お元気ですか、MrBachLoverです。ピアノ弾きのみなさま、どのメーカーのピアノがお好きですか。わたっくしはカワイのピアノが大好きです。今日は、そんな大好きなカワイピアノの試弾ができるカワイ横浜店に友人と行ってきました。お目当てはSK-6です
ピアノのメーカーによってそんなに音が違うの?
違うんだな、これが。どのメーカーも個性があるよ。わたくしはカワイがお気に入り。
カワイSK-6でラフマニノフ「音の絵」Op.39-2を練習
この日のために、今週はほぼ毎日ラフマニノフ「音の絵」しか弾いていないんですよ。それでですね、今日の昼に自宅のピアノで初めて最初から最後まで通るようになったんです。なんとか間に合った感じです
さて、お家を出発です
得意のロードバイクでGOー!
1時間10分ほどロードバイクをこいで現地に到着。
早速、お店の人に案内してもらって店内のサロンホール(定員50名)のSK-6(Shigeru Kawai 6)で25分間ひたすらラフマニノフ「音の絵」Op.39-2を練習しました
感想
SK^6はとてもラフマニノフに音が合います。自宅のKG6では全然雰囲気がでなかったので、わたくしのタッチがだめなのかと思ってましたが、
KG-2Cの弾き味とは全然違います!
ラフマニノフが似合うピアノかどうか、ということのようです。少し安心しました
中音域の温かみのある音、高音域の艶のある音、低音域のとても芯のしっかりした音、どれも本当にラフマニノフにぴったりの音色です
これで、わたくしの演奏がバッチリだったりしたら、マジで有料コンサートできます
100年早いか。笑
ていうか、SigeruKawai 6 はコンサート用のピアノですね
わたくしのピアノを手放したオーナーは…
わたくしのピアノ(KG-2C)は中古なのですが、購入時に前のオーナーが手放した理由を伺ったところ、なんと、SigeruKawaiに買い換えたのだとか。
わたくしのお家にKG-2Cがきたときに、あまりの音の良さに超感動したのですが、ShigeruKawai 6を試弾してみて、分かりましたよ、前のオーナーさんの気持ちが。
Shigeru Kawai 6。これは本当に魅惑的なピアノです
KG-2CとSK-6の違い
多分、設計思想が全く違うのでしょう。同じピアノでもタッチ、響き、音質、発音、何から何まで違うって感じです
見た目:とにかくSK^6は美しいです。細部にまでこだわりを感じます。とても手を掛けているように思えます。一方でKG-2Cは素朴な感じです。それがまたレトロな雰囲気を醸し出してて、良い点でもあります
SK-6のタッチは重すぎもせず、軽すぎもせず、丁度よいです。一方、KG-2Cのタッチはやや重めです。KG-2Cの製造されのはた1979年ですが、その頃に製造されたピアノは多分どれも少しタッチが重めな気がします
SK-6の音は、音と音の分離がとても良いです。ポリフォニーの曲を弾くと各声部がしっかり独立して聞こえてきます。これ、スゴく大事なんです。私の重視するピアノの基本性能です。対してKG-2Cは音の分離はあまりよくないです。だからこのピアノは良くない、という訳ではなく、これってピアノの個性。音の分離は良くないけれども、その分とってもよく響くんです
SK-6の響きはとても上品。そっと包むような控えめながら余韻がのこる響きがします。一方、KG-2Cは、かなり木が枯れてきていますから、とても響板が良く響いている感じがします。なのでKG-2Cは倍音成分がとても豊かです
友人の弾く子犬のワルツの一部分
ちょっと友人の弾いているところを動画撮影してみました
友人の弾く子犬のワルツの一部分です
このピアノ、なんと今日の午前中に調律したばかりだったそうです
調律直後のピアノって、本当に良い音がするんですよ
いまSK-6の音を改めて聞くと、倍音ブースターがイイ感じに効いていて打鍵時にカーンと良い音が鳴っていますね。低音はとても深い音がしています。そして、全般的に音の立ち上がりもとてもよいです
低音はとてもレスポンス良く鳴ってくれて、かつ、とても深い音がします
ピアノの性能は低音の鳴りで決まるのだとか。高音は鳴るようにする手段があるらしいのですが、低音はピアノをどのように調整しても鳴らないものは鳴らないのだそうです
正直、スタインウェイより絶対このピアノのほうが出来が良いと思います
以上、カワイ横浜のSK-6試弾レポートでした
ではでは~
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