ども。MrBachLoverです。リーマンピアノ弾きの皆様の中にはピアノサークルに参加されている方もいらっしゃるかと思います。わたくしの参加しているピアノサークルは個人で借りるのはちょっと大変な会場で、凄く良いピアノで弾きあい会が出来ちゃうので大変気に入っています。今回は9月4日のピアノサークルのレポートの中編です。
今回は雑談コーナーと、isaoさん(ピアノサークル 運営メンバの1人)に頂いた楽譜のことなど、ちょっと書いてみようと思います。

ピアノサークルって、雑談タイムとかあって楽しそう ♥

ピアノは孤独な趣味と思ってる人も多いと思うけど、意外とリアルなコミュニケーションも出来たりするんだよね〜。
雑談コーナー
ダニーボーイの奏者さんに演奏の感想をお伝えしたり、
わたくしのバッハの暗譜についてコメントもらったり、
ショパンの曲や、選曲基準的な話とか、
色々雑談しました〜
雑談(其の壱)暗譜について
isaoさん:よくバッハとか暗譜出来ますね〜
わたくし:暗譜得意ですから、弾いてると思えちゃうんです。
isaoさん:いやいや、ただ弾いてても覚えられないでしょ???
確かに、わたくしは暗譜ばかりして弾いていますけど、
それは暗譜しないと弾けないからなのです(汗)
よろしければコチラの記事もどうぞ。
雑談(其の弐)ダニーボーイ
わたくし:ダニーボーイ、凄く感動しました!
A氏:ホントですか。それは嬉しい。
わたくし:とっても暖かい音がして、SK-6の新たな側面発見って感じでした。
わたくし:凄く綺麗に響いて、プロの演奏かと思いました
A氏:いえいえ、音数が少ないですから。
わたくし:音数が少ない曲だって難しいと思いますけど。。。
わたくし:凄く気持ちよくいいてましたよね???
A氏:分かります? そうなんですよ〜
わたくし:SK-6 の辺りに暖炉の暖かな光景が見えました
A氏:これ、キース・ジャレットが和音付けたんです
わたくし:キース・ジャレット、高校生の頃よく聞いてました。
わたくし:ジャスアレンジって、和音がカッコいいですよね〜
A氏:そうなんです。ジャズ・ピアノとか、ジャズアレンジとか習ってみたい ♥
雑談(其の参)ショパンははもういいかな。
わたくし:いま、ツェルニー40番、ブルグミュラー18の練習曲、バッハをやってます
B氏:それ、演奏上達にベストな組み合わせですね!
わたくし:ソナタや発表用の曲より、短くて練習になる曲が上達の近道だと思ってます
B氏:そうですよね〜
B氏:もう、ショパンはいいかな〜、って思ってます
わたくし:それ、ぼくも分かる気がします
わたくし、高校生の頃はショパン大好きだったんです。
毎日のようにアシュケナージの弾くショパンのCDを聴いていました
でも今はそれほど弾きたいな〜とは思わなくなりました
エチュードだけは別で、凄く練習になるのでちょっとトライしてます
ブルグミュラー『夜明けn祈りの鐘』のポイント
わたくしがブルグミュラーコンクールに出るということで、
isaoさんが、わたくしの為に楽譜入手してコメント記入して
手渡してくれました
isaoさんに大感謝ですぅ〜
以下、ブルグミュラー『夜明けの祈りの鐘』の
演奏上のチェックポイントとなります
ポイント(其の壱)四声
この曲の形式はA-B-A’で、A、A’は、
- 鐘を表しているEsの音、
- メロディー
- 内声(重音)
- バス
の四声。
それぞれ独立して聞こえるように濃淡をつける必要があります
(ちょっと脱線)音色について
日本のピアノの先生は音色に拘る方が多いようですが、
海外だとそうでもないのです
Haruna Pianistさんの動画(1度見たけど探せなかった)
で、次のようなことを話されていました
- 日本のピアノの先生は音色について凄く細かかった
- イタリアでは、音色の指導は皆無。
- 1つ1つの音が綺麗だけでは平凡な演奏になる
- 大事なのは、音楽そのものである
ゲンリッヒ・ネイガウス先生も著書の中で同じことを仰ってました
時には汚い音だって必要だし、ぼやけたた音も必要なのです
ポイント(其の弐)内声の重音バランス
Aパートの内声の重音や、Bパートの3音で構成される内声の
弾き方もポイントの1つ。
重音は、メロディーに来た場合は上の音を出すのが基本。
でも、内声の場合は???
オケでは、この内声を第2バイオリンとビオラが
担当したりします。
どちらも同じくらいの音量で響かせると調和する
和音の色を決める3和音の2番めの音を出すとカラーが出る
内声を抑えすぎず、程よい音量にすると、ブラームス的な厚みがでる
など、色々と遊べるのです
内声のコントロールはピアノ演奏の大きな愉しみの1つ。
わたくしは、『3和音の2番めの音をほんの少し出す』
を採用しようかなー。。。
ポイント(其の参)拍感
演奏途中で、弾きやすさの都合でテンポが
変わってしまうのは一番マズイ。
これやっちゃうと、『はい、拍感ありませんね!』
ということでコンクールではゼッタイに低い点が付きます
だからといって、楽譜にrit, accel. riten. などの
速度に関する指定が無いところは全てインテンポ???
でもありません。
- 突然ピアノに落とす手前では、少し『間』をとります
- 寂しい表情をつける時は、微妙に発音を遅らせます
- 大きな音の跳躍がある時も、自然な『間』を作ります
- ff possibile の前も、エネルギーを伝える為の溜めをいたりします
すべては、楽譜に指定のない話ばかり。
でも、チコちゃんは知っている???
じゃなくて指揮者は知っている。
逆に、ポップスだと全体を通してin tempo必須。
この拍感については、ポップスとクラシックでは全く違いますね〜
isaoさんに大感謝!
このピアノサークルを紹介してくれたのは、isaoさん。
本当に素晴らしいサークルなのです。
毎回、
最高に良いコンディションのピアノ
美しく響く広い空間
で
で弾きあい会ができちゃうのですから。
isaoさんに大感謝です〜
次回のピアノサークル(10月)は発表会と重なっちゃって
参加出来ないのですが、12月は参加したいです!
コチラの記事も、よろしければ。
ではでは〜
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