お元気ですか、MrBachLoverです。リーマンピアニストの皆様の中にはグランドピアノを大人買いしちゃった人とかもいるかも知れません。わたくしは3年前に中古グランドピアノを60万円で大人買いしました〜。
ちょっとグランドが60万円って、安すぎなんやないの〜、とか言われそうですけど、中森明菜ちゃんの歌にもあるように、値段じゃ無いよのピアノは、ハッハー♫。あれ、ちょっと歌詞が違ってるかも???。 我が家のカワイKG-2Cちゃんは最高に良い音がします。
そして、両学長風に言うと、今日は一年でピアノが一番音のいい日。つまり、調律した日なのです
今日は朝9時半から15時過ぎまで調律師さんが来てたよね〜。ということは、5時間半ほど居たことになるねー
そうなんだよね〜。とってもいろんな調整をやっていただけたんだ。おかがで、音がサイコーに良くなったんだよーん。
今回の調律メニュー
今回、調律師さんに実施していただいたのは、
- 調律(音合わせ)
- 鍵盤の沈み込む深さのバラツキの調整
- ハンマーのファニング(ハンマーを削って元の形に戻す作業)
- 音色の調整(針刺し)
- アクションの動作のバラツキの修正
- 内部クリーニング(掃除機を使用)
です。
いやー、ファニングとか、針刺しとか、超はじめてなんです! ヒデキ感激〜!
鍵盤の沈み込む深さとかも調整してもらうのは初めてなんです。なんだか、アニメとかドラマの世界に来たみたいでとってもワクワクします♥
前回は音合わせしてもらって、ダンパーの効き具合が不揃いなのも直してもらってます。前回調律時(1年と3カ月前)のブログ記事はコチラ。
〜5時間経過〜 調律完了。
という訳で調律師さんが来てから5時間が経過しまして、調律師さんから、
「調律終わりました〜」
の声が聞こてきて早速試弾しました。感想は、
- うん。弾きやすい。めっちゃ良いかも〜
- 音もバッチリ合ってる
- ピアニッシモが特に弾きやすい
- 和音がキレイに揃う!
です。
バッハのシンフォニア9番は、(わたくし流のアレンジで)とても弱い音で弾くところがあり、そこが時々音抜けしてたんですが、これならバッチリ上手く弾けそうです
ツェルニー30番練習曲26の最後の段の和音とか、バッハ パルティータ2番の冒頭のツッティーとか、バシっと音を合わせて弾く和音のフレーズが今までどうやってもバラけてたんです。でも、これがピシっと合うようになりました。おー、素晴らしい♥
音色に関しても、少し嫌な感じのぺしゃん、って音が鳴ってたんですけど、それがなくなってとてもスッキリ。
調律師さんとの雑談コーナー
調律師さん:ぼく、RXだとばり思い込んでましたけど、KG-2Cでしたね。
もう40年も前のピアノなのに、良い音してます。まだまだ現役でイケますね〜
わたくし:はい。めっちゃ良い音してるんですよ♥
調律師さん:高音とか、物凄く美しいです。低音もドーンとしっかりした音が鳴ります。
今までいろんなKG-2C調律してきましたけど、このKG-2Cが一番良い音してます。
わたくし:(最高音から順番に鳴らしてみる)おー、スッキリしたクリアな音ですね〜
高音部分は、音量のバラツキが結構激しかったんですけど、キレイに整ってますね!
調律師さん:自分で言うのも何ですが、ほんと良い音してます。鳥肌ものかも。
わたくし:低音も芯がしっかりして、連打すると音色が色々変わって、すごく良いんですよね♥
調律師さん:ほんと、そう思います。目を瞑って聞くと、S社とかの高級ピアノと錯覚しそうです
音だけ聴いてると一体どこの高級ピアノなのだろう、
ウン百万円するんじゃないか、って思っちゃいますね。
調律師さん、何故かカワイのピアノは2型に当たり(良い個体)が多いんです、って仰ってました。マイ・グランドも2型。調律師さんが言うには、2型は低音と高音の音量などの全体のバランスがとても良いのではないか、とのことでした
いやー、まじで都内の某ピアノスタジオのサロンに置いてあるS社のB211 に全然負けてない、良い音がします。KG-2Cはアクションもカワイの独自部品が使われてるそうです。KG-2Cはカワイのこだわりの一品って感じですね〜
調律後のピアノの音を聴いてみてネ
調律完了後、駆け足でレッスンに行ってきまして、帰宅後に自撮りしたのがコチラの動画です。
1ヵ月前(調律前)の演奏はコチラ。
確かにどちらも我が家のKG-2Cの音です。でも、調律師さんが違うと結構音が変わりますね〜。
前の調律師さんは音をピタっと合わさず微妙に淡く広がる感じにしてくててて、わたくしはとても気に入ってたんですよね〜。
結び:グランドピアノは生楽器なので…
録音された音だけ聞くと調律前の音もかなーり良いんですけど、実際のところは生で聞かないとわからないんですよ。調律前の音は、ぺしゃん、って感じの潰れた音が混じってたんです。今回、ファニングと整音してもらって音がとても美しくなりました〜。お酒で例えるなら、雑味のある二級酒と、雑味のない獺祭三割九分の違い的な???
それに、アクションとか色々調整してもらってるので調律前と比べて断然弾きやすくなりましたー。とくに、ピアニッシモ。
ちなみに、ピアノは生楽器。だから1年も経つと何処かしら調子が良くないところが出てくるのが普通らしいです。あのシゲルカワイだって、数年経てばアクションの調整が必要になるらしいですヨ。
(おまけ)ピアノの大屋根の蝶番(ちょうつがい)の芯
もう製造から42年も経過してるので、ピアノの大屋根の蝶番(ちょうつがい)の芯が5mmぐらいドビ出てきてたんですよね〜。これ、かなりかっこ悪いんですよ
で、数日前に KURE 5-56 を蝶番(ちょうつがい)部分に薄くまんべんなく付けておきました。で、本日、調律師さんにお願いしてハンマーで芯を叩いてもらったら、
へへへ。バッチリ元通りになりました!
ではでは〜
コメント