読書と読譜の類似点

ピアノ

ども。MrBachLoverです。ピアノ弾きの皆さま、読書はお好きですか。最近、譜読みをしてて、ちょっと読書との類似点について気がついたことがあるので記事にしようと思います。

レモンちゃん
レモンちゃん

文字と音符は別モノだよ。共通するところなんて、あるの ???

わたくし
わたくし

文字は情報や感情を伝える手段で、音符は心の動きを伝える手段って感じ???
結構共通する側面があると思うんだよね〜

MrBachLoverの最近の読書スタイル

最近わたくしは年(とし)のせいで小さな字は苦手。リアル本は好きではないですが、Kindle本で字を大きくして読んだり、Kindle本をアレクサに読んでもらったり、Audible であれこれ聞いて小説やノンフィクションなどのいろんな本を楽しんでいます

『なんちゃって読書家』って感じ???

速読と初見

読書の世界では、速読というスタイルがあります
音楽の世界では、初見とか、ですかねー???

という訳で

速読と初見をそれぞれ見て行きましょう

とある速読の達人のリアルな話

凄く速読ができる人がいました
小説を1冊1時間とかで読めちゃうらしいです
新聞とかも、ぱーっと目を通せちゃうそうっです

凄いです!

でも、速読できる人の中には、時々、
『天狗になる』人もいらっしゃるらしいですねー

すごく速読ができる一回りぐらい下の後輩の彼は、
一時的に高く評価されたのち、
転職して、わたくしの眼の前から消えました

彼、確かに個人の能力は高かったですが、
とても性格が悪く、他人を馬鹿にしてて、
それでいて、自分に自信がイマイチない人でした WWWwww-

速読できると自分が何でもできる様な
錯覚を覚えることがあるらしいです

わたくし、一生速読出来なくても良いです〜(笑)
(心の声:本当はできるに越したことないですけど…)

初見、譜読みについて

読譜も似たところがあるのかもしれません。
楽譜を表面的に追い掛けて初見ができても、
その曲を通して作曲者が伝えたいメッセージや
心の動きなどを上手く表現できるとは限らない気がします

また、いくら最速で譜読み終わっても
そこからが練習のスタートだったりします

精読と譜読み、弾き込み

では、次に、

精読
譜読み

の2つの類似点を見てみましょう

精読

わたくしはゆっくり読書するのが好きです。
てか、それしか出来ないし…。

読書中にあれこれと現実世界とのマッチング事例を探したり、
著者が本当に伝えたいことは何なのかなー、って考えたり、
小説なら、自分の心と向き合ったりもします。

推理小説の場合、答えが明かされ
るクライマックスは
一気に読んじゃいますけど、
微妙に、それ以前に書かれてた
シーンとかの回想もします

譜読み

わたくしは、ピアノ譜見て
ゆっくりと頭が回転する速度で
弾きながら、

  • 浮かんでくる風景
  • 感情の揺らぎ
  • 喜怒哀楽
  • 起承転結
  • インスピレーション
  • ストーリー作り

などを楽しんでいます

至福の時間です。

わたくしのピアノテクニックのベースはコチラの本で身につけました。ご参考になれば。
(良書ですが、すごく読みにくいかもしれません。)

わたくしの運指はコチラの本で身につけました。よろしければ。
ラフマニノフを弾かない人にも超オススメの内容となっています。

スケールに関する運指は、コチラの本を大変参考にさせていただきました
この本を読んでしまうとハノンのスケールの運指のイマイチなところが見えてきます

弾き込み

一通り譜読みが終わって、
どの部分をどのように演奏するか、の設計で出来たら、
弾き込みフェーズに入ります

実際のところ、ここからが本当の練習だったします

自分で、こう弾きたい、こんな音にしたい、とか
色々とトライします

楽譜の読み込みには、コチラの本がオススメ。

レッスン=アートな時間

そして、ピアノの先生に見てもらって、
うーん、そこ、手の重心をこんな風に移動するといいかも。
とか、
ここで、指が上がりきらない内に打鍵するのですヨ。
とか、

色々と術を教わっていきます

ピアノレッスンの時間は、まさにアートな時間なのです

50歳でピアノレッスンを再開した時の先生が
ご都合で職場を去る時にお渡ししたお手紙の中で
レッスンの本質的な側面を綴っていますので、よろしければ。

結び:精読と弾き込みで得られるものとは…

精読をすることで

  • 小説なら心が豊かになりますし、
  • 経済学の本なら、経済学的に深い思考が得られますし、
  • 業務遂行のハウツー本はら仕事の効率をググっとアップ出来たり、

とまあ、色々な面での成長を得られると思います

そして、弾き込みに於いては

スペインに旅して
公園の泉を目にしたり、
陽気な人々の暮らしを見たり、

ロシアに旅して
凍った湖を見たり、
沢山の渡り鳥の飛び立つところを見たり、

喜怒哀楽も含め、いくら書いても書き終わらないほど
沢山のことを経験できると思います

精読とピアノ演奏、大好きです ♥

ではでは〜

(おまけ)


コメント