お元気ですか、MrBachLoverです。ピアノ弾きの皆様、レッスン楽しめていますでしょうか。わたくしは、本日レッスンに行ってきました。最近、アップライトのレッスンも悪くないな〜、って思っています。今日は、アップライトでガッツリスクリャービン悲愴弾いて思いっきり鳴らしてきました
あれれ、アップライトは好きじゃないって言ってなかったっけ???
そんなこと言たっけ。(笑)
アップライトとグランドの比較①(参考動画)
昨日、いつものようにYouTube動画見てたら、面白い動画見つけました。この動画をみてアップライトの良さに少し目覚めました
コチラの動画のメッセージとしましては、
- グランドピアノとアップライトピアノは別の楽器
- グランドピアノはクラビーア、アップライトはピアニーノという(ドイツ語)
- ヨーロッパでは、プロのピアニストでもお家でアップライトで練習してる人が意外と多い
- 全てのグランドピアノが全てのアップライトを上回るかというと、そうでもない場合がある
- 生涯、良い音のピアノを楽しみたい、という方はアップライトもアリだ
- アップライトは省スペースで済む
- アップライトは耳が疲れない
- 蓋を閉じたグランドピアノよりアップライトのほうが音色の違いを感じられる
- (アップライトのデメリット)左のペダルでは音色が変わらない
- (アップライトのデメリット)左のペダルを踏むと、鍵盤がかなり軽くなる
- アップライトには箱庭のような良さがある
- グランドはまるで庭園のようだ
- 連打性に関してはアップライトでもテクがある人は弾きこなせるらしい
という訳で、アップライトも悪くないですね〜
特に耳が疲れない、というのは大きなメリットかも。
ショパン以前(ツェルニー、バッハなど)はアップライトでOK!
アップライトピアノはソステヌートペダルがない、とか、左のペダルがシフトペダルでは無いので音色が変わらない、とか、まあ色々デメリットありますけど、ショパンが弾いてたピアノはダブルエスケープメントではなかったので、ショパン以前なら、ぶっちゃけ、アップライトでOKなのです
(例)
ツェルニー
ブルグミュラー
バッハ
ショパン
などなど…
そして、ショパンが療養のために滞在したマヨルカ島で弾いてたのは、ピアニーノ(=アップライトピアノ)なのです。そう、あの有名な雨だれも、ピアニーノから生まれた曲なのです
アップライトとグランドの比較②(参考動画)
こちらは、スタインウェイのアップライトとグランドの音の比較動画です
どちらもすごーく良い音しています
そして、ハッキリ言って、スタインウェイのアップライトとヤマハのアップライト、どっちが上かというと、ヤマハも負けてないと思います。私の学生時代に使ってたU1に至っては、スタインウェイより良い音するんじゃね???って思います。カワイのアップライトも弾いたことありますけど、ヤマハと同じくらい良い音でした
こちらの動画の最後に演奏者さんがグランドとアップライトを比較して、次のようなコメントをされていました
- グランドは、指大きく上げなくても楽に弾ける
- アップライトは小さな音を出すのに苦労する
ですが、わたくしのレッスン室のアップライトピアノは連打性が高いですし、弱い音も楽に出せますし、鍵盤の反応もよいのでトリル弾くのもそれほど苦になりませんね〜
レッスン室にアップライトピアノが導入された直後は、音がちっちゃくて、このピアノじゃぁなぁーって思ってましたけど、この2年でかなり音が育ってきたのだとあらためて感じました
本日のレッスン前の自宅練習
今日のレッスンの目標として、
- レッスン室で思いっきりスクリャービン悲愴を弾いてアップライトを鳴らし切る
- バッハ シンフォニア9番、14番の懇親の演奏をする
- ツェルニー30番 練習曲26を見てもらう
- フォーレ 連弾組曲「ドリー」より、スペイン 先生と数回合わせる
を設定しました
という訳で、朝から電子ピアノで次の練習をしました
(30分)スクリャービン悲愴の弾き込み
(30分)シンフォニア弾き込み
(15分)ツェルニー30番 練習曲26 部分練習
(15分)フォーレ スペイン メトロノーム練習
本日のレッスン1曲目:スクリャービン 悲愴
いやー、アップライトを鳴らし切る、ってミッション自分で勝手に立てちゃいまして、思い切り弾いていいですか、って先生に訊いたら、
当然ですけどOK出ました〜
という訳で、スクリャービン 悲愴を思いっきり弾いちゃいました
今までかなり弾き込んできたので、しっかり表現もつけることが出来て、自分的には大満足です
先生曰く、
このピアノ、こんなに鳴りましたっけ????
