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今まで弾いたラフマニノフの曲

ピアノ

お元気ですか、MrBachLoverです。ピアノ弾きの皆様、ラフマニノフはお好きですか。わたくしはラフマニノフのピアノ曲を5年前に選曲して弾きはじめて本年6月末に一通り弾き終わりました。今回は、わたくしの弾いたラフマニノフの曲について綴ってみようと思います。

レモンちゃん
レモンちゃん

ラフマニノフの曲は敷居が高いんじゃないの???

わたくし
わたくし

そうなんだよねー。でも、どの曲も内容がとても濃いから凄く弾きごたえがあったよ。そして、とてもピアノが上達したような気がするよ。

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今までに弾いたラフマニノフの曲

5年前に選曲したラフマニノフのビアの曲が次の5曲。

  • 前奏曲op.3-2
  • 前奏曲op.23-5
  • 前奏曲op32-10
  • 前奏曲op.32-12
  • 絵画的練習曲『音の絵』op.39-2

この5曲を本年6月末に一通り弾き終えました。

op.3-2「鐘」、op.23-5、op.32-10は、2年ぐらい間を空けて2回取り組みました

なぜ、ラフマニノフを選んだのか

ラフマニノフの楽譜って、

  • 音符で埋め尽くされてて黒いし、
  • 音楽の質的にも最高ランクだと思うし、
  • 手をいっぱい 、一杯広げないと鍵盤届かないし、
  • 一度にめっちゃ沢山の音を両手で押させる和音が沢山あるし、 etc …

要するにすごーく、すごーく難しいんです

なのに、なぜ。

理由1つ目

1つ目の理由は、弾きたかったから。

ラフマニノフの楽曲には、

  • 甘美なメロディー
  • バッハのようなボリフォニー
  • まるでオーケストラのような大きなスケール感
  • ベートーヴェン的なグルーブ感や、ブラームスに通ずる匠な内声、
  • ピアノの魅力を200%引き出してくれる楽曲の仕掛け

これらの魅力がたっぷり詰まっているのです!

それは弾きたくなりますよねー。

理由2つ目

2つ目の理由は、ピアノを習うのを再開したから。

わたくし、40歳から2年間ピアノを習ったのですが、

もう先生に教わることは大してないねー、って思って、ピアノ教室を退会したのです

その後、独学でピアノを続けたのですが結局伸び悩んで、また習うことにしました。それが5年前の6月です

せっかくピアノを習うのですから、独学では到底弾けるようにならない曲を教えてもらおう!

という訳で選んだのがラフマニノフのピアノ曲です

それはもうピアノの先生から習うことが山のようにありまして、毎回のレッスンはとても充実していました

理由3つ目

現代ピアノの性能を120%引き出してくれる曲を弾きたかったから。

モーツァルトの楽曲は、鍵盤の重低音域とか、超高音域とかは使いません。
バッハのインヴェンションもシンフォニアも61鍵あれば弾けます

ん?、せっかく現代ピアノを弾いているのに、なんで使ってない鍵盤がこんなにいっぱいあるの???

そして、ソステヌートペダル。

モーツァルトやバッハの曲にはソステヌートはほとんど必要ないのです。

一方で、ラフマニノフのピアノ曲の楽譜を読んでいるとラフマニノフがソステヌートをココで使いましょうネ、って指示しているのがバッチリ読み取れるのです

両手でトゥッティーをドシャー、て鳴らして、その上にレガートでメロディーライン入れたり、スタッカートでリズムの合いの手を入れたりするんです。これはもう、ソステヌート・ペダルを使うっきゃ、ないでしょ。

5曲をどのようにして選曲したのか

ラフマニノフのピアノ曲はとても沢山あるわけですが、どうしてこの5曲なのか、といいますと、

  • 初期の作品から、ラフマニノフが作曲を継続的に行っていたロシア在住時代の後期まで、順を追って弾くことによって、作曲家の追体験をする
  • 今でも好んで弾かれているポピュラーな曲を選ぶ
  • 絵画的練習曲は音大ピアノ科の4回生とか音大の大学院ピアノ科の学生が弾くレベルなので難しいのだが、気に入った曲、かつ、なんとか弾けそうな曲を選んで弾く

という訳で、選んだのが、op.3-1「鐘」、op.23-5、op.32-10、op.23-12、op.39-2 の5曲です

ピアノの先生の反応は…

わたくしは、いつも自分で曲を選んで先生に指導をお願いするのですが、当時のピアノの先生の反応は、

「弾きたい曲を弾くのが最も上達するのです。良いと思いますよ〜」

とのこと。

5年前のわたくしのピアノ演奏の実力的には、普通にツェルニー30番とかブルグミュラー25の練習曲が弾ける程度で、ポリフォニーは、バッハのシンフォニアを当時、独学で10曲ほど仕上げていたレベル。

つまり、ラフマニノフを弾くのに箸にも棒にも掛からないレベルなのでした(笑)

ここからは、過去に撮りためた、わたくしの演奏動画を交えて曲を紹介していきます

ロマン派のピアノ曲の歌い方は全てラフマニノフの楽曲が教えてくれた

後に「ラフマニノフを弾け」という本を読んで、凄くガッテン・ガッテンだったのですが、ラフマニノフは作曲を通してラフマニノフ以前の音楽の全てを融合したかった模様です

つまり、ラフマニノフの曲の中には、ジャズ的な要素も、バロックの要素も、ポリフォニーも、ホモフォニーも、ベートーヴェン的な要素も入っており、バロック、古典、ロマン派、近現代、全てがラフマニノフの中にあるのです!

