ピアノ練習メモ 〜スクリャービン op.8-12 練習スタート

お元気ですか、MrBachLoverです。ピアノ弾きのみなさま、スクリャービンはお好きですか。わたくしは初期のスクリャービンの作品が好きです。とくに、このop.8-12が大好き♥　だって、めちゃくちゃカッコいいんです。今日は少しスクリャービン op.8-12の譜読みをしたのでスクリャービンop.8-12に関する話と練習状況を記します

op.8-12 はスクリャービンの左手のエチュード！？

ショパンエチュード op.10-12 はご存知「革命」なのですが、この曲も同じ12番。そして、ショパンの「革命」と発送が似てて、右手はオクターブのメロディー、左手はアルペジオなのです

ただ、アルペジオと言ってもスクリャービン独特のアルペジオですが。

この曲、絶対にスクリャービンがショパンの革命のエチュードを意識して書いてると思いますヨ

映画「ラフマニノフ ある愛の調べ」に登場

このスクリャービンop.8-12 は映画「ラフマニノフ　ある愛の調べ」の中で、ラフマニノフが女子高の音楽の先生になって最初に生徒の前で弾く曲として登場します

それにしても、ラフマニノフは女子高の音楽の先生やってたのか！　いいな良いな〜

めっちゃモテたに違いない。てか、この映画の中でラフマニノフはめっちゃモテてますけど。

楽器店の店員さんが音大時代に挫折した曲

わたくしが持っているのは全音の「スクリアビン ピアノ曲集 第一巻・エチュード（全曲）」なのですが、この楽譜を買う時に楽器店の背が高くて指の長い音大卒の男性の店員さんに、

この曲カッコいいですよね〜。メッチャ弾きたいんですけど。

って話をしたら、

そうですよね〜、僕もすごく好きなんです。でも音大に通ってたときにこの曲に取り組んで最後まで仕上がらずに挫折しました。WWW　（笑）

と仰ってました

まあ、普通に難しいですよね。左手の音が飛びまくってるし、テンポも結構速いし、音符も多いですからね〜

ラフマニノフ練習曲「音の絵」の4ペジ目に似ている

ラフマニノフ練習曲op.39-2の4ページ目は、物凄く譜読みに時間が掛かったのですが、なんとか弾けるようになりまして、スクールのレッスンで先生に見てもらったところ、この4ページの左手のパートを上手に弾けるようになるにはスクリャービンop.8-12を練習すると良いかも。と仰ってました

ラフマニノフとスクリャービンはご存知モスクワ音楽院の同期。ラフマニノフはスクリャービンにとても敬意を払っていたんじゃないかと思います。時代がクロスする作曲家は時として同世代の敬意を払っている作曲家の作風を取り入れるということがあるようです

これは文学でも同じことが言えると思おいます

絵画でも同じようなことがあるように思います

芸術はどのように発展していくのか。それは、素晴らしい才能を持った人々が互いに影響しあって、いろんなテイストがついて作品が成熟するのだと思います

このスクリャービンop.8-12も、ラフマニノフの作品に影響を与えた個性の強烈に光る曲だと思います

以前は全く歯が立たなかったのに

2年ほど前、全音の「スクリアビン ピアノ曲集 第一巻・エチュード（全曲）」を買いました

このとき、op.8-12の楽譜を開いて冒頭を30分ぐらい練習したのですが、これがまた、さっぱりチンプンカンプンでして全く頭に入ってきませんでした

当然、楽譜はお蔵入りです

でも、今朝ちょっと楽譜10分ほど見てみたら、

ん！？　意外に読めるゾ

という訳で、スクリャービン op.8-12 を弾いてみることにします

この曲弾けたらめっちゃカッコいいだろうな〜

この曲弾けたらチョイ悪オヤジになれるかも！？（笑）

ではでは〜