ども。MrBachLoverです。先週末の発表会で弾いたスタインウェイは、とっても軽い鍵盤でした。一方で、ぼくんちのカワイKG-2Cはずっしりと重い鍵盤です。重い鍵盤、軽い鍵盤、どっちが良いのでしょうね???
そりゃー、軽いが良いに決まってるんじゃないの???
ほんの2週間前まで僕もそう思ってたんだけど…
練習しすぎて筋肉痛になった話
今週月曜日は有給休暇を取得してて会社お休みでした。
いつものようにピアノ漬けの休日を過ごしていたのですが、
最近練習してるショパンop.10-4は、一味違いますね〜
(ピアノを弾く姿勢をとったときの)
左手前腕の下側の筋肉が
筋肉痛になりました〜
さらに、左手の中指と薬指の間が
分離していくような、不思議な感覚も感じました
この感覚、高校3年生の時に
ショパンop.10-12を弾いた時と同じなのです
どうやら肉体が変わっていっている模様。
チューリップはどう育ててもバラにはならない
中古グランドピアノKG-2Cを
購入して1年が経過した、とある日のこと。
2回目の調律時期を迎えたので、
調律師さんに、
あのー、ぼくんちのカワイKG-2Cを
スタインウェイみたいな軽いタッチに
買えてもらいたいんですけどー
って、メールで連絡しましたところ、
調律師さんからお返事が帰ってきました。要約すると、
- スタインウェイとカワイでは、設計思想が違う
- (KG-2Cを)多少軽くはできても、同じモノにはならない
ということで、
チューリップはバラにはならんかったねー(汗)
鍵盤の重みを利用することを発見!
そもそもですが、
筋肉痛になるということは
脱力が足りない、とも言えますよね
打鍵して、(置鍵せずに)
と同時に離鍵して、
って指の動き、カラダの使い方を
研究していた時に、
ふと気がついちゃった!
鍵盤が重いということは、
打鍵後に鍵盤が元の位置に
戻ろうとするチカラが強い
ということ。
この反発力を使わない手は無い。
カワイピアノのタッチがヤミツキに。
鍵盤の跳ねっ返りを上手く使うことを意識し始めたところ、
あれれ、速弾きって結構楽かも、
って思い始めました
鍵盤の戻るチカラを利用したタッチ、
まだまだ完全には自分のモノにできてませんけど
少しずつマスター中です
結び:SHIGERU KAWAI か、esspressivoか。
わたくしの友人で
今年になってグランドピアノを
買った人が2人。
一人はSHIGERU KAWAI.
もう一人はesspressivo.
SHIGERU KAWAI の鍵盤は重め。
esspressivoの鍵盤は軽め。
重い鍵盤だと指や手を悪くするんじゃないか、
って思ってたんですけど、
どうも、そうでもなさそうです
上手く鍵盤の戻るチカラを味方に付ければ
返って指の負担が軽くなるのかも知れません
一概に軽ければ良い
というものでもないような
気がしてきました〜
ピアノメーカーの数だけ設計思想があるのかも知れませんね。。。
ではでは〜
コメント
ピアノは人類誕生からの歴史から見ると、つい最近登場したばかりの楽器です。調律師により音色や鍵盤の重さも融通が効きますが、まだまだ試行錯誤の状態と言っていいでしょう。ちなみに私は鍵盤がど~んと重たいカワイピアノです。指を鍛えるにはこれより右に出るものはないでしょう。軽いピアノを弾く時は電子ピアノを弾くつもりで演奏してます。
コメントありがとうございます。
最近カワイのドーンと重い鍵盤がとても手に馴染んできました。やっぱり鍵盤はこうでなくっちゃ、って思っています。でもローランドの電子ピアノも持っていて、電子ピアノを弾くときはスタインウェイのつもりで弾いています。