お元気ですか、MrBachLoverです。ピアノ弾きのみなさま、ピアノレッスンを活用していますか。わたくしは毎回新しいことをどんどん教えてもらえるようにレッスンを受ける曲をできるだけ個人練習してからレッスンしてもらっています
昨日はレッスンを受けてきたのでレッスンメモを記します
レッスンどうだった?
ピアニストならではのいろんなテクを教えてもらったよ。でも、流石にブロウでは詳しく書けないけど、トピック程度なら書けそうだ
ラフマニノフ「音の絵」Op.39-2
4ページ目の真ん中あたりから最後まで見てもらいました
4ページ目の左手がとっても大きく動く箇所については、次の内容を教わりました
- 音を1つずつ見ていいると大きな流れやベースラインが見えてこない
- この部分のメロディー音はどんなタッチで弾くべきか
- 音が大きく飛ぶ場合の運指のコツ
- 重音で半音下降進行する箇所の運指の研究
- 盛り上がりを醸し出している音楽の構造の考察
もうすでに音が取れていて表現もできてきている、とお褒めの言葉を頂きました〜
4ページ目一番下の段から5ページ目と6ページ目をゆっくり演奏して音を確認してもらいました
最終ページ(P-6)最下段の右手の最後の分散和音の音が5連符だという点を見落としていた意外は問題なかったです
ていうか、問題なし、と言われるようにするまでがメッチャ大変でしたけどレッスンしてもらうのはあっという間ですよねー
深読み
ラフマニノフのピアノコンツェルトも同じなのだそうです。音を1音ずつ拾って読んでいては大きな音楽の流れが掴まず、表現が貧弱になってしまうのだと思います
ピアニストの中村紘子さんの弾くラフマニノフのピアノコンツェルト2番がまさにそんな感じで1音ずつ音をとっていってすごーく練習を重ねたんだろうな〜、っていうのがにじみ出ていますけど、格別にスゴくいい演奏か、っていうと… うーん、もっさり感があるよね〜、って思っっちゃいました
ラフマニノフの音楽を解釈するには作曲者としての視点が本当に大事なんだな〜って思いました
ショパンと違ってラフマニノフの真骨頂はオケの曲の作曲をしています。しかも大編成。なので「音の絵」はマジ、オーケストラ曲のようなスケール感があります
更に言っちゃうと、オーケストレーションするよりもピアノ曲として弾いたほうがスケール感が出ます。
ラフマニノフ「音の絵」の醸し出すスケール感について
ラフマニノフOp.39-2「海とカモメ」のオーケストラバージョンを聴いたいことがありますけど、ピアノ演奏のほうがスケール感が大きかったのです
どうしてかな〜、って理由を考えてみました。
オケもよいですけど、ピアノってそもそもが打楽器。
なので、ガツーンとならすときのインパクトがとてもデカイのです。しかも、一番低いCの音(下から4つ目の音)をガツンと弾くので、音量がかなり出ます
その他に、曲全体がポリフォニーでできていることや、トゥッティー(両手あるいは片手和音)の音数が多いということも理由の1つだよね〜って思います
ラフマニノフ前奏曲Op23.-5
まだレッスン時間が少しあるので4月の発表会で弾く予定のラフマニノフ前奏曲Op.23-5を通し弾きしました
少しゆっくり目のテンポで、演奏が崩れないように注意しながら弾きました
先生の感想は「レッスンしてないのに進化してる!」
そりゃあもう、いろいろ研究していますからね。
結び
次回レッスンは1週空くので次回レッスンまで2週間練習できます。なので、次回レッスンまでにラフマニノフ「音の絵」Op.39-2の通し弾きをして見てもらう予定です
ラフマニノフ「音の絵」Op.39-2の通し弾きをできる日もうすぐやってくる!
メッチャモチベーションが上がります
ではでは~
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