鳴ってきて、突然バンバン弾けるようになってきた箇所が数箇所ありまして、ついつい、毎日寝る前に30分ぐらいスクリャービンop.8-12「悲愴」を電子ピアノで弾いています
でね。この曲を弾いてると、なんだか自分の中から別の自分が出てきてサナギがチョウチョになるみたいな気分を味わう訳ですよ
エヴァンゲリオン、再起動!
ほら、電源プラグが外れて電池が切れたエヴァンゲリオン初号機が使徒にコアをメッタ打ちされて、
逆ギレして突然再起動して、
ウォーーーーーー!!!!
ってエヴァンゲリオン初号機が吠えて、目にも留まらぬ勢いで使徒をやっつけちゃう、あんな感じになるのです
そうです。スクリャービンop.8-12「悲愴」は世界の終わりを表現しているのです!
大曲を弾かないと得られないモノ
これって、大曲を弾かないと絶対に味わえない醍醐味ですよね〜
バラ1だって、飛翔だって、大曲ですから、同じような凄い感情の渦があるんだろうな〜って思います
そして、スクリャービンop.8-12「悲愴」を弾きこなすテクニックは明らかに古典の曲で必要とされるテクニックとは違うのです
たとえモーツァルトソナタが全曲弾けるようになってもスクリャービンop.8-12「悲愴」がパパッと弾けるようにはならないと思うのです
結び
今までずーっと、バッハの平均律とショパンのエチュードを全曲弾かなければ、って思ってた。
エヴァンゲリオン初号機のパイロットの碇シンジ君が、
逃げちゃダメだ、
逃げちゃダメだ、
逃げちゃダメだ、
…
って自分に言い聞かせるように呟くシーンがありますけど、あんな感じ。
バッハの平均律とショパンエチュードから、
逃げちゃダメだ、
逃げちゃダメだ、
逃げちゃダメだ、
…
ってずーっと自分に言い聞かせてました
でも、そんなもの弾かなくてもいいんです
ツェルニー30番とブルグミュラー18の練習曲を真剣に取り組めばピアノがメッチャうまくなりますし、ラフマニノフとスクリャービンとプロコフィエフ真剣に取り組めば、これまたメッチャうまくなるんですヨ
そして、そのほうが何倍もわたくしの場合は楽しいかも!?
平均律は数曲弾いてみたいですし、ショパンエチュードも、あと数曲弾いてみたい曲があるけど、どちらも全曲制覇はちょっと時間がかかりすぎます。なので、ちょっと止めておこうかと思っています
ではでは~
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