お元気ですか、MrBachLoverです。いまツェルニー30番に取り組んでいますがとても良い練習曲集なので少しご紹介します。また、この曲集の曲を演奏した自撮り動画の紹介付きです。
ツェルニー30番 練習曲17 自撮り動画
まずは1年前に自撮りした動画の紹介から
ツェルニー30番練習曲17自撮り動画はこちら↓
この動画はいつの間にか視聴回数447回になっていました。
おー、わたくしの自撮り動画再生回数としては歴代何と2位!
現在もアクセスが少し伸びており僕の自撮り動画の中ではかなりなヒット作です。
どうしてヒットしているのでしょうか
そこで視聴回数が伸びてない他の自撮り動画と比較してみました。
この動画は他の自撮り動画と比べて、
- ミスタッチが少ない
- そもそも楽曲が良くできている
- 演奏の表情が豊か
という特徴があります。
同じツェルニー30番の曲でも曲番号が後半に進むに連れて長く複雑になっていくので、この17番は曲の長さも長くなっており曲の作りも比較的複雑です。
意外に楽しいツェルニー30番
以前はツェルニー30番なんてつまんなーい、って思ってましだが基礎が大事と思い始めて一年程前からツェルニー30番に取り組んでいます。そして現在の感想は…
意外に楽しい!
わたくしはいつも楽譜を読み始めたら最初に和声を分析するのですが、ツェルニー30ばんはどの曲も工夫が詰まっていることに気がつきました。
- 平行調とか五度下とか五度上に転調したり、
- メロディラインがエレベーターのように上がっていったり、
- アーティキュレーションを微妙に変えて雰囲気を変えていたり、
とまあこんな感じです。そしてこれらのテクニックはバッハのインベンションにも見られます。
ツェルニー30番の最大の魅力
そして、このツェルニー30番の最大の魅力は、
譜読みが楽
ということです。
要するに、譜読みをなるべく楽にした上でテクニックの基本をみっちり練習できるようにしてくれているわけですねー。これがベートーヴェンのソナタだそそうはいきません。テクニック的にはそこまで難しくなくても和声が複雑だったりすると、えーっと、この和音どういう指使いにしようか、とかあれこれ考えた挙句、音を読み間違えちゃったりして、
はい、練習やり直しー、チーン。
てなっちゃうんです。
いい曲いっぱい入ってるよ
ツェルニーの楽曲でも(?)曲の特徴を捉えて上手く表現できると音楽的な演奏に仕上げられることに気がつきました。練習曲は連打とか分散和音とかスケールだけではなく表現も学べるのでピアノの上達の近道だと思いました。
とーっても大事な話
そうそう、40歳の時に習った最初のピアノの先生に教わったとーっても大事な話を思い出しました。
その話というのは、
ツェルニーでもピアノが上手な人は音楽的に演奏できて聞き手が退屈しない
というものです。そうなんです、ツェルニー30番はまさにそんな腕試しをするのにぴったりの曲集なのです。そして音楽的って何だろう、ってことにもいろんなアプローチで考察する訓練にもなります。
ツェルニー30番は各曲が短いし譜読みも比較的楽ですので日々の練習のお供に最適です。
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- Zoom Q4 : マイクの方向をいろいろ変えれるのが良い点。マイクもなかなか良いですし、スマホ撮影と違って独立機材なのでスマホと違って機内モード設定や通信インタフェースオフなどの設定の手間が掛かりません
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こちらは外部入力付きのたzoom ビデオレコーダーQ4n。マイクの性能も良いので音楽生演奏の録画にも適しています。
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機材紹介でした〜
ではでは〜
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