ども。MrBachLoverです。リーマンピアニストの皆様、無音鍵盤って使ったことありますか? 私は使ったこと無いんですよね〜。でも、先日、『ロシア・ピアニズムの贈り物』(本)を読んでいたら無音鍵盤で練習したピアニスト兼ピアノ教師の方の話が書かれてまして、無音鍵盤なら、お家にあるよ。ってことで電子ピアノの電源入れずに無音鍵盤で練習してみました。
音が鳴らないのに練習になるの???
なるんだな〜、これが。音が鳴らないから出来る練習ってのもあるよ。
ロシア・ピアニズム黎明期のヘンゼルト先生の話
ヘンゼルト先生は、フランツ・リストが称賛した
とても音色の美しいピアニスト、兼ピアノの先生です
そして、ヘンゼルト先生は手が小さいのに
とても柔軟だったのだとか。
この柔軟な手を手に入れるのに使った手段が、
な、な、なんとー、無音鍵盤。
へー。
ロベルト・シューマンは、
無音鍵盤は使わなかったそうです。
そして、機械で手を鍛えてて、
手を壊した訳ですが、
無音鍵盤なら、確かに、
よっぽどのことをしないと
手を壊しそうには無いですね
紙鍵盤について(ロールピアノならあるけど。。。)
無音鍵盤ではなくて紙鍵盤というものも
ありますよね。
あれって、どうなんでしょう・・・
使ったことがないのですが、
ちょっと黒鍵とか出っ張ってないから
ちょっと使う気にならず、
まだ足を踏み入れていません
でも、運指の確認にはなるんだろうなぁ
あ、そうそう。ロールピアノならお家にありますよー
無音鍵盤、ダン・タイ・ソンが使ってたらしい
ネットで仕入れた情報ですけど、
ダン・タイ・ソンは無音鍵盤で
夜中に練習してたとか。
まあ、頭の中に楽譜があって、
その音と指を繋げるという練習であれば
無音鍵盤でもできますね。
それに、音は頭の中で鳴る訳で、
ダン・タイ・ソンさん、きっと理想の音楽を
頭の中で鳴らしていたのでしょう。
無音鍵盤 DP603 最強なんじゃないか説
ローランドDP603の鍵盤って、
カワイの鍵盤のタッチでもなく、
ヤマハの鍵盤のタッチでもない。
近いのはスタインウェイ。
鍵盤の幅とか、角の付き方とかも
スタインウェイちっく。
そして、鍵盤の重さ/軽さもスタインウェイっぽい。
あれれ、コレって・・・
ローランドのDP603の鍵盤って、
無敵の最強無音鍵盤かも知れません。
ローランド DP603 無音鍵盤で練習した感想
最も本番が近い曲は、
モーツァルト ソナチネ kv.439b第1曲 第1楽章
なのですが、
この曲、どうも今ひとつ、
ノーミスでバシッと弾けません
という訳で、無音でも指が迷わないように
天下無敵の無音鍵盤装置のDP603
で練習してみました
1回弾いてみて、
あれ、ここの指とか、合ってたっけ〜
楽譜を見て復習。
フム〜。
2〜3回練習してみました。
おー、バッチリかも。
音を鳴らして弾いてみると、
???
1箇所だけ間違ってたかも。(汗)
もう1回無音鍵盤で練習して、
再度、音出しして弾いてみたら、
バッチリでした〜
結び:昔は、指で覚えてたけど、今は頭で覚えてる
昔、ピアノに座らないと鍵盤の何処を抑えるか
さっぱり分からなかったんです
人呼んで、トカゲの尻尾奏法。WWWwww-
これって、頭で覚えてないってことですよね。
全然駄目じゃん。
という話もありますが、逆に言うと、
カラダで覚えるまで繰り返し練習した。
偉い。とも言えます
でも、困るのは本番前。
楽譜見ても指番号書いてないところは
指迷っちゃったりするし、エア・ピアノで
指動かす、とかもできません。
本番直前に2,3回リハ練習しておかないと
本番では、ボロボロになったりします
でも、無音鍵盤での練習に慣れれば、
ひょっとして、エア・ピアノで本番前に、
のだめちゃんみたいに膝の上で指動かしたり
出来るのかも。
無音鍵盤、今日もちょっと使ってみようと思います
ではでは〜
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