お元気ですか、MrBachLoverです。リーマンピアニストの皆様、ピアノ連弾は楽しんでいますでしょうか。わたくし、ブログ関係でお知り合いになりましたYouTuberの「sa is」さんと12月上旬のピアノ弾きあい会で連弾することになりまして、先日、ピアノの初合わせをしてきました。今回はその時の話を綴りますね〜
初合わせは結構大変だったでしょ?
そう思ってたんだけど、意外に結構すんなり。
スペインの合わせは初回から結構なテンポなのです(汗)
YouTuber「sa is」さんとフォーレ連弾組曲ドリーより、スペインを合わせましょうという話をしたのが8月のこと。
YouTuber「sa is」さんと初めてお会いしたときの話はコチラ。
スペイン、スリリングでカッコ良い曲なんです。でも反面、難しい曲だよなー、っていう印象もあるんですけど、YouTuber「sa is」さんのご提案のテンポは1小節66(メトロノーム・テンポ)。このテンポって、わたくしが頑張って弾ける限界テンポな気がします(汗)
でもって、事前に手合わせしていただいた、
- ピアノサロンの先生
- わたくしのお友達(かなり弾ける方)
は、流石にこのテンポの合わせは、いきなり無理無理…、という訳でゆっくりのテンポで合わせてもらいました。
で、スクールの先生は(ほぼ初見???)、最後に合わせたテンポは66ぐらいだったかと思います。。要するに、このテンポはかなり背筋がピシっとなる、ちょっと身の引き締まる感じのテンポなんですよね〜
初合わせの日の自宅練習
でもって、メール連絡が来た時にテンポ66でOKです出しちゃったものですから初回合わせの日に行って、いやー、実はテンポ上がってなくって…、とは流石に言えないっすよね〜
という訳で、合わせの直前にメトロノーム練習を開始。
3拍子の曲なので1小節にメトロノーム3回鳴らすようにして、108から練習スタートです。
108÷3=36
ということは、ほぼ2倍にテンポアップしないといけませんね〜。
弾けるようになったら、1つずつメトロノームのメモリをアップしていきます
ちなみに、わたくしは基本的に電子音のメトロノームは使いません。メトロノームはアナログが絶対におすすめ。だって、指揮者みたいにカチカチと棒を振ってくれるんですヨ。視覚的にとっても合わせやすいんです♥
クリア版は割高なので、標準版がお薦めです。
チョットだけお値段高めですけどクリアケースは最高にオシャレなのです
という訳で最終的に200ぐらいまでテンポ上げました
200÷3 = 66. 66… > 66
なんとか合格です!
でもね、既にバテてる(笑)
スタジオ到着。意外な伏兵がいた!?
スタジオに到着しました。今回はいつも使うスタジオではなく都内のマイナーなスタジオです。でもって、お部屋見るとピアノが2台あるよ!?
それで、お値段は、1台しか使わなくても2台分の料金。
ガーン。連弾で使うには結構お高いスタジオでした。最近はいつも使ってるスタジオが人気高いようで、3週間以上前から予約しないと希望の日時は取れないっぽい感じです。ピアノスタジオの利用がプチ・ブームなのかもしれませんね〜
初合わせ開始
テンポ66ってことで、合わせてみたら意外にすんなり合わせができちゃいました!
でもって、チョットテンポ上げてみよっか、って話になって、1.5割増しぐらいで合わせてみましたが、ギリギリ曲になった感じです
おー、素晴らしいですー。合わせが成功しました
でも、スペインはアップテンポの曲ですから何回も何回も合わせてると疲れちゃうんですよね〜
という訳で、曲がソコソコ完成したところでわたくしの集中力が尽きてしまいました
実は、その日はピアノ練習だけではなくポケモンGO のイベントの日でしてピアノスタジオに向かう前にポケゴーで1時間ほどポケモンつかまえまくってから来たのでクタクタになったってのもありますね〜(汗)
そして、スタジオの利用時間は30分も余ることに…
余興??? スタート
という訳で、スペインの合わせは終了しまして、連弾組曲ドリーに入っている、
子守唄、とか
優しさ、とか
ちょろっと頭の方だけ合わせてみました
が、わたくし、譜読みがホントに苦手。なので、かる~く右手だけ弾いて合わせました
最後は、わたくしが練習中の個人曲のバッハ シンフォニア9番と14番を惹かせてもらって、本日の練習は終了です
チーン。
フォーレ連弾組曲ドリーには、とってもきれいな曲や温かい感じの曲などが入ってて、どの曲もとっても楽しめます。よろしければ。
スタジオのG3について
今回使用したスタジオに置いてたピアノはヤマハ・グランドピアノG3でした
GシリーズはCシリーズと違って音がキンキンしないので耳にとっても優しい感じです
ピアノ自体はまーまーいい音だったのですが、お部屋はいまいちだったんですよね〜。絨毯が敷かれていて、壁も音を吸収してる感じで、とってもデッド(吸音性が高い)な状態のお部屋でした
今回のG3にはアリコート(高音域の響を増加させる機構)が付いておらず、とても素朴な音が鳴ってました。正直行っちゃうと、わたくしヤマハのGシリーズはあまり好きじゃぁないような気がします。まあ好みの問題ですね
耳が痛くなるという話とアリコート
いつも使ってるスタジオのピアノはヤマハCシリーズが9割って感じなんですけど、狭い部屋でCシリーズで弾くと音がキンキン鳴っちゃって情報過多なような気がします
わたくしは生ピアノだから倍音がたくさん含まれていて凄く表情が豊かだ、と感じるのです
でも、人によって意見は分かれます。
- 耳が痛くなる
- キンキンしすぎる
- 疲れる
って言う人も結構居ますね〜
アリコートという機構は、大ホールでフル・コンサート・グランドピアノの低音域の音量に高音域が負けないようにしっかり響かせるために考案された機構だと聞いたことがあります
ということは、中・小型のピアノにアリコートをつける必要はないのかもしれませんね
実際、わたくしの持っているKG-2Cにはアリコートは付いていませんが、とてもナチュラルな美しい高音域の音が鳴ってくれます
結び:連弾の合わせについて
今回は、無事に連弾の合わせができて目標テンポもクリアしてバッチグーでした!
さて、プロのアンサンブルの場合はどれくらい合わせをするのでしょうか
リヒテルとオイストラフの場合、初めて合わせた時に既に音楽が完成しているという話を聞いたことがありますね〜。プロは相手の音楽をリアルタイムで聴いて、リアルタイムに自分の演奏に反映させるのだと思います
こちらはリヒテル、オイストラフ、ロストロポーヴィチのピアノ三重奏の名盤。
以前習ってたピアノサロンの先生も、連弾リハーサルは1回ぐらいしかやらないって言ってました
本当に上手な人は、連弾曲を何回も合わせて仕上げるのではなく、数回で合わせて仕上げちゃうようです。一方で、テンポを揺らしたりする場合はピアノの場合、ズレると凄く目立つので息をピッタリ合わせて縦を揃える為にある程度の回数を合わせる必要がありそうだと思います
ではでは~
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