お元気ですか、MrBachLoverです。
楽譜って、どの版がいいんだろう?て思いますよね。それぞれの版には良いところがあるので1つ持っていればよいというものでも無いようです。
今回ご紹介するのはコルトー版のショパン練習曲の楽譜です。
いまショパンの練習曲op.25-5を全音の楽譜で練習中なのですが、
- 愛聴しているサンソン・フランソワの演奏と楽譜が違ってる
- 指遣いがイマイチなあ気がする
ということで、コルトー版を買ってみました。
この楽譜はすごく良かったです。
STUDY EDITIONとなっており、練習パターンがたくさん載っています。まるでコルトーに教えてもらっているかのよう。
うんうん、この前打音は一般的には前に出すんだけどここでは同時に弾くべきだよね、とか、メロデイラインの8分音符の長さどれくらいにするべきか、とか、メロディーラインが4分音符に切り替わったところの具体的な弾き方とか、たくさん演奏の指導が書かれておりとっても役に立ちました。
指番号もこう使いたいよねという納得感があり、8〜9割は採用しています。
コルトーってどんな人なのか気になったので調べてみたところフランス私学の名門エコールノルマル音楽院の創設者の一人でした。
当時のパリ国立高等音楽院が演劇、舞台音楽などを含む専攻に細分化されてたことに異論を唱え、音楽の総合教育機関を立ち上げたのだとか。
そして、なんとエコールノルマルの出身者にサンソン・フランソワが名を連ねているではありませんか。どうりでスケールの大きさといい解釈の独自性といい、フランソワの演奏の素晴らしいわけです。
フランソワのショパン練習曲op.25-5の演奏がコルトー版の模範演奏のように聞こえてきました。
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ではでは~
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