って感じでしたね〜。2年前に(Schoolの)レッスン室のドイツメーカーのグランドを1年ほど弾いたら音が変わってきた、っていう話とか、
スクールのレッスンの曜日変更で土曜のレッスンになってから使い始めたレッスン室のヤマハC3も、音がマイルドになっていい感じです、とか、結構、レッスン室のピアノの音も育つんですよ、みたいな話をしました
本日のレッスン2曲目:バッハ シンフォニア9番
かなり気合いれて弾きました〜
で、先生曰く、相当いいですね〜♥
のコメント頂きました。狙った通りって感じでしょうか。この曲、もう既に4人の先生に見てもらっているのです
1人目の先生のレッスン:15年前
そもそも、まともに弾けてない。縦のラインで曲を弾いてて、弾けてるのが奇跡????
このレッスンで初めてバッハの練習方法を習った。1声ずつ練習。次は2声の組み合わせで練習、最後に3声で練習する。2声と3声のときは、1つの声部を歌うと、なお良い。などなど。
2人目の先生のレッスン:14年前
ところどころ、ちゃんと耳で聴き分けられてないところがある
しっかり耳で聴いて、判別すること!
という訳で、この曲なんだかんだと3ヵ月は弾いてたかも。
3人目の先生のレッスン:5年ぐらい前
ほとんどOK。時々音が飛び抜けて大きく鳴ることがあるので、丁寧に弾くこと。それと、左手の歌い方が右手と違っている所があるので、直しましょう
4人目の先生のレッスン:今年9月、10月
ピアノ教室(School)の先生に見ていただいており、
- アーティキュレーションのヒント
- 最後の段はオルガンをイメージして弾く
- 曲の終わり方をバロックらしくする方法
など、アドバイスを頂きました
レッスン3曲目:バッハ シンフォニア 14番
シンフォニア9番程では無いけれども、これもかなーり仕上がってますね〜、
ってコメントもらいました
素直に、嬉しいです♥
頂いたアドバイスとシては、
- 左手のアーティキュレーションが右手と違ってる箇所の指摘(2箇所ほどアリ)
- 長く伸ばす音を聞けているときと聞けてない時があるので、よく聴くこと
です。しっかり耳で聴いて弾けば、とてもいい演奏になる、とアドバイスを頂きました
レッスン4曲目:ツェルニー30番 練習曲26
まだ全然弾き込み出来てないのですが、見ていただきました。頂いたアドバイスは、
- 左手の伴奏、バスの上に乗る音が小さすぎる
- バスの上に乗る音の弾き方、もっと素直に上から指を下ろしましょう
- クレシェンドするところも1拍目はしっかり弾いてください
- しっかりバスの音を追って、弾くと上手く弾けます
コチラにつきましても、やはりポイントは耳でしっかり聴く、ということでした〜
レッスン5曲目:フォーレ「スペイン」上パート
先生とかるく4回ぐらい合わせて頂きました。曲の感じがかなりつかめてきました。アドバイス頂いたのは、曲の冒頭に出てくるフレーズの弾き方です。このフレーズ、この中で何回も出てきます。
1拍目の音と2拍目の音、両方しっかり鳴らしましょう
ということで、最後まで楽しくレッスンしていただいて、
レッスン時間終了です。チーン
結び:バッハが弾けるかどうか
バッハの曲、たとえ2声であっても、ちゃんと弾くのは本当に難しいのです
そして、バッハが上手に弾けることって凄く大事だと思うのです
毎回、バッハの曲を弾く度に思うのですけれど、確実に、バッハの曲は演奏者を試している。
お前、その線を超えて音楽の道に進めるのか、それとも、落第するのか???
って、試されている。
確実に、バッハはピアニストを試している、そう思うのです
わたくしは違いが分かる男になれただろうか。そして、バッハは、わたくしを認めてくれただろうか。
コチラは2016年のバッハ シンフォニア 9番 自撮り動画です
ではでは~
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