お元気ですか、MrBachLoverです。ピアノ弾きの皆様、ショパン練習曲って、取り組まれたりしていますでしょうか? わたくし、チョット弾きたくなっちゃって最近op.10-4に取り組み始めました。ショパン練習曲に取り組むのは、これで3曲目です。本日はショパン練習曲を仕上げるのに掛かる期間について書いてみようと思います
あの〜。ショパン練習曲はチョット弾きたくなって弾く曲ではないのでは???
良いんだよ、レモンちゃん。今まで弾きたいモチベーションだけで選曲してきたんだ。僕の場合、これが一番やる気出るし、続くんだ。
ショパン練習曲1曲どれくらいで仕上がるのか???
ショパン練習曲って、どれくらい時間掛ければ仕上がるのでしょう。わたくしは過去に2曲、ショパン練習曲に取り組んで仕上げました。
ショパン練習曲op.10-12「革命」
ショパン練習曲op.25-5 ”Wrong Note”
それぞれの曲を仕上げるのにどれくらい掛かったのかを振り返って確認してみました
ショパン革命(その壱)高校3年生
最初に取り組んだのは、高校3年生の頃。わたくしの通っていた公立普通高校に音楽科の3級先生が実習で1月ほどきまして、その先生、目の前でショパンの英雄ポロネーズを弾いてくれました。卒業テーマで選んだ曲だとか。
いやー、カッコ良かった〜
当時ボクも僕も〜、卒業記念曲作りたい!
って思ってショパンの有名な曲の中から白羽の矢を立てたのが op.10-12「革命」です。選曲理由は至ってシンプル。わたくしは左利きでしたから、この曲なら左利きの利点が活かせると思った次第でーアリマス(ケロロ風)!
いやー、今思うと中学1年からピアノ独学の人が高3で選曲する曲では無いよな〜 WWW
当時半年ほど練習しました。曲のシーンが変わるところで区切って更にフレーズに分けて練習しました。1音、1音、拾って鳴らす感じ。まるで、ラ・カンパネラ弾いた漁師さんのようです
弾いてて気づいたのは、
- 意外に同じパターンが繰り返されること
- 複雑に思える曲も、分解すると意外と普通の曲だということ
- 右手で1箇所だけ、飛んでもなく広い幅をカバーするところが一番難しいこと
- コツコツ練習すれば、弾けるかも???? という感じ
です
で、まあ高校3年生ぐらいの頃が一番運動神経が良いという話で、なんとか弾けるようになりまして、高校卒業の3月頃に友人宅のアップライトピアノで卒業記念の演奏をしたのを覚えています
ショパン「革命」(その弐) 41歳
わたくしが就職したのは「24時間働けますか」の1990年。社会人になってから仕事が激務でピアノ弾いてる暇がほぼゼロ。だったのですが40歳になって流石にコキ使われなくなったのでピアノを再開。今度はピアノの先生に就いて2年練習しました。で、習い始めて2年目、2人目の先生の時に、またまた革命にチャレンジー。
このときは6カ月ぐらい練習しましたね〜。高校生の時のように運動神経が良くない訳で、イマイチ仕上がらずに終わった記憶があります。
ショパン「革命」(その参) 52歳
性懲りもなく3年半前に、またまた革命にチャレンジ。この時は4カ月できっちり仕上げました〜
PTNAでステップに出て、3名の評価者にAを頂きました。つまりAAA!
ピアノ中1から40歳まで独学、40歳から2年ピアノ習って、50歳でピアノまた習い始めて、当時ピアノを習った歴は5年。
それにしては、PTNAでステップ発展3でAAAは上出来かと。
あ、PTNAステップはバッハシンフォニア9番で受けましたので発展3です
当時(2019年4月)のPTNAステップの動画:
いやー、今聴いても熱くなります
この曲の練習とともに当時の辛い経験は天に昇華したのであります。ミスタッチとか、チョット詰まってる、とか、色々ツッコミ受けそうですけど、そんなのは、どうだっていい。この曲は、勢い・勢い・勢いです。(ホントか〜。笑)
この演奏し終わってPTNAステップの休憩時間にロビーで友人とお話してたら、「わ〜、スゴく感動しました〜」て見知らぬ方からコメントを頂きました。これってステップならではかも知れませんねー
またステップに出ようかと思っています。前回のバッハコンクールでステップ参加は5回目。(提携コンクールもステップ参加回数としてカウントされます)。なので、次回ステップに出ると5回参加の表彰が貰えるらしいです
楽しみ〜♥
ショパンop.25-5
(選曲理由)わたくしは、リヒテルの大ファンでして、リヒテルが9歳でピアノを独学で始めた時、2曲目に取り組んだのがこの曲。という訳で私もチョット弾きたくなっちゃいました。WWW
ちなみに、リヒテルが9歳の頃に選んだピアノ曲の1曲目はショパン夜想曲op.9-1だそうです。これも弾いたことあるよ。動画残してないから、またop.9-1 弾いてみたいな〜この曲
さて、op.25-5の話ですが、こちらは2019年12月に譜読みを開始。2020年3月に記念の動画を撮影して、メデタく終了しました
この動画アップした時、珍しく動画の視聴者数が結構伸びまして、2日ほどで視聴回数200ぐらいになったんですよね〜。で、YouTube事務局の方から英語のメールで、「あなた、アクセスもっと増やしたいしたいですか???」みたいな文のメールが届きまして、わたくし、英語はあまり上手では無く、
しどろもどろ、シドロモドロ… (笑)
この曲のエンディングはショパンの時代に現代ピアノの広い高音域があったら、きっとこう弾いたであろう音にアレンジしています。これ、実はCDで聴いたサンソン・フランソワの演奏のマネっ子
サンソン・フランソワは、アルフレッド・コルトーに見いだされてパリのエコール・ノルマル音楽院に入学しています。という訳で、わたくしはコルトー版の楽譜を愛用しています
ショパンop.10-4
ショパンop.10-4は今年の1月中旬から始めたばかりで、1ヵ月ぐらいですね〜
この曲は5月の発表会で弾く予定です。練習進捗としましては、
- 右手練習2巡、丁寧に楽譜をみて指番号を決定
- 左手練習2巡、丁寧に楽譜をみて指番号を決定
- 両手合わせを2巡、両手のバランスを考えて指番号見直し
まで進んでいます
片手練習のときは、朝練で右手パート1ページ、夜練でも続き1ページ進む、って感じ。両手練習に入っても、1巡目は朝練で1ページ、夜練で次の1ページって感じで進めてます
でも、昨日の夜練では両手練習で3ページも進みました♥
今日の朝練の目標は、
- 両手合わせで、
- 丁寧に、間違わずに、
- フレーズ毎に確認しながら、
- 1曲頭から最後まで練習すること
です
朝練なのに、終わったら夜になってる気がする(笑)
結び:ショパンとバッハ
昨年末から今年の1月中旬ぐらいまで、バッハのパルティータ2番 sinfonia を練習していたのですが、パルティータ2番sinfoniaの指使いとショパンop.10-4の指使いが似てるなー、って思いました
5の指は同じ音なんだけど、1,2,3の指で弾くアルペジオががだんだん5の指の音から離れるパターン。
これ、多分指を広げる練習になるんだろうな〜、って思います
ショパンop.10-4がゆっくり止まらずに通せるようになったら、またパルティータ2番sinfoniaの練習も再開しようと思います
ではでは~
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