ども。MrBachLoverです。わたくしはピアノ独学歴が長く、中1〜高校3年までの6年間ピアノを独学。その後、40歳からピアノ再開するも、2年でまたまた独学に戻り、50歳までピアノ独学しました。という訳で今回は、わたくしの(クラシック)ピアノ独学のスタイルをご紹介します
ピアノ独学で上級者になるのは普通ムリだと思いますけどー。
独学でも、やり方を工夫すれば上級者になるのも決してムリな話では無いと思うよ。ポイントは模範演奏と音楽的センスの身につけ方かな〜。
前置き:ピアノ奏法は師匠から伝承するべきもの。
まず、前置きしておくと、ピアノは師匠から伝承するべきものであり、
素晴らしいピアノの先生を見つけて習うのが最善なのです
ピアニスト反田恭平さん、ピアニスト横山幸雄さんなど一流ピアニストさん、
ジュリアード音楽院卒など、有名海外音楽院卒のピアニストさん、
東京藝大、桐朋学園大、東京音大卒のピアノの先生、
地方音大首席卒業・優秀成績で卒業のピアノの先生、
ヤマハ音楽教室でトップレベルの演奏技術を身につけた先生、
世界トップレベルのピアニストのお弟子さんんの先生、
とか、上手な先生に習えるなら、
多分独学する必要はないと思います
ただ、ピアノが上手いからと言って教えるのが上手ではない
といったケースもありますので、
先生が自分に合わないな〜、という場合、
一時的に独学に切り替えるのもアリかと思います。
ピアノ独学が有力な選択肢となり得る場合
次のような環境の場合、
- 素晴らしい先生が回りにいない
- レッスン代を親が払ってくれない
- 親がピアノを習わせてくれない
- そもそも習うということが頭にない(中学・高校時代の私)、
独学というのは立派な選択肢となります。
ぶっちゃけ話、
えー、この先生のピアノの音色、全然嫌い、とか、
確かに先生の指は回ってるけど演奏が心に響いてこない、とか、
感じちゃった(汗)場合、…
そんないまいちな先生に習った場合…
いまいちな先生に教わるデメリット
いまいちな先生に教わることのデメリットを記します
※私が受けたいまいちの先生の体験レッスン、および、
友人に聞いた話を元に書いていますので、
あしからずご了承ください。
- (習う先生によっては)ハイフィンガーが身についてしまう
- (習う先生によっては)鍵盤の底まで押し込んで弾くことが良いことだと思ってしまう
- 肘をくねくねして演奏してしまう⇒演奏が安定しない
- カラダを揺らして演奏するクセが付く⇒演奏が安定しない
- 汚い音が染み付いてしまう⇒修正するのに5年とか掛かるらしい
- 音楽は楽しくないものだと思い込んでしまう
- ピアノの練習は苦痛だと思い込んでしまう
- レッスン代が掛かってお金が消えていく割に上手くならない
- いまいちな先生のレベルを生徒が越えられない
ピアノ独学のメリット
次に、MrBachLoverが考えるピアノ独学のメリットを紹介します
- レッスン代が掛からない
- 自分で考えるチカラがつく
- 客観的に自分の演奏を聴くクセがつく
- 変な奏法を強制されない
- 独自のスタイルにたどり着ける可能性がある
- ピアノを習った時に半端なく伸びる可能性がある
一見、良いことばかり(!?)書いてますけど、
実際のところ、ピアノの独学は茨の道。
下手をすると迷子にもなるし遭難もしますし、
ヘンテコなクセだって身についちゃいます WWWwww−
なのでくれぐれもご注意を。
MrBachLoverの独学スタイル
わたくしの独学スタイルは、
- 練習曲集を中心に練習する
- 音楽的なセンスを磨く 〜ピアノピースを弾く〜
- アーティキュレションにこだわる
- 模範演奏を徹底的に真似る
とまあ、こんな感じ。
以下、詳しく説明しますね〜
練習曲集を中心に練習する
私が取り組んだ練習曲週は、
- バイエル(全曲)
- ツェルニー100番(全曲)
- ツェルニー30番(多分半分ぐらいまで進んだと思う)
- ブルグミュラー25の練習曲(全曲)
- バッハ インヴェンション(6番までしか進まなかった)
- ハノン(前半の指の練習を日課としていた)
って感じですねー。
音楽的なセンスを磨く 〜ピアノピースを弾く〜
ピアノ習ってなかったので発表会は無かっったですけど、
大好きな曲のピースを色々と、すっごく頑張って弾きました
- ベートーヴェン エリーゼのために
- ドボルジャーク ユーモレスク
- モーツァルト K.V.545 (家にあったソナチネに入ってた!)
- モーツァルト ロンドニ長調 K.V.485
- ドビュッシー 月の光
- ドビュッシー 亜麻色の髪の乙女
- ショパン 前奏曲週より「雨だれ」
- ショパン エチュードより 「革命」
ショパン『革命』は、自分の中の高校卒業試験(!?)って感じでしたー
アーティキュレーションに拘る
ブルグミュラーもツェルニーも、
めっちゃアーティキュレーションに拘って弾きました
アーティキュレーションは独学だと疎かにしがち。
高校時代のめっちゃピアノ弾ける友達に、ちょっと教わったところ、
ブルグミュラー25の練習曲をアーティキュレーションに拘って練習すると
ピアノ上達する、と言われて、やってみたところ、
すごーく効果があったように思います
模範演奏を徹底的に真似る
中学生の頃は、校舎で流れてきたクラシック音楽を聴いて、
ひたすらミミで覚えて、
お家のアップライトピアノU1で楽譜を読んで、音を並べて、
あーでもない、こーでもない。ひたすら練習。
高校生の頃は、
アシュケナージのCD聞きまくって、ショパン 雨だれ 完全コピ
サンソン・フランソワのショパン 革命 ひたすら 完全コピ
って感じですかねー。
実家のU1、もう手放しちゃったけどホント良い音してたな〜。
結び
わたくし、学生の頃は諸般の事情でピアノは習ってなくて、
社会人に入り仕事どっぷり。その後、40歳になって余裕が出てきて
ピアノ習い始めたんです
で、ピアノ習うとすごく効率良く上手になれて、嬉しかった〜。
独学時代の経験は色々と役に立ってると思います
コチラの記事で、40歳でピアノ2年習った後に自撮りした動画を紹介してるので、
ご興味ある方はどうぞ。
ピアノ2年習って、また独学時代に戻り、その後、50歳で1年ピアノ習ったんです
その頃のピアノの演奏をこちらの記事で紹介しているので、よろしければ。
(おまけ)厳しい先生はパスしますー
サラリーマンがピアノを習う場合、
会社でストレスがいっぱい。
それでもって、ピアノのレッスンで、
先生に叱られながら習うなんて、
まじ、ありえな~い。
わたくしは褒められてのびのび成長するタイプなので、
今のピアノの先生お二人とも、ベリーグーです
ではでは〜
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