お元気ですか、MrBachLoverです。リーマンピアノ弾きの皆様、アニメはお好きでしょうか。わたくし、アニメ大好きでして、特にスポ根ものが大のお気に入り。最近、エースをねらえ!が再放送されてまして、第7話を見て超感動。ピアノコンクールとの関連性などチョット書いてみようかと思います。ついでに、万年銀賞の人をみて思うことなども。
えー、テニスとピアノはぜんぜん違うよー
僕もそう思って見てたんだけど、意外や意外。すごくコンクールにマッチするセリフを見つけちゃったヨ
エースをねらえ! あらすじ
スポーツ根性ものアニメの傑作。
同名のTV作品は1973年から放映され全国にテニスブームを起こす程の大ヒットとなる。
県立西高の1年生、岡ひろみ(ヒロイン)は、”お蝶夫人”こと竜崎麗香の華麗なプレーに憧れ、軽い気持ちで名門テニス部に入部する。
だが、新任の宗方コーチは、平凡な彼女の中に潜む才能を見抜いていた。
お欄はどんなキャラ?
真夜中に、誰もいない壁打ちができる場所で、ひたすらサーブの切れを磨き上げ、凄いサーブを打つ。お欄はそんな選手。ある日の真夜中、ひろみは自主練習しようと場所を探していたところ、偶然弾丸サーブ練習中のお欄を見てしまう
そして、ひろみは県大会の決勝戦でお欄と試合する運びとなり…
まぁ、普通に、負けますよね〜
敗因は、
試合する以前に、気迫で負けている
という話です
宗方コーチの名セリフが炸裂
県大会まではチーム戦なので、県立西高は5人中3人が勝って、次に進めました。
という訳で、宗方コーチがひろみを特訓するのですが、
ひろみが特訓に耐えられなくなって、
「コーチ、わたし、テニスが怖いんです」
と言い出しちゃいます
そこで語った宗方コーチのセリフがすばらしい。
<< 宗方コーチのセリフ >>
誰だって怖い
怖いだ。みんな
だから練習する。その怖さと戦うためにな
コートでは、誰もひとりなんだよ、
岡。分かるな。コートで頼れるのは自分のチカラだけだ
チカラを出すには、自信が要る
自信をつけるには、とことん練習することだ。
ピアノ発表会に当てはめてみると…
ピアノの生徒:先生、わたし、発表会が怖いんです
ピアノの先生:
誰だって怖い
怖いだ。みんな。だから練習する。その怖さと戦うためにな
ステージでは、誰もひとりなんだよ
分かるな。ステージで頼れるのは自分のチカラだけだ
チカラを出すには、自信が要る
自信をつけるには、とことん練習することだ
ホラね。”コート”の文言を”ステージ”に入れ替えただけ。
ピアノってスポ根だったんだなー(!?)
いやー、コートもステージも同類だったとは、知らんかった
スポ根ものアニメってホントに面白いんですよね〜
- 主人公(ひろみ)成長があって、
- 先輩(“お蝶夫人”)は、後輩のひろみの成長に微妙に恐れを感じ始め、
- 2年生なのに選手から外された緑川さんは、嫉妬で岡さんをいじめる
そうそう、緑川さんが選手(部内枠5名)から外された理由はまた、
核心を突いているんです。理由は、
お前のプレイは“お蝶夫人”のマネだ
マネはどこまでいってもマネだ
マネでは”お蝶夫人”は超えられん。
っていう話。
これまた、ピアノと同じですよね〜。
万年銀賞
銀賞が悪いとは言いません。すばらしいことです
ただ、ピアノの先生に教えてもらった通り弾けるようになっても、
本質的に自分の心の内側から出てきた表現ではない訳で、
どこか、取ってつけた感じがしちゃうんでしょうか…
そういう感じが出ちゃうと一等賞は獲れないのかも知れません
そもそも予選通過してない人(=わたくし)が言う話では無いですけど。WWW
結び:教わらないという強みの磨き方
ピアノは先生に教わって習得するもの
確かにそうかも知れない
でも、リヒテルは、ほぼ独学でピアノをマスターした
リヒテルがピアノを始めたのは9歳の頃で、
音階練習は一切せず、いきなりショパン夜想曲1番から開始。
2曲目は、ショパン練習曲op.25-5。
19歳でリサイタルを開いた
ショパンだって、基礎的なことは教わったけれども、
ベートーヴェン、モーツァルト、バッハなどの曲を
自由に弾かせてもらって個性と感性を磨いたって
聞いたことがあります
時として、先生より鋭い解釈、閃きを持てるような生徒でありたい、
わたくしは、そう思うのです
ではでは〜
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