お元気ですか、MrBachLoverです。みなさまの中には会社勤めをしながらピアノを趣味にしておられる方もいるかと思います。わたくしもその一人。会社勤めは生活が掛かってますから第一優先ですよね。で、お仕事が忙しくなるとピアノ練習の時間が十分にとれなかったりします。今日はその辺りのお話です
会社勤めだと毎日8〜9時間+昼休み時間+通勤往復3時間で12〜13時間を消費するよね。7時間は寝ないと健康を保てないから、合計19〜20時間だね。残り4〜5時間しか無いんじゃないの?
その通り〜。君たちインコの世話もあるし、食事、お風呂、朝ジョギング、などなど考えると、ぜーんぜん時間が足りましぇ〜ん…
ちゃんと平日の時間計を算してみると…
会社への出勤が再開した場合の話ですが、色々時間計算してみると…
- お目覚めのコーヒーと朝ごはん:30分(0.5時間)
- 通勤往復;3時間
- 会社の仕事の時間:9時間 ← 仕事が沢山あるのは良いこと!
- 会社の昼休み時間:45分(0.75時間)
- 晩ごはん:45分(0.75時間)← テレビも見るよ!
- セキセイインコの世話+インコとおしゃべりタイム:30分(0.5時間)
- お風呂:30分(0.5時間)
- 睡眠時間:7時間
合計すると、0.5 + 3 + 9 + 0.75 + 0.75 + 0.5 + 0.5 + 7 =22時間
どう頑張っても2時間しか残らないのです
確かに在宅勤務に入る前はどうガンバっても平日2時間ぐらいしかピアノ練習出来ませんでした
ブログなんか書いちゃったりすると、ピアノは1日1時間練習するのがやっとです
更に、朝ジョギング30分したら…
もうピアノを弾く時間は30分しか無いですね〜
これが紛れもない事実。
限られた時間でどう効率的にピアノを練習するのか
わたくしの場合、ハノン、スケール、アルペジオの練習を捨てました。
ハノン先生、さようなら〜
代わりにツェルニーをやってます
これもコンクール対策でやっるだけで、できればやりたくない
と少し前まで思ってましたが最近はツェルニー30番を弾くのが楽しい。♥
ちゃんとテクニックが習得出来るように曲が作られてるし、ハノンと比べるとハーモニーもリズムも毛曲の形式もちゃんとしていて、音楽そのものなのですから。
ハノンについて
ハノンは学生の頃に毎日15分〜20分ぐらい練習していました。前半の指の練習だけですけど。
その後、社会人になり40歳手前までめっちゃ残業多くて、さっぱりピアノ弾けてなかったのですが、仕事が落ち着いてきて40歳に成った時にピアノを習いまして、1年間ハノンみっちりやり、スケール全24調(長調と短調2つ)、半音階、分散和音など主要な曲を全部制覇。
その後も毎日の朝練で20分、ハノン(前半の5音奏の指の練習+スケール+分散和音)をやってました
でも、毎日1時間練習時間を菓舗するのが精一杯なのに、20分も基礎練習で使っちゃうと、どう頑張っても残りは40分しかありません
練習時間を30分しか確保出来ない日はハノンを10分に削りましたが、楽しくない練習を毎日やらないといけないのかなぁ…
オマケに、こんなにハノンやっても結局指が強くなってなかった。指を強くするにはラフマニノフかプロコフィエフが必須だと思います。決してツェルニーで強い指は作れません。
ココは断言しちゃいます。6年前にピアノサロンのレッスン受け始めたころ、先生に指が弱い事を指摘されたんです。散々ハノンやってたのに。
ハノン、必要???
ハノンをキチンと一度きちんとレッスンで見てもらって取り組むのはアリだと思います
でも、毎日ハノン20分やったり、スケールしっかりやったり、っていうのは、わたくしはもう卒業しました
基礎練習、大嫌いです。特にハノン!
だって、これ音楽じゃ無いよね〜
人がロボットになる練習だと思います
スケールを音楽的に弾けるのは、とっても素晴らしいのよ、って昨年10月末に体験レッスンしてもらった個人宅のピアノの先生に言われて、
(心の声)おいおい、マジかよ。スケールだけやって音楽になる訳ないじゃん。それに何より全然楽そうじゃないよね〜
って思ったのを思い出します
スケールだけ弾いて音楽的に、とか言う人がいますけど、それがバイオリンならなんとなく分からなくもないですがピアノですよ。音を鳴らしたら減衰するだけ。
ピアノの演奏っていうのはハーモニーとメロディーと伴奏、グルーブ感などを映画監督が映画をつくるみたいに有機的に音楽空間というキャンバスに描いていくことなのです
ピアノでドレミファソラシドだけ弾いても楽しい訳ないでしょ!
頭オカシイよね、絶対。
ツェルニー30番しかりやれば基礎は身につくと思います。スケール、分散和音、同音連打、アルペジオなどががいろんなパターンで出てきますので、ハノンと比較したら100万倍楽しいですよ
ブルグミュラー25の練習曲や、それが終われば18の練習曲というのも良い選択だと思います。25の練習曲は扱うテクニックがツェルニー30番と似ています
ではでは~
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