中学生時代の上原彩子さんのリスト『愛の夢』に感動。

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ども。MrBachLoverです。今朝、なにげにYouTubeで動画検索してて偶然、上原彩子さんが中学生の頃にマエストロに受けたレッスン動画を発見。見始めたら釘付けに。最後まで見ちゃいました。普段はヘッドフォン掛けずにパソコンのスピーカーで聞いてるのですが、あまりの素晴らしさにヘッドフォン掛けて聞いちゃいました。

レモンちゃん
レモンちゃん

あれれ、朝のルーチンそっちのけになってますけど、良いのかな???

わたくし
わたくし

あんまり良くないんだけど、たまには良いかな〜

上原彩子さん中学生の頃の愛の夢のレッスン受講動画

中学生とは思えない上原彩子さんの
信じられない上手さに目と耳が釘付け。

中学生なのに、どれだけ上手いんだーーー!!!

もう、最初の1音から大ピアニストの
音が聞こえてくきてビックリ。

  • 時間の使い方(間のとり方、テンポ運びなど)が上手すぎ。
  • メロディーとバスとその他の伴奏音の弾き分けが絶妙。
  • ダイナミクスが素晴らしい
  • 指メッチャ回ってる!
  • とろける音色

などなど…

この素晴らしい演奏に対して
先生はどこを指導するの???
っておもって演奏動画を 見ました

講師はヴェラ・ゴルノスタエヴァさん(教授)

先鋭は、ヴェラ・ゴルノスタエヴァさんです

【ヴェラ・ゴルノスタエヴァさん】
かの大先生のゲンリッヒ・ネイガウスの薫陶(くんとう)
を受けたモスクワ音楽院の教授まで務められたソビエトの
国家芸術家の称号までもらった凄い人。

ご指導の内容

ゴルノスタエヴァ先生、まず、

40歳のリストが愛を語った作品を
中学生がこんなにも素晴らしく弾いている。

このことを絶賛するとともに、
この音楽の奇跡への感動の気持ちを
語っておられました

そして、曲の成り立ちに関して

愛の夢の楽譜の冒頭に
書かれている詩に言及。

冒頭から弾いた先生の音が、コレまた素敵。
今度は、打って変わって円熟した大人の愛って感じ(!?)

演奏へのご指導としては、

ところどころ、内政部で歌うメロディーの音色が
キツいところがあった箇所を指導。

やや分散和音(ジャランと弾くタイプ)が
速すぎた箇所を指導。

右手だけで弾けばよい箇所を左手を
使っている運指を指導。
(音が不揃いになっていた)

右手の普通のタイプの分散和音の
弾き方を指導。

などでしょうか。
どれもちょっとしたことだそうで、
総じて演奏が素晴らしいということでした

レッスン2曲目:忘れられた大円舞曲(忘れられたワルツ 第1番)

次のレッスン曲は、忘れられた大円舞曲。

こちらも上原彩子さん、素晴らしい演奏でした

先生のご指導内容は、

記憶が薄れていく、熱い愛、ロマンスを描いた曲。

冒頭は、チョウチョやトンボをイメージして
どこからとなく現れるように弾いて欲しい。

かつての大円舞曲を想い起こさせる様な、
幻想的な雰囲気を出して。

と、こちらも凄く勉強になりました

結び:大ピアニストになる人は中学生の頃から凄いんですね!

今や上原彩子さんといえば押しも押されぬ大ピアニスト。
マエストロと呼びたい。

中学生の頃から、今のタッチに通じる
しっかりとしたf(フォルテ)の音が鳴ってました

鍵盤をナナメ前方に突く感じのfのタッチ。
1と5の指は、しっかりと肩からチカラが
指先まで届いています

とても柔らかいタッチのp(ピアノ)の音、
メロディーと伴奏、バスの弾き分けも、

もはやプロのピアニスト。

やっぱ、マエストロになる人って中学生の頃から
頭10個ぐらい???
突き抜けてますよね〜

上原彩子さんのコンサートに行ってみたくなりました ♥

ではでは〜

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