お元気ですか、MrBachLoverです。ピアノ弾きの皆さんの中にはピアノ演奏の技術がなかなか上達しないくて悩んでいる方もいるのでは、と思います。私もその一人です。伸び悩みの原因の1つはテクニックを体系的に勉強していないからだと思い始めて、2年程前から練習曲を弾いています
今回はブルグミュラー「家路につく牧童 (18の練習曲 作品109 第3番)」の自撮り動画の紹介です
練習曲と聞くとなんだかつまらない曲のように思うんだけど、弾いてて楽しいの???
ブルグミュラーの練習曲はとても良く出来ていて、要求されるテクニックの割に聴き映えのする曲が揃っているんだよ
だから、弾いていてとっても楽しいよ!
ブルグミュラーの練習曲の取り組み状況
2年前にブルグミュラー25の練習曲を1曲目から取り組み始めて、1年半で25番まで辿り着きました。その後、18の練習曲に入っており、現在は4番まで進んでいます
まーまー順調な気がします
ツェルニーと平行で、かつ、発表会で弾く曲と平行でやっているので、ややスローなペースで進めています
練習曲ですからどの曲もテクニックのテーマが決まっていましてテクニックを体系的に学ぶのにはとても良い曲集だと思います
どうして練習曲なのか
いままで独学でやってきて、かつ、好きな曲を弾いてきたので、きっとテクニックにムラがあるのだと思います。ていうか、ムラがあります!
発表会の曲に取り組んだときに、きっと先生は、
あれれ、どうしてココが弾けないかな〜
なんて思うんだろうな〜
40歳のときに最初の先生に1年習って、勤務地の都合で1年でレッスン終了したのですが、最後のレッスンの日に少し感想を伺ったところ、
- 独学でピアノを勉強して来た人を教えるのは難しい
- 弾けるところと弾けないところが極端
- どこが出来てどこが出来ないのか予測不能
みたいな話をして頂きました
きっと教えるの苦労したんだろうなぁ〜って思います
体系的にピアノを勉強して来なかった訳ですから、そりゃあそうなりますよね(汗)
ツェルニーはどんな感じ?
練習曲ではありますが、とっても曲の完成度が高いと思います
ツェルニー30番はスパルタな感じがします
ちょっとラジオ体操的な感じです
私のツェルニー30番の印象は、
- テクニックを鍛えることを優先している
- 譜読みに時間が掛からないようにするために複雑な和声を使っていない
- 同じ音形を、コレでもか〜って云うくらいにゴリ押し(?)してくる
です
たから効率よくテクニックを身につけられるとは思うのですが…
うーん、ラジオ体操ばっかりやりたくなーい(笑)
ブルグミュラーはどんな感じ?
音形が簡単なところでも和声はとてもオシャレだったりします
なので、簡単な音形なのに意外に弾き込まないと手に馴染んでこないです
和声がオシャレなので、
- とってもナイーブだったり(1番)
- キラキラだったり(2番)
- とっても優雅だったり(3番)
- とってもダークだったり(4番)
と曲想が豊かなので一曲一曲がとっても味わい深いです
ツェルニーはレパートリーには出来ないけどブルグミュラーならレパートリーに出来そうです
ブルグミュラーコンクールもああるヨ
本気で仕上げたら、コンクールに持っていくことも出来ちゃいます
弾き込めば弾き込むほど、味が出てきますから時間を掛けるに値する曲集だと思います
かといって、ショパンエチュードのように1曲仕上げるのにガチで3ヵ月そればっかり、なんてこともないですから、取り組み易いのも良い点です
ピアノ弾きの全ての人にブルグミュラー25の練習曲と18の練習曲はおすすめです
自撮り動画はコチラ
この曲はトリルがとっても効果的に使われていると思います
そして、綺麗にトリルがハマるととっても映えます
- さみしげなところもあり、
- 標高の高い道を歩いて遠くの山々を望むような場面もあり、
- ウキウキする感じのところもあり、
- シュールな感じのところもあり、
とまあ、本当に表情豊かな曲です
ツェルニーではこんなにいっぱい1曲で楽しめないですね
ブルグミュラーはジャズダンスって感じです
ではでは~
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