お元気ですか、MrBachLoverです。リーマンピアニストの皆様、今日もピアノ演奏楽しんでいますか。わたくしは、今日もピアノ3時間ぐらい弾きました〜。でも、譜読みが遅くてなかなか新曲マスター出来ません。そして、持ち曲はノーミスではなかなか弾けません。今日は、ノーミスと初見力について綴ります
ノーミスじゃなくてもいいじゃん。そして初見力が不足しててもピアノ演奏は十分楽しめるんじゃないの???
それはまあ、楽しめるのだけれど、初見力があるとさ〜、ほら、すぐにいっぱいレパートリ増やせるでしょ。やっぱりピアノ演奏を楽しむ上で初見力があるとないとでは雲泥の差だと思うんだよね〜。そして、どうせ演奏するならノーミス狙いたいよね〜
初見力を鍛えるつもりでツェルニー100番購入
初見力を鍛えることを目的として先週、ツェルニー100番の楽譜を購入しました。早速毎日1曲初見で演奏していますが、この作業、とっても、
地味。
ですよね〜。派手な曲は無いわけで、和音も限られてますし、メロディーも単調。弾きこなせたらすごい充実感があるかと言うと、… そんな訳ないですし。
ツェルニー100番のもう1つの活用方法 〜ノーミス力強化〜
いやー、和声がつまらないとか、メロディーが普通すぎるとか、ブーブー言っちゃってますけど、こんな動画見つけました
ノーミスで弾く為の練習法 森本麻衣さん
ツェルニー100番の曲は、2段とか、3段とか、4段。要するに短いのです。この、短い曲をノーミスで、指がどのように動くのかを頭の中で思い浮かべて弾くというのがとても大事なのだそうです
この訓練の延長に、ソナタとか長い曲をノーミスで弾くというステージがあるのだとか。
フム〜。言われてみると確かにそうかも。
ちょっとツェルニー100番ノーミス狙いの野望が湧いてきました(笑)
シンフォニアの場合ノーミスで弾けることがあっても…
シンフォニア、ノーミスで弾けることが時々ありますが、じゃあ、リアルに頭の中で指動かして再生できるか、っていうと、
カラダで覚えてるところがたくさんあって、もう、ほとんど、
ブッツん切れたトカゲの尻尾と同じ。
指が自動演奏する状態なのです
じゃあ、完璧に弾けるかって言うと、時々、間違う訳です
うーん、そうか。頭の中で指を動かして、完璧に弾けるようになる訓練が必要なのね。
ツェルニー先生の優しい所
ツェルニーの練習曲って、2小節同じフレーズが続くことが結構ありますよね。
あれって、北斗の拳のケンシロウのセリフ「お前はもう★んでいる」じゃ無いっすけど、
1小節目読んだら、「お前はもう、2小節目は読めている」という訳で、3小節目に目を移せるんです。これ、凄くないですか???
だいたい指が止まる理由は、目で楽譜を読んでいるところより指が先にすすもうとして止まっちゃう訳です。つまり先を目で読めれば指は止まらないのです
ピアニスト反田恭平さんも似たようなこと言ってました。テンポの速い曲を弾けるようになるにはどうしたら良いですか、という質問に対して、
うーん、先を追えればいいじゃないですかね〜
きっと、反田さんが演奏するときはとっても先まで頭の中で曲を確認しながら弾いているのだと思います
ツェルニー100番の活用方法をまとめると…
ここで、ツェルニー100番の活用方法をちょっとまとめてみようと思います
ツェルニー100番の活用方法
目的
目的は、
新曲を短期間で正確にインテンポで演奏できるようになる能力を身につけること
です。
コール設定
この目的を達成する為の具体的なゴールは次の3つです
- 初見力を磨く、かつ、
- ノーミスを1番目の合格ラインとする
- 指定テンポでノーミスで弾くことを2番目の合格ラインとする
練習方法
前述の目的、ゴールを達成する為の練習方法としては、
- 読譜して、弾く際の注意点を頭に入れる
- エアピアノして、指を動かして弾いてみる
- 実際に、テンポを一定にしてピアノで演奏する ⇒ ノーミスで弾けたら6に進む
- 間違ったところ、止まった所をピックアップして部分練習する
- 再度、頭から弾いてノーミスを狙う ⇒ ノーミスで弾けたら6に進む
- 指定テンポで弾けるまで少しずつテンポを上げて繰り返し練習する 指定テンポで弾けたら合格
って感じでしょうか
段々プログラムの設計書みたいになってきたー(笑)
楽譜から目を離したらおしまい
40歳のころ、初めてピアノ習ったんですけど、その時、先生が仰るには、「楽譜から目を離して弾きだしたら、もうおしまいですヨ」とのこと。つまり、楽譜から目を離して手を見て弾きはじめると、楽譜見ながら弾けなくなっちゃうのです
先生が仰るには、海外の人は手を見ながら弾く人が多いのだとか。先生は、楽譜を見て弾けたほうが良いって仰ってました
いやー、まさに先生の言う通りでした。当時練習してたツェルニー40番、最初は楽譜を目で追いながら弾いているのですが、ある程度暗譜が出来てくると、楽譜から目を離して指見ちゃう訳です。でもって、中途半端にしか暗譜出来てないから、よくズッコケちゃう
これ繰り返してるから、いつまでも同じ箇所でつまずいて、なかなか曲が仕上がらなかったんです
なお、先生曰く、手を見て弾いてはいけない訳ではなく、ぼーっと手をみて弾くのはOKなのだとか。次に何処弾くんだっけって、一生懸命鍵盤見つめるのは良くないのだそうです
ブラインドタッチはとても重要
楽譜をみて指を正確に動かして弾くのは、どんどん曲をこなすという目的を達成するにはとても重要なのだと思います。手の感覚をもっと磨いて、ブラインドタッチバッチリになるようにしたいです
ショパンは、時々お部屋真っ暗にして弾いてたのだとか。
いやー、あんなに跳躍たくさん出てくるのに、真っ暗闇で弾けるのか…
ショパン、凄すぎます
最近、バッハシンフォニア時々目を閉じて弾いています。これがまた、とても良い練習になります
結び
フログこうして書いていると、頭の中がいろいろ整理できて、とても良いです
当面、毎日ツェルニー100番を1曲所見で弾いて先に進めようと思います♥
同じ要領で、バッハ パルティータ2番の初見も始めたのですが、コレまた、サッパリ進まないんですよ。1日に4小節とか。やっぱりバッハは超手強いっす…(汗)
ツェルニーは教習所内の運転で、
バッハは路上運転
って感じです
でも、バッハ パルティータ2番のほうがツェルニー100番より断然カッコ良いのです。
なので、バッハも頑張って先に進めていこうと思います
ではでは〜
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