ども。MrBachLoverです。最近ショパンop.10-4ばかり弾いていています。かなり手に馴染んで来た感じです。今日タイム計測してみたところ、7分17秒でした〜
お、まーまー速くなってきたね。曲らしくなってきたんじゃない???
そうなんだよ。先週までスローモーションのノロノロって感じだったけど、今日は速歩き程度になった感じ。
一見、テンポが22%上がっただけですけど…
9分20秒から7分17秒なので、22%速く弾けるようになっただけ、
と思われるかも知れませんが、先週のタイムは、
タイム縮めるのに必死漕いで、速く弾けるところはテンポ上げて、
速く弾けないところはズッコケながらのタイムなのです
でも、今週のタイムは、かなり安定して均一なテンポで弾けたタイムなのです
なので、先週より今週の方が格段に内容が良くなっているのです
速く弾くコツは???
基本的に速く弾くコツは音符をまとまりで捉えること。
なので、例えば冒頭のソファミレドは、ジャージャッ手感じで捉える必要があります
次の、ドレシドもひとまとめ。
といった具合です
難しいのは、跳躍が入る部分。
この曲は基本的に2と5の幅を広げる訓練なので運指も2と5を広げるパターンで通そうと思います
ポイント(その壱) 低空飛行
音が跳躍する場所も、なるべく鍵盤から手を浮かさず、すれすれの低空飛行で弾くと上手くいくことが分かりました
全体的に鍵盤に触れるぐらいの気持ちで弾いたほうが良いです
ポイント(その弐)10度の和音も中央(黒鍵が終わる辺り)で弾く
今までラフマニノフやシューマンで10度の和音が出てきたら白鍵の角に手を持って行って小指を隣の鍵盤に引っ掛けてグイって指を開いてたのですが、この曲ではこの方法が使えません
なので鍵盤のエスケープメントまでの遊び部分を思い切って活用。
多少鍵盤が沈み混んでも音が鳴らないからOK.
なおかつ、指先に一番近い関節を利用して打鍵します
こうすることで、ギリギリ10度の和音が鳴らせます。これを分散和音にする感じで弾くと、超高速弾きが実現するという訳です
10度の和音の覚え方
密な和音なら簡単に音を捉えられるのですが、この曲の中間部の左手の減7の和音(dim)は歯抜け。1の指と2の指の間に和音の構成音が1つ隠れています
これ、とっても弾きにくいって思ってたんですけど、実は左手1と2の指の間に隠れている和音の構成音を一番下に展開すると5の指の音にピタッとハマることを発見!
すると、一気に暗譜できて、弾くのが楽になりました♥
さらに、2回めのパターンは左と右の拍の頭の音が短3度ではなく短5度。この箇所は、左右の1の指の間に隠れている減7の和音の構成音を意識すると、
これまた、右手の5の指の位置を簡単に見つけられるのです
結び:短時間の練習でも結構疲れる…
テンポが上がってくると、単位時間あたりの打鍵数が多くなりますので当然のことながら短時間の練習でも結構疲れます
なので、あまり根を詰めず本日の夜練以降は短時間で集中して練習しようと思います
その代わり、ハッピーバースデー(ギロック)と大雷雨(ブルグミュラー)の譜読みも始めており、譜読みの時間に手と腕を休めています
練習メニューに関しては、
- 譜読みの練習
- メカニックの練習
- テクニック(表現)の練習
- 発表会で弾く曲の練習
- レパートリーとして長く弾き続ける曲の練習
を基本として組み立てるのが良いのです
成功する音楽家の新習慣という本に練習メニューの組み立て方が書いてありますので、よろしければ読んでみてください
また、練習環境の大切さについてもこの本に出てきます
コチラの記事もよろしければ。
ではでは〜
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