プロフェッショナルな音楽家とアマチュア音楽家の違い

ピアノ練習帳

ども。MrBachLoverです。リーマンピアノ弾きの皆様のピアノを引く理由は色々かと思います。わたくしの場合、プロフェッショナルな音楽家になりたいと思ってピアノを練習しています。今日は、プロフェッショナルな音楽家と、アマチュア音楽家の違いについて、ちょっと書いてみようと思います。

レモンちゃん
レモンちゃん

キミはプロのピアニストじゃないよね。そんあ違いとか書けるワケ???

わたくし
わたくし

プロフェッショナルな音楽っていうのがポイントだね。音楽の本質的なことが分かっていれば書けると思うよ。

プロとアマの違い

プロとアマの違いは、簡単にいうと
その道で食べているかどうかだと思います

じゃあ、その道で食べていない人は
プロフェッショナルな演奏はできてないって事???

ピアノ演奏で金儲けできさえすれば良いとは思っていない

ピアノ演奏でお金儲けできるようになるには、
わたくしのシチュエーションで考えるなら、

  1. YouTubeで大ヒットして大衆の支持を獲得する
  2. PTNA特級でグランプリを獲得する
  3. ピアノの先生になってお金を稼ぐ

ぐらいでしょうか。

この内3番は、教えることによるデメリットとか
色々あり、わたくし的に選択肢から除外します

目指すのは1番と2番です

ただ、別にピアノ演奏でお金を儲けられるように
なりたいとか、あまり思って無くて、

良い演奏がしたい !

ただ、それだけです

本質的な話

ピアノ演奏のプロとアマのあ違いって、本質的には、
音楽性が豊かで、もう1回聴いてみたい
と思えるかどうかではないでしょうか。

わたくしは、アマチュアの音楽家を
何人か知っています

皆、口を揃えたように言うのうは、
人様からお金をいただく演奏は遠慮する、
ということですねー

アマチュアのビオラ弾きのつぶやき

とあるビオラを弾くアマチュア音楽家の方、曰く、
『ソロは絶対やりたくない。アマオケだけでいい。』
のだとか。

弦楽器の場合、合奏すると別の生き物に化けるのです

オケや弦楽合奏で弦楽器を弾くと、
集団が1つの楽器となり、
全く異次元の美しさを放ち始めます

だけど、ソロは違います

そもそも、楽器が違います
ウン千万円とか、ウン億円とかの
楽器で、ものすごく僅かなピッチの
世界で音をピタリと決めて、
ものすごいテクニックで弾くのです

趣味で弦楽器を弾いている場合、
ソロで人様からお金を頂戴する演奏は
勘弁、って思うのは良く分かります

アマチュアのピアノ弾きのつぶやき(其の壱)

わたくしの演奏を聴いて、
友人が言うには、

大きな穴を開けるかどうか、
ソコだよな〜

なるほど。

プロは確実な演奏をするのです

わたくしは確実な演奏ができていないのです

でも、わたくしの演奏には人を引きつける魅力とか、
面白さとかがある、って話をしてくれました

これ、すごく大事なことです ♥

アマチュアピアノ弾きのつぶやき(其の弐)

アマチュアのピアノ弾きの中で、
観客を入れて数人でピアノ演奏会を
開催する方がいらっしゃる。

そういう方に、有料にしないのかを訪ねてみると、

有料となると、責任が伴うでしょ。
責任取れる演奏となると、圧(アツ)が掛るの。
なので、有料にしないのよ。

という話。

『本質的な話』の結論

今までの話をまとめるとプロフェッショナルな演奏は、

  • 他で聞けない個性的が光っている
  • 確実な演奏ができている
  • もう1回聴きたいと思う
  • お金を払う価値があると思える

ってことでしょうか。

毎回の曲仕上げで置いてる基準

毎回の曲の仕上げで置いている基準は、
自分が納得できる演奏になったかどうか
ですねー

バッハ シンフォニア9番を仕上げた時、
シフの演奏やグールドの演奏と比較して、

自分の耳で聴いて、遜色ない、いい出来だ。

そう思ったときに仕上げとしました

わたくし的にバッハ シンフォニア9番のベストテイクは、
どこに出しても恥ずかしくないです

けど、これ、いつも安定的に演奏できるかというと、
できないんだなー、コレが。

なので、まだまだアマチュア。

ヨゼフ・レヴィーン先生の言うことには…

ヨゼフ・レヴィーン先生の言うことには、
毎日ピアノを3〜4時間、一生涯弾き続けないと
ピアニストにはなれないのだとか。

例えば、8歳でピアノ弾き始めたとして
(欧米ではピアノ習い始めるのが遅めらしい)
15年弾いて23歳で国際コンクール優勝した場合、

4時間x365日x15年=21,900時間

1万時間の法則って、よく聞きますけど2万時間以上ですねー。

しかも、まっすぐ上達する必要がある。

何を言っているかというと、
間違った弾き方を繰り返しても
上達しないという話。

更に、プロフェッショナルなピアノの先生に
きちんと見てもらって、芸術的な演奏を
身につける必要だってある。

ヨゼフ・ホフマン先生曰く『本物の音楽を聴きなさい』

ヨゼフ・ホフマン先生曰く、
アマチュアの音楽ではなくプロフェッショナルの音楽を
聴きなさい、という話。

弾きあい会などでアマチュアの演奏を聴くことは
とても大事だと思います

真剣に音楽に向き合って、一生懸命弾いているのです
とても熱い演奏だと思います

でも、もっと大事なのは、
プロフェッショナルな音楽家の演奏を聴くこと。

ホフマン先生曰く、
『良い音楽を聴くことでしか良い耳は育たない』
のだとか。ホントその通りと思います

プロフェッショナルな音楽家になるために

プロフェッショナルな音楽家になるために、
わたくしの実践していることは

  • 本物の音楽を聴くこと
  • 本物のピアノの先生に習うこと
  • 愚直にピアノ練習に時間を使うこと
  • 一生懸命考えてピアノを弾くこと(練習も含む)

ですねー

次の祝日に関東の某音楽大学が
演奏するブラームス交響曲第1番と第2番
を聞きに行ってきます
ユースオーケストラを率いるベテランプロ指揮者の演奏です

特に、ブラームス交響曲第2番は大学オケで弾いた曲なので
とっても楽しみ〜 ♥

ではでは〜


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