お元気ですか、MrBachLoverです。ピアノ弾きのみなさまなら一度はバッハのインヴェンションの1番にトライした事があるのではないかと思います。ご多分に漏れずわたくしも高校1年のときにトライしました。
その後、40歳でピアノを本格再開して以降、バッハのインヴェンション1番について研究に研究を重ねていくうちにちょっとおもしろいものが出来たのでご紹介します
インヴェンションは二声の曲だから2重奏っていうのは分かるんだけど、ピアノ伴奏っって、何???
いやいや、そのまんまでしょ。インヴェンションの1番にモダンなコードをつけて、ピアノ伴奏としてアレンジしたって訳ですけど、
何か問題でも?
Sinfonia No.1 の演奏はコチラの記事を参照
バッハ インヴェンション1番について
この曲は、ドレミファレミドソ、まではモチーフなんです、
でもって、ドーシードー、って続くんです
くれぐれも、ドレミファレミド、と、
ソードーシードーというふうに切らないようにしましょう
シフの演奏聴きまくってどうしたらあんなふうになるのかを探っていたときに、
このことに気が付きました
これを専門用語でアーティキュレーションと呼びますね!
インヴェンションの神秘???
バッハのインヴェンションって、当たり前ですけど同時に絶対に2つしか音が鳴らないんですよ
で、ですね、この曲にハーモニーをつけると、
色々なバリエーションが出てくるんです
ドとミがあったとして、これに
- ドミソの和音(C or I )をつけるのか、
- ラドミの和音(Am or VI )をつけるのか、
- ファラドミ(Fmaj7)をつけるのか、
という話ですよ
まだ他にもバリエーションはあります
Dm9なんてのも考えられる訳です
ナインスはラフマニノフとかプロコフィエフとかに出てくるんだと思いますけど、
これ使うとかなりモダンになります
更にバリエーションとしては
Caug なんていうコードもつけられます
ココまで来ちゃうと、森本麻衣さん風に云うと、
もはや、これはジャズ???
ですね〜
どのコードをつければいいの???
現実問題としては、前後につけるコードの流れから、
これはつかないでしょ、ていうコードがある訳で、
その辺りはきっと理論勉強しないとダメなんでしょうけど、
井上陽水さんとか、安全帯の玉置浩二さんとかは、
殆ど感性でコードつけてますね
あれはすごーく親近感が湧きます
だって、わたくしも理論何てやってませんからねー
アレンジしてみたヨ
という訳で、バッハ インヴェンション1番にコードをつけて見ました
伴奏は、
- 前半と後半 ⇒ レット・イット・ビー冒頭風味
- 中間部 ⇒ 分散和音
という感じです
そして、ソロ楽器にフルートを選んだのは、
ローランドの電子ピアノに内蔵されたフルートの音があまりにリアル過ぎたからです
いや、マジ美しい音ですよ
本当にフルート奏者が吹いているかのようです
MP3TUBE:Bach Invention No.1 フルート2重奏+ピアノ伴奏
バッハって、本当にいろんな楽しみ方がありますね
ではでは~
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