お元気ですか、MrBachLoverです。みなさまの中には年が明けて新しい曲に取り組み始めた方もいるかと思います。練習は進んでいますか。わたくし、アラベスクの構造を分析してみました。こちらは結構スルリと出来た感じです! でももう1つの曲にはに苦戦中です…。本日の練習状況をレポートします
さては、ラフマニノフ大変だー、とか言うんでしょ
バレたか…。アラベスクは構造も掴めたし、和声も分かってきて順調なんだけど、ラフマニノフ音の絵はとっても難しいね
今日のピアノ朝練:ラフマニノフ
朝練の始めは譜読みから、ということでラフマニノフ練習曲「音の絵」の左手の続きの楽譜を読み始めたのですが、臨時記号が付いている音符の方が多いんじゃないかと思える楽譜で、音を読むのがそもそも大変です。その上、構造もさっぱり分からない…
うーん、こういうときは、模範演奏を聴いてみましょう〜
というわけでルガンスキーの演奏を聴いてみました
ふむふむ、1小節に3連符3つの楽譜だけど、3連符4つ単位x3個が1つのセットなのね
そして、このセット(4小節)が3回、音が少しずつシフトするのね、なるほどー
このような構造はバッハとかショパンとかでも出てきますが、問題はコード進行です
さっぱりコードが付けられない箇所が何箇所もあります
右手もしっかり譜読みして、音を合わせてコードを決める必要がありそうです
こんなことをやっているとあっという間に30分経過です
チーン。ラフマニノフはココまでで終了して、シューマン アラベスクに移ります
今日のピアノ朝練:シューマン
シューマンアラベスクは殆ど暗譜出来ました
この曲はロンド形式で、A-B-A-C-A-D となっていて、Aの部分は更に、a-b-a の構造をしていますので、なんと、a の部分は合計6回も出てきます
ということは、1回弾くととa の部分を6回弾くことになります
次に多いのはbの部分ですが、じつは、bの部分は同じものが2回繰り返されます
なので a の部分と同じく b の部分も6回弾くことになります
もう少しみてみると、Bの部分もロンド形式になっていて、テーマ部分は調が変わるパターンが1回、和音が厚くなるパターンが1回出てくるので、この部分も結局6回出てきます
それ意外のところ(Bのテーマ以外、およびCとD)は、繰り返しがあり2回出てくるので、この部分はプラス4回弾くことでAパート、Bパートに相当する回数になります
なぜ、部分的にテンポアップ出来ない箇所があるのかがよーく分かってきました
部分練習が足りてないのですね!
明日から、
- Bのテーマ以外
- C
- D
の部分練習を最初に4回行ってから全体の通し練習をしてみようと思います
結び
ブログって、考えを整理するのにとっても便利なツールですね
そして、ホワイトボードもとっても便利です
この練習メモを書くまでアラベスクの構造をちゃんと整理していなかったので、
書くって大事だな〜
って思いました
そうそう、今朝ジョギングしていて思い出したことがあります
難曲を弾く事による大きなメリットの1つは、常に演奏中失敗するので失敗しても動じなくなるということです (笑)
実は、これ、プロジェクトマネージャーを育てる時の話と似ています
最初からコケているプロジェクトにいきなり投入されてリーダー任されたりすると、めっちゃ度胸がついて肝が座ります
実力不相応の難しい曲をめいいっぱい練習して、本番で失敗しても動じずに弾き続けるという経験を何回かすると、失敗に動じなくなってきます
ラフマニノフ練習曲「音の絵」Op.39-2の本番は未だ何時になるか分かりませんが、しっかり練習していい演奏ができるようにガンバロウと思います。ていうか、まずは譜読みですね〜
ではでは〜
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