楽器店さんのコンクールについて思うこと。

ピアノ

ども、MrBachLover(バッハ ラバー)です。楽器店さんのコンクール、地区大会も、全国大会も聞きに行ったことがあります。また、審査員についても色々分かってることがあります。なので、ちょっとどういうコンクールなのかを考察してみようと思います

レモンちゃん
レモンちゃん

コンクールなんて、どれも似たようなものじゃないの???

わたくし
わたくし

そう思うでしょ。でも、コンクール毎に特徴あるんだよ

楽器店さんのコンクールの特徴(地区予選)

楽器店さんのコンクールの地区予選の特徴は、

  • 規模が大きい(地区予選→地区大会→全国大会)
  • 大人の部なのに課題曲がある
  • 審査員の人数が多い
  • 審査員は普通のインストラクターさん

といった特徴があります

規模が大きい

そもそも全国展開している楽器店さんですから、
コンクールとか開催すると、結構な人数が参加するようです

つまり、層がめちゃ厚いのです

当然、ピンからキリまでいろんな人が参加されます

中には、え、???、って思う人もいて
そういう人の後に演奏すると、こっちも、

え、??? っていう心の動きをもらっちゃったりします!

不味い不味い。。。。

大人の部なのに、課題曲がある

大人の部なのに課題曲があるんです
で、それがたいていは超マイナー曲。

一生弾きたいと思える曲には、なかなかお目に掛かれないのです
つまり、あんまり積極的に弾きたいとは思わない曲が多いということです

審査員の人数が多い

1回の予選会に審査員が確か6人ぐらい付きます
人数が多いと、芸術点よりミスが少ない人が
通りやすくなります

審査員は普通のインストラクターさん

前述の「規模が大きい」と、6人の審査員、
ということは、必然的に楽器店の社員さん
(=salonコースのインストラクターさん)に
審査員を務めてもらうことになるのです

salonコースのインストラクターさん、
つまり、普通の音大(4年制)および
短大の音大を卒業した方が審査する訳です

地区予選まとめ

プロのピアニストとか、有名な指導者、教育者、とかじゃなくて、
普通のsalonコースのインストラクターさんが
大人数(=6人)で見て審査するのが予選会という訳です

予選を通過するのは、当然ながら

模範演奏に近い演奏をする人

ということになります

尖った演奏、すごく特徴的、個性的な演奏は、
全て落っこちて、海の藻屑のなるのです WWW

でも、唯一の突破口があります

それは、古典。

古典はテンポを一定に保って大きく揺らさずに
弾くのが基本です

とびきり大きなフォルテとか、
超繊細なピアニッシモとか、使わないです

そして、アーティキュレーションがしっかり指定
されていますから、アレンジの隙間が非常に限られるのです

だから、尖った演奏になりがちな個性はの演奏者は
公平に見てもらえる古典で勝負すべきなのです

地区大会は持ち時間5分でチーン。

予選を通過すると地区大会なのですが、
これまた、参加人数が多いということで、
全国大会でも演奏する持ち時間9分の曲を
5分でぶった切られて審査されるのです

これが嫌で嫌で、たまらない、という人もいるみたいです

全国大会、ado「うっせえわ」の「誰か」が…

という訳で、めでたくミスしない人、
模範演奏的な演奏をする人が
全国大会に来るのです

ado の うっせえわ の歌詞に出てくる、
一切合切凡庸な・・・

この後の文章の展開は読者の皆様の想像にお任せします

結論)独特なコンクール

一番最初、2018年に楽器店さんのコンクールに出たとき、
当時習ってたsalonコースのインストラクターさん
(=わたくしのピアノの先生)に聞いた話。

ここのコンクールは、ちょっと癖がある独特なコンクールなの。

この意味がやっと分かってきました

なかなか面白い。

次回は戦略的に予選を攻略してみたい。

ではでは〜

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