道理で難しい訳です

前奏曲 op.3-2「鐘」

弾いてみて感じたのは、ものすごーく、コスパが良い、ということ。

コスパって、もちろんコストパフォーマンスなのですけど、何のコストかといいますと、練習時間。そしてパフォーマンスは演奏することで聴衆に与えるインパクトの大きさです

ppp〜fffの大きなダイナミックレンジグランドでピアノの性能を最大限に引き出してくれます。

そして、ドラマ性があります。アジタートで聴衆の心を揺さぶって、高音の装飾音域から低音域まで一気に駆け抜けて疾走感をだした後、両手で掴む大音量の和音で、一気に方を付けてしまう感じ。

いや、ホント、凄く良い曲でした

コチラは、わたくしが4年前にop.3-2「鐘」に最初に取り組んだときの発表会前日のスタジオ録音(ベストテイク)です。いわゆる初期ロットってヤツですねー

あ、演奏を聴いて思い出したことが1つあります。

それは「ピアノって、こんなにデカイ音がでるのね!」ということ。

前奏曲op.23-5

これ、最初に聴いたときは日本のお祭りの和太鼓のリズムじゃね???、って思いました

ズン、タカタッタ、ズン、タッ、ズン、タッ
ズン、タカタッタ、ズン、タッ、ズン、タッ

中間部(間奏)は、アラブの砂漠でターバンを巻いたおじさんが縦笛で蛇を操っている、怪しい感じ。

終盤は、鉄の鎧を身に着けた鉄仮面が剣を持って舞っている様子。

わたくしの演奏動画はコチラ

これは2回めに取り組んだ時の演奏です。2回めの取り組みでは指使いを全面的に見直して弾き方もかなり研究しました。そして、ロシア・ピアニズムの先生にたくさんアドバイスとご指導をいただき、なんとか完成できました

中間部はまるで一人でピアノ協奏曲のオーケストラパートとピアノパート両方演奏しているようなスケール感があります。盛り上がったところでティンパニーが出てきたり、ラッパが鳴ったり、雄大な弦楽パートが歌っていたり、と、本堂にスケールがデカイのです!

前奏曲op.32-10

こちらの曲、ラフマニノフの前奏曲の中で最も芸術性が高いと評されているだけあって、本当に美しいのです

  • 雄大なロシアの冬の雪原
  • 大きな湖
  • 渡り鳥が羽ばたく様子
  • 暖炉で暖をとっているような、心温まるスピリチュアルな瞬間

いろいろなものが見えてくるのです

わたくしの演奏動画はコチラ。これは初期ロットです

わたくしが弾いているコチラのピアノはベーゼンドルファー モデル290インペリアル。最低音を長6度低いCまで、9鍵拡張しているピアノです

実に重厚な響きが味わえるピアノです

前奏曲op.32-12

ストーリーは、

雪が深く積もる山を下る馬車
何やら、とても急いでいます
中に乗っているのは、医師のようです
誰かの命が危ない!
馬車は疾走していきます

こんな感じかな?

いやー、ドラマがありますねー

そして、この曲はピアノの音が減衰するという特性を最大限利用して絶妙な効果を引き出しています

わたくしの演奏動画はコチラ

この曲は、1回しか取り組んでいないのですが、自分の演奏を聴いていると、もう1回取り組んでみたくなりますねー

練習曲「音の絵」op.39-2

この曲は「海とかもめ」というサブタイトルが付いているのですが、

  • 海は、当時のロシアの体制を、
  • かもめは、ロシアの体制の渦に翻弄されるラフマニノフの教え子の女性兵士を、

描いているんじゃぁないか、って思っています

そして、1枚のえを見ているような、岩に大波が当たって砕ける感じとか、これ以上美しい人はいないんじゃないかと思うほど美人の女性兵士とか、いろんなものが目に浮かぶのです

そして、とってもモダンで匠な和声が聴衆を別世界へと導くのです

わたくしの演奏動画はコチラ

3年ほど前に、一度取り掛かろうとしたのですが、そのときは中間部の半音進行のところが全く弾けずに、見事撃沈!

でも、今年の1月に取り掛かってみたところ、

おやおや、意外に弾けるかもー、

という訳で、なんとか弾けました。人間、正しい方向に努力を積み重ねて行けば成長するものなのですね

結び

5年前、わたくしがラフマニノフのピアノ曲を5曲も選んだ時、弾けるかどうかではなく絶対弾くという決意をしていました

本当に無謀だったなー(笑)

でもね、

  • 男子たるもの、冒険してなんぼである!
  • そして、わたくしの座右の銘は「為せば成る」なのダ

という訳で、やってのけちゃいました

いやー、ほんと、諦めないって、大事ですねー

(おまけ)実はラフマニノフ・ヴォカリーズも弾いたことがあるヨ

ラフマニノフのという観点では、ピアノ曲の他に、バイオリンとピアノ伴奏という組み合わせのヴォカリーズのピアノ伴奏も弾いたことがあるんです。残念ながら動画残ってないですけど。

バイオリンは、大学オケ時代の、わたくしと同期で大学オケのコンマスをしてた友人です

そして、ヴォカリーズのピアノ伴奏を練習をしてた頃、ピアノの先生に鍵ハモをプレゼントしまして、鍵ハモ+アップライトピアノでアンサンブルして、チャレンジコンサートで発表したこともあるんです

かなり甘い思い出かも。

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ではでは〜

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