ども。MrBachLoverです。昨日と今日は事務所出勤でしたので、十分ピアノを練習出来ていないのですが、そんな中、効率の良い練習について少し気づきがあったのでブログに残しておこうと思います。
ピアノの練習に王道なし。って聴くけど、
ホントに効率いい方法を見つけたの???
レモンちゃん、鋭いツッコミしてくれるじゃん。
見方にもよるけど、僕は効率の良い練習方法探せば見つかると思うよ。
テンポの速い曲を弾きまくると練習の効率が良い
モスクワ音楽院時代にラフマニノフ、スクリャービンと一緒に勉強してたジョゼフ・レヴィーンさんの言うことには、
私の不幸は、師匠がテンポの速い曲ばかり私に与えて、
ゆったりしたテンポの曲(=歌う曲)を少ししか弾いてこなかったことだ
という趣旨のことを言っている。
ちなみに、MrBachLover的には、
私の不幸はテンポの遅い曲(=歌う曲)を沢山弾いて、
テンポの速い曲を弾いた経験が極端に少ないこと
である(汗)
さて、本題に戻るが、効率良い練習方法の1つ目は、
テンポの速い曲を弾きまくること!
である。
テンポの速い曲を弾きまくると、
練習時間内に指を沢山たくさん動かす。
ということで、とても練習効率が良いのであーる。
テンポの速い曲の例
例えば、ショパンop.10-4.
この曲は、メチャ速いテンポで弾く必要がある。
いくら速く弾けるようになっても、更にその先のテンポが
要求されるので、いつまでも永遠に上がらない(笑)。
ということは、ひたすら、短時間で練習しまくる日々があなたを待っている!
例えば、ツェルニー40番
この練習曲集は、どれも最終テンポはかなり速い。
なので、ショパンエチュード同様に、練習しまくることになる。
両手を均等に使う曲は練習効率が良い
一般的には、左手が上手く動かず、
曲が仕上がらないというケースが
まーまーあるようだ。
わたくし、バッハそこそこ弾いたので、
左手もよく動く。
そもそも、小学生まで左利きだった。
だから左パートに苦労することはほぼ無い。
両手を均等に使う曲は練習の効率が良いと思う。
両手を均等に使う曲の例
例えば、バッハ パルティータ2番 Sinfonia.
この曲、普通に左手も細かい動きが出てきて、
左右同じように練習できる。
例えば、ショパンop.1o-4.
これまた、左手を右手ど同じように酷使する。
よって、左手もメッチャ良く動くようになる
普段古典派の曲で右手メロディー、左手伴奏型の曲を
多く弾いているなら、
ショパンop.10-4「革命」
を練習するのも左手の訓練になるので大変お薦めである
譜読みが楽な曲は練習効率が良い
譜読みが楽な曲は、どんどん楽譜読めちゃうので、
譜読み力が上がる。
その結果、どんどん新曲をこなせるようになり、
これまた練習効率アップにつながる
譜読みが楽な曲の例
ツェルニー40番は譜読みが楽である
一回きちんと楽譜を読んで、分析してしまえば、
パターンが頭に入って、すらすら弾けるようになる。
すらすら弾けるようになれば、あとは、弾き込んで
テンポアップするのみ。
コレほど練習効率の良い曲集を私は他に見たことがない。
複雑な曲、難しい曲は練習効率が良い
これと正反対なのは、バッハやラフマニノフなど。
譜読みに時間がかかる。
一見、複雑な曲や難しい曲は
練習効率が悪いように見えるが、
読書に速読/多読と、精読があるように、
楽譜を読む場合も速読/多読と精読の
両面を鍛える必要がある
ツェルニーの様な譜読みが楽な曲をいくら沢山弾いても
絶対の絶対に、バッハ、ラフマニノフ、スクリャービンなどが
ぱぱっと弾けるようにはならないと思う
ラフマニノフ、バッハ、スクリャービンはいずれも
和声がとても複雑だし、
リズムが高度に洗練されてる
プロコフィエフも良いと思う
ベートーヴェン、モーツァルト、ハイドンも必要
わたくしは、
ベートーヴェンの交響曲、序曲、
モーツァルトの交響曲、序曲、
チャイコフスキーの交響曲、序曲、
ブラームスの交響曲、序曲、
マーラー交響曲1番、
シベリウス、プーランク、ラヴェルの管弦楽曲
などなど、学生オケ時代にコントラバス奏者として
沢山のクラシック音楽をプロの指揮者の指導も時々受けて、
音楽を勉強した。
初めてのブラームスをレッスン4回で仕上げた話
だから、初めてのブラームスだって、30分のレッスンを4回受けただけで、
このレベルまで仕上げられた。
受けたレッスンは、30分x4回(1回/週なので1カ月)。
しかも、自宅の練習環境は電子ピアノだけ。
サロンの先生、わたくしの曲を仕上げるスピードにとても驚いてた。
毎週ぐんぐん曲が仕上がって行くのをみて、
なんで???
って私を時々見つめていた。
きっと「こう弾きたい」がしっかりあるので、
先生は指導がしやすかったと思う。
ちょとネタばらしちゃうと、実はこの曲、
レッスンに入る2カ月ほど前から独学でひたすら、練習。
自分で一回とことん仕上げた。
だから、4回のレッスンで曲を4分割して
先生の指導を一通り受けただけで、
翌週までに速攻で演奏に繁栄できた。
しっかり準備すると、とても効率良く
指導内容を吸収できると思う。
ベートヴェンについて
私はあまりベートーヴェンには興味はない。
交響曲4番エロイカを学生オケ時代、超弾き込んだし、
ベートーヴェンのエグモント序曲も弾いたし、
学生オケの運営資金稼ぎの小学校をめぐる
ジャリンコ・コンサートでは、運命1楽章を弾きまくった。
クラシック音楽が趣味だから、
ベートーヴェンの交響曲、ピアノ協奏曲、
ピアノ独奏曲、など、一通り飽きるまで聞いた。
ベートーヴェンの何たるかは理解している。
エネルギーに溢れ、ロックのノリがあり、人間味に溢れた音楽だ。
でも、ベートーヴェンはそのうち
ピアノでいっぱい弾きたい、
とも思っている。
本日の朝練
ツェルニー40番 練習曲9 4ページ目をまず、机上で分析。指番号とかも確認した後、
4ページ目だけ1回弾いた。ふむ。ここで左右の音があうのか、とか、いろいろパターンを
掴んだ。
次にショパンエチュードop.10-4.
テンポアップの練習を中心に、
ところどころ間違えやすい箇所があるので
部分練習も少し行った。
お次はバッハ パルティータ2番 Sinfonia.
あまり家を出るまで時間が残っていないので、
軽く1回通しておしまい。
本日の夜練
ショパンエチュードop.10-4を30分ほどひたすら練習。
続いて、バッハ パルティータ 2番 Sinfonia を1回通し弾きしておしまい。
結び
本日の練習は、ツェルニー、ショパン、バッハでお腹いっぱいになりましたー
ハノン一切なし。
指の運動一切なし。
スケール練習一切なし。
効率的な練習のご紹介でした。
ではでは〜
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