お元気ですか、MrBachLoverです。みなさんはどんな環境で練習していますか。「成功する音楽家の新習慣」という本はヨーロッパの音楽大学1年生が授業で習う練習環境のことや日々の練習メニューの組み立て方などが書かれています
今日は「成功する音楽家の新習慣」の内容を参考にピアノの練習環境について考察してみようと思います
練習環境って、きっと大事なんだよね?
それはそうだよ。防音室がおうちにあってスタインウェイのフルコンまで置いているような環境が理想だろうけど…、現実的ではないよね
ピアノ環境とpp(ピアニッシモ)の演奏能力の関係
ppを表現する演奏能力とピアノの練習環境には関係がありそうです
アップライトピアノ環境および、アップライトピアノ+サイレントの環境とppの演奏能力について今までに見聞きしたことを記します
アップライトピアノ環境の場合
わたくしのピアノ友達の1人は自宅のアップライトピアノで練習していてピアノがとても上手ですし音量もある方なのですがppで演奏するのがあまりお得意ではないとのことでした
アップライトピアノ+サイレント機構の環境の場合
また、わたくしの別のピアノ友達はアップライト+サイレント機構の環境で練習していたのですが「pp(ピアニッシモ)の演奏が上手く出来ない」という悩みを抱えていました
また、別のピアノ友達は、アップライトピアノにサイレント機構を取り付けたらピアノがとても弾きにくくなってしまったと言っていました。この方は最終的にグランドピアノをご購入されました
問題の本質
でも、
アップライトピアノの環境で練習するとpp(ピアニッシモ)で演奏する能力の上達に支障をきたすのかも???
と断定してはいけません
コチラのブログ記事を読んで、少し原因が判ったような気がします
ヤマハU30Aの調整(重たいピアノの鍵盤を軽くする)
https://www.piano-tokyo.jp/yamaha_u30a.html
要するにですね、アップライトでも腕の良い調律師さんにピアノを調整という調律とは別の作業をしてもらえば環境が大きく改善するようです
電子ピアノの環境とppの演奏能力の関係
先日、ピアノサロンを退会した理由がピアノだということを書きましたが正確にいうと「ピアノのメンテナンスが不十分だったから」です
アップライトピアノでも調整をすれば鍵盤が軽くなりますし、ハーフペダルも効くようになります
ただ、問題なのはそれが3ヵ月も持たない場合があるということです
日本は四季折々で温度と湿度が大きく変化する国です
なので、部屋の温度と湿度を一定に保っておかない限り生ピアノの状態はすぐに変わってしまうのです
この点においては電子ピアノとヘッドフォン環境は常にメンテナンスが行き届いたグランドピアノに匹敵する最強の環境と言えます
もちろんアップライトピアノでもグランドピアノでも室温を一定に保って半年に1回程度調律師に調整してもらえばかなりハイグレードな環境が手に入るとは思います
でも、結構コストかかりますよね。。。
- 夏と冬の冷暖房費用
- 湿度設定が可能な加湿器と除湿機の導入費用
- 半年に1回、調律師に調整をしてもらう費用
私のおすすめ環境
メンテナンスの行き届いたフルコンサートグランド+防音室、
ではないですヨ
これ最強ですけど、経済的に無理〜
でもコレに準ずる環境として、
- 電子ピアノ(ローランド中上位機種やヤマハのハイブリッドピアノ)
- SURE のヘッドフォン
を用意すれば殆どパーフェクト、かつ、お財布にも優しいです
ローランドはタッチがとてもグーなのでおすすめです
成功する音楽家の新習慣
こちらの本にはヨーロッパの音楽大学1年生が従業で習う基本的なことが書かれています
中でも最初に習うのは練習環境のようです
環境が良ければ上達が早くなるようです
コチラは友人宅のU3(上下蓋全開)
アプライドだってメンテナンスをしっかりやって、蓋全愛にすればグランドと同じ音がなります
ダブルエスケープメント機構がないこと、及び、ソステヌートペダルが無いこと、及び連打性能がやや劣るということ以外はグランドピアノと同じです
この記事が何かのご参考なれば幸いです
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