お元気ですか、MrBachLoverです。ピアノ弾きの皆様、取り組む曲はどうやって決めていますか。わたくしはピアノを始めた中学生時代から取り組む曲はほぼ全て自分で選曲しています。今回は、選曲の方法と、その影響について考えてみたいと思います
ちゃんと先生に曲を選んでもらわないとマズイんじゃないの???
そだね〜。でも、独学だと先生がいないんだよね〜。なので選曲基準を決めてるヨ
独学時代の選曲基準①:中学1〜3年
中学1年の時、ピアノを独学で始めたんですけど、その時に考えた基準は、
- 弾きたいと思う曲
- 芸術性が高い曲
- メカニックとテクニックが身につく曲
この3つを満たす曲って感じですね〜
独学ということは先生がいませんから、選曲にはとても注意を払いました
中学時代に弾いた曲は、
エリーゼのために(1年間)⇒ ユーモレスク(ドボルジャーク)⇒ モーツァルトKV.545 ⇒ モーツァルト ロンド イ長調 ⇒ トルコ行進曲(モーツァルト)⇒ 月居の光(ドビュッシー)、亜麻色の髪の乙女(ドビュッシー)
です。これと並行で、バイエルとツェルニー100番も練習しましたー
そうそう、ソナチネは1曲目をちょっとだけかじって、面白くないのでパスしました〜
部活は新聞部でしたが、さほど忙しくなく、めいいっぱいピアノ弾いてました〜
あ、他にはフォークギターもやってたっけ。
独学時代の選曲基準②:高校時代
凄くピアノが上手で、後に教育大学の音楽科に進んで高校の先生になった友人が居まして、彼にピアノの基礎を教えてもらいました
スタッカートは、バスケットボールをドリブルする感じで弾くんだよ、とか、鍵盤の先にはハンマーがあって、そのハンマーが弦を叩いてることを想像して弾くんだよ、とか、レガートは音を微妙につなげるんだ、とか。
その友人に、
ツェルニー30番に入ったんだけど、さっぱり面白くないって話をしたら、ブルグミュラー25の練習曲を薦められまして、ブルグミュラー25の練習曲をやってみたら、
あーら、こんなに楽しくて良いのかしら???
って感じで、いっぱい弾きました
でも、平行で練習したのは、
バッハい・インベンション ⇒ ショパン前奏曲「雨だれ」⇒ ショパン練習曲「革命」
あらあら、もう革命まで来ましたね…
大学時代(学生オケどっぷり)
大学時代は、学生オケでコントラバスを4年間弾きまくってました〜
半年毎に大曲を弾くんです
メインは、
ブラームス交響曲第2番、
ドボルジャーク交響曲第8番、
チャイコフスキー交響曲第6番「悲愴」
など、基本、大作曲家の交響曲です
これに、序曲とサブドメインを加えた3曲構成。
この頃、佐渡裕先生とか、大友直人先生とか、湯浅卓雄先生とかを客演指揮者に招いて振ってもらって演奏しました
佐渡先生のときは、ほんとすごかったヨ。オケがまるで別物になって凄くいい演奏になるんです。そのころ僕たちは、佐渡マジック、って呼んでました〜
コントラバスはウィーン・フィルのトップ奏者の弟子の先生に習ってました。その先生、ある時ウィーンに1ヵ月くらい習いに行って帰ってきたときに、目の前で、
手を使わずに弓だけで、ビブラート掛けてくれました
お、これは魔法か!?
この頃に習った運指の方針は今の私のピアノの運指にも影響を与えています
独学時代の選曲基準③;社会人(〜40歳)
基本、路線は変わらずですが、とにかく
お・仕・事・忙・し・い〜
という訳で、ほとんどピアノが弾けてなかったです
でも、社会人なりたての頃は少し時間があって、ショパン・ノクタン2番に取り組んで当時の婚約者で現在の妻の実家(博多)でピアノを披露、とても好印象を持ってもらいまhした♥
ピアノ習って1年目(40歳)
ピアノを習いはじめまして、先生にもらった曲集がツェルニー40番と、バッハ・インヴェンション。
ツェルニー40番のような平凡な曲も音楽的に弾けるようになることが大切、ということで頂いた曲集ではありますが、
うーん、ツェルニー、つまらないデス…
バッハ・インヴェンションは、今度は、とっても楽しかったですが、ちょっぴり難しすぎて、涙が出ちゃうの。(昭和風味)
結び:〜現在まで
てな調子で、いつも、わたくしの選曲は、
- 大曲(と平行で)
- 基礎固めのための練習曲
だったんだな〜、って改めて思いました
最近はメッチャ弾き大曲とメッチャ基礎固めできる曲という基準で50%ずつの比率にしてます。
これで、いいのダ!
ではでは〜
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