ベートーヴェン 『ハンマークラヴィーア』1楽章 練習開始から7ヵ月。ようやく1時間で最後まで弾けるところまで来た。

ピアノ

ども、MrBachLover(バッハ ラバー)です。リーマンピアノ弾きの皆様、今日もピアノ弾いてますか。わたくし、今日は5時間ぐらいピアノ弾いたかなー。さて、今回はただいま練習中のハンバークラヴィーアの進捗状況など綴ってみようと思います。

レモンちゃん
レモンちゃん

大ソナタとか呼ばれてる曲だっけ。よく頑張るねー。

わたくし
わたくし

うん。ピアノ弾くのがとっても好きだし、初めてのベートーヴェンのソナタだから、もう、楽しくて、楽しくて ❤ 。

ハンマークラヴィーア1楽章練習の黒歴史

ハンマークラヴィーア、なんてかっこいい曲なんだろう ❤

いつも選曲の理由は「心」が弾きたいかどうか。

という訳で、16年ぐらい前に半ページぐらい
弾いてみたことがあります

で、ですね。その時は、

  • 一番最初の左手跳躍、無理ゲー。 WWWー
  • 1段目の両手和音全然うまく一発でとれない
  • 半音進行が、さっぱり頭に入ってこない

てな調子で、1〜2時間ほど練習して撃沈。WWWー

黒歴史から15年間ピアノ続けてきて、再びチャレンジ!

撃沈してから去年までの15年の間に、

  • モーツァルト KV.545
  • モーツァルト ロンドニ長調
  • ベートーヴェン エリーゼのために
  • ドボルジャーク ユーモレスク
  • バッハ インヴェンションとシンフォニア(ほぼ全曲)
  • バッハ 平均律から前奏曲を4曲程度
  • ブルグミュラー25の練習曲(全曲)
  • ツェルニー 30番(全曲)
  • ツェルニー 40番(練習曲19ぐらい弾いたと思う)
  • ソナチネ アルバム1から抜粋で1楽章のみ9曲
  • ギロックの休日(アルバム)から数曲
  • ラフマニノフ 前奏曲から3曲、音の絵から1曲
  • ラフマニノフ『雛菊』
  • プロコフィエフ モンタギュー家とかピュレット家
  • スクリャービン エチュード 悲愴
  • ショパンエチュード から4曲(op.10-4, 10-12, 25-5, 25-11)
  • バッハ パルティータ 2番 sinfonia
  • バッハ イタリア協奏曲 3b楽章

とまあ、かなりたくさんの曲を弾いて研鑽を積んできました

そして、再びハンマークラヴィーアにチャレンジしたのです!

今回は、手応え十分!

今回は、7ヵ月地道に練習してきた成果が現れてきて
最近、いい感じに進捗しています

取り組み始めて最初の頃は、通すのに1ヵ月、
いや、1,5ヵ月ぐらい掛かっていたと思います

それが、だんだんと進むようになり、
2月(=練習開始から6ヵ月)には
1週間で通せるようになり、

先々週の土日の段階で、週末の2日間で
半分ぐらいまで通せるようになり、

先週は、週末の土日で2〜3回ほど通せるようになり、

とうとう昨日は1日で5回も通せたんです!

これは快挙です ❤

そして、今日は、な、な、なんとー、1時間で
最初から最後まで弾けました!

私の練習の仕方・基本ルール

ちなみに、わたくしの練習の仕方・基本ルールは、

  • 数小節に区切って両手合わせて1回でも弾けたら次に進む
  • 最初のうちは音間違いのないように、右、左、それぞれ弾いてから両手合わせる、と同時に、暗譜もしていく
  • 練習と暗譜が進んで両手でゆっくり弾けるようになったら、どんどん先に進む
  • うまく弾けないところは、超スローで両手で弾く
  • 運指を考えながら弾く。再現部とか、同じ音型のところはできる限り指使いを合わせる
  • 同じ音型は、1が黒鍵だろうが構わず1を使う
  • ペダルは最初から使う
  • 片手練習だけで終わらない(必ず両手合わせて1回は弾いて次に進む)
  • 部分的に速く弾けても敢えてテンポアップせす、一定にする

って感じですねー

まるで奇跡のピアニストの海苔漁師さんのようだ

先ほど綴ったラフマニノフの曲、
スクリャービンの曲、
プロコフィエフの曲、

どれも、先生にもらった曲ではない。

つまり、わたくしが弾きたいから選んだ曲なのです!

そして、全部納得するまで仕上げて、
先生に合格いただきました

(ブログ内参考記事)

基礎も大事。あえて基礎こそ大事とは書かない理由

大曲は蜜の味。

しっかり仕上げると、ツェルニー30番や
ツェルニー40番では学べないものがあります

そりゃー、ツェルニー30番で基礎を固めるのも、
ブルグミュラー25の練習曲を仕上げて、
和声、演奏技術を磨くのも大事ですよ

わたくしは、きっちり基礎を固めてきたつもり。

でもね、ショパンエチュードや、
ラフマニノフ、スクリャービン、
プロコフィエフの曲を弾くと、

もう、比較するのも愚かなほど
たくさんの音楽そのものの感覚を養えるのです

だから、基礎が大事、ではなくて、
基礎も大事、と、敢えて書きます

最近やらなくなったこと(禁止のルール)

わたくし、もうアラカン。
時間はとても大切。

だから、

  • ハノンはやらない(楽しくないし、音楽じゃないから。)
  • スケールはやらない。(楽しくないし、音楽じゃないから)
  • 音楽性の乏しい練習曲はやらない(ツェルニーはもう嫌だ。懲り懲り)

とまあ、時間を大切にしたいなぁ、
と思っています

ハンマークラヴィーアを弾いていて、思うこと

最初、ハンマークラヴィーアはとてもマッチョな
ゴリゴリの筋肉質の曲だ、と思ってた。

でも、弾いてみると、
なんだオレンジ色の光が見える。

そう。とっても温かい。

こんなにも、愛に溢れた曲は他にあるのだろうか。

実に、良い曲。(すみません、語彙なくて。。。)

ハンマークラヴィーア、最高です!

ではでは〜